10月18・19・20日と島根県の隠岐群島に旅行に行ってきました。
リーグ戦10月大会、河北芸文大会、喜多方秋季大会と連続した大会も一段落し、11月の菊まつりリーグ戦の案内状送付とコロナワクチン接種や事務作業も済みました。1月のリーグ戦の会場予約と山形の大会も終わしたし、これで何とか旅行にも目が向けられます。
玉若酢命神社で女房と知人の奥様・左と
隠岐の空港を出ると早速神社を見学。神社と神社に保管されている駅鈴、印鑑は国指定重要文化財。
旅行は山新観光の広告に応募したのですが、知人の奥様と偶然一緒になりました。
遊覧船
一日目はすでに午後の日程。隠岐は4つの大島と約180の小島からなる群島です。最も大きい島である島後の西郷港を出港してろうそく島という奇岩を見に行きます。中型遊覧船で沖に出るとだんだん揺れが大きくなってきました。
ローソク島
波の揺れと窓枠が邪魔してシャッター切りがなかなか難しい。でもバチバチ撮り続けたらそれなりにうまく収まりました。ローソク形の頭に小さなシンがあり、ここにたまたま夕日が重なるとそっくりローソクになります。惜しいかな赤い夕陽ならバッチリだったのに・・・帰りは揺れと波しぶきを楽しみました。
西郷港
2日目は島後から3つの島からなる島前の西の島へ向かいます
フェリーで向かう
島後の西郷港を後にして
デッキに出たら風が強い。波がこの程度でも風の方は意外に強く思わず帽子を押さえました。これで波が高くなったら風はどうなるの、内陸者の我らにはわかりませんね。
快速ジェット
途中の港で一時停止
ほう、やっぱりいちいちロープでつなぐのですな。
バスに揺られて着いた所は代表的な名勝、摩天崖
257メートルの垂直崖は日本有数
奇岩
巨大な岩の架け橋、通天橋
岩の造形美が集中するこの辺は国賀浜と呼ばれています。
ディーン、セーラと女房
アメリカ人のミセスセーラは山新観光の社員で今回の添乗員です。お住まいは長井市。会社には外国の男性社員がもう一人おられるとのこと。彼女の発音はガイドさんより大きくはっきりしていて難聴の雲爺には一番助かりました。セーラは今後はアメリカの生徒たちを大勢呼んで山形県を紹介したいとのことです。素敵な頑張り屋さんでした。
岩屋の中にも神社が
隠岐には250ほどの神社があります。さすが神の国島根。
由良比女神社
漁業の神様由良比女命とイカにまつわる伝承が残る神社です。付近の入り江には「イカ寄せの浜」があります。
3日目は島後に戻りモーモドームで牛突き
遠流の刑で隠岐に渡った後鳥羽上皇が牧畑で元気な子牛と子牛が角を突き合わせている戯れている光景を興味深くご覧になり、それを見た里人たちが上皇をお慰めしようと雄牛を集めて戦わせたのが隠岐の牛突きの発祥と言われています。
国分寺旧本堂跡
流刑に遭った後醍醐天皇が再興を期して一年間ここに留まりました。
旧国分寺跡
礎石の大きさに注目
明治の廃仏毀釈で消滅したが現在は金堂が再建されています。
巨樹 かぶら杉
白島展望台より
屋那の舟屋群
舟は海水に浸しておくと長持ちしないため小屋に引き上げます。近年のインフラ整備でここ一か所に移されました。丹後半島の伊根の舟屋が有名ですが、このようにまとまったところはここだけです。
ー 解説等は隠岐紹介のパンフレットなどから引用しました ー
10月22日
県南囲碁会事務局 平吹