第16回 河北新報杯争奪仙南囲碁大会に遠征参加
2019.09.30(17:41)
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そんなんで雲爺はうわさに聞く河北新報杯に参加してきたんじゃよ。
時は9月29日、所は宮城県の大河原町金ケ瀬公民館。お天気は秋の半ばに差しかかりまずまずじゃった。お連れさんは南陽愛碁会会長の高野氏、それに白鷹の大滝氏の3名だったが大滝氏は都合が悪くなり欠席となった。
河北新報杯は大がかりな大会とは聞いていたが参加者が81名とは正直驚いたぞ。
白石市周辺の連携地区からドッと集まって来られるのじゃな。10近い団体が協力し合いこうして囲碁文化興隆に尽くされておられるのじゃから素晴らしいの一言に尽きる。
ところで雲爺は得意のボケが作用して大事なカメラを持って行くのを忘れてしまったから、そんなん様子を絵に留めさせていただいた。とにかく広いホールが人だらけっちゅうやつじゃったな。
戦績については今回はお休みという事に・・・・個人のことより大会が優先するわけじゃからのう。
ここでうれしいことを一言。
会場で山元町の事務局の方が私の住所を聞いてこられました。後日私に大会の案内状を送られるとのこと。さすがに山元町と聞いたときには足が固まりましたが、でもこれは名誉であり有りがたいことです。今まで仙南地区の大会に3回参加しましたが、そこで山形県の県南地区を覚えてくださったのでしょう。爺も長年新しい方には極力大会への勧誘を行って参りましたから事務局の方のご苦労はよく分かります。事務局の一番大事な仕事は囲碁を盛り立ててゆくためにメンバーを増やすことなのです。喜んで参加させていただきたく思っています。
ところでこの写真は20年前のなつかしき南陽囲碁会の秋の菊まつり大会の時のものなんじゃがのう。
この大会は参加者は60名じゃった。最盛期にはもっと多かったが、時代とともに人数は減少して恥ずかしながら最低20名にまで落ち込んでしまった。それからというもの盛り返して現在は60名ぐらいまでになっているが宮城県程までには到底届かんわのう。それでも努力だけはしているつもりじゃ。
それにしてもあのころはみんな髪の毛が黒々していて良かことよのう。今や昔じゃ。
左手に立っている少年は現在山形県の囲碁界を背負っている太田尚吾氏なのだがこの大会で見事初優勝を飾られた。
澄み切った秋空に蜘蛛が餌を求めて対決している。餌はハエの様。
勝つか負けるか、勝負の世界は碁に限らずここにも存在しています。
盤上に置いては全知全能を振り絞り黒白を決すべく競い合いますが、蜘蛛のように命までは賭けません。
見てほしい、この蜘蛛の糸の美しさを。まるで碁盤の目そのものじゃないですか。蜘蛛もきっと碁を知ってるのだと思います。
石をどの位地に置くかで勝負が決まる、碁はなんと面白いゲーム、否、最高の技芸であることか。人間が生存する意味は競い合って努力することに有ります。
秋たけなわ、生垣のあけびは大きな実を結びました。
夏の日盛りを生きてきた庭の植物はまだまだ元気、緑の濃さが目に焼き付く。
柿の木の樹齢はかなりになるが身丈はまだ伸びている。収穫が年々大変になる。
さあ、この企画の締めはまたまた我が家の愛猫ララちゃんにお願いしました。
隣のアパートの庭先で今日も日光浴させていただいてます。
県の条例かなんかで猫は外に極力出さないでみたいなのがあるようです。岩合さんの「世界ネコ歩き」の番組も肩身が狭いんじゃろうか。我が家は避妊処理は済みです。トイレ管理、帰りの足洗いや体拭きなどうちの女房はようかまってくれます。餌やりとトイレが終わってからドアを開けて外に出してやるぐらいはわしゃもやっておりまんねん。
思いっきりストレッチしてみい、人権ならぬ猫権も見てやらんとのう。家に閉じ込めてばかりいると根性悪くなるぜい。
9月30日 県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
9月8日 白石囲碁同好会の月例会に参加してきました。
メンバーは橋本、船山、平吹、高野
宮城県の南部地区では福島県の一部の北部地区を含めて県南大会を開催しています。白石囲碁同好会さんも当然メンバーです。各地区は担当日に大会を主宰し各地区が協力して参加し合うシステムになっています。私どもの県南囲碁リーグ戦と仕組みは似ています。大会名称も県南がついているところまでそっくりです。
親しみが持てる点があります。ポイント制をとっている点です。原理はほとんど一緒です。
ただポイントの運用の仕方が違います。我々は統一ポイント制を採っており次回の開催地区の大会に持越したポイントが適用されますが、そこまで同じではなく各地区は独自のポイントになっているようです。
開催は年180回ほどあり2日に1回とは驚きです。7割参加の方がおりました。
会場の白石中央公民館
南陽から白石までは車で約1時間、快適なドライブコースです。
窓からの遠望
橋本八段 全勝優勝、船山八段 4勝1敗、 平吹四段、高野三段 3勝2敗 と好成績。
11月の南陽菊まつり大会に白石市、柴田町から参加していただけるとのこと。有りがたく楽しみにしております。
9月9日 県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
それでも参加者36名 堅城県南囲碁リーグ戦 米沢大会
2019.09.05(00:10)
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夕されば 門田の稲葉 おとづれて 芦のまろやに 秋風ぞ吹く
源経信
春夏秋冬日本人だから分かるこの気持ち
雲爺は今までは夏までが好きじゃったが、これから冬に向かってひたぶれてゆく季節こそ新しく好きになってみたいと思っとる。
台風が近づいて今日は暑さが戻った。好きな草花 葛が道に押し寄せて
いわし雲と葛が高さ比べ
老いる白竜湖
年々水深が浅くなっており水の色は一面褐色。菱草の繁茂を抑えるべく自然を守る会が刈り取りに立ち上がった。
9月の大会は2年ぶりで米沢が会場。玄関口の米沢駅。
米沢駅の思い出は何と言っても乗り過ごしじゃな。山形に車で通勤していた頃、酒を飲めば当然電車で帰るわけだが、時折赤湯駅を通過して米沢もしくは福島まで乗り過ごした。羽前中山あたりまで何とか正気でいてもそこまでが限度じゃった。
駅前には平和通りと住之江通りの2本のメイン通りが延びている。高校時代はデカンショ履いてよう歩いたな、昭和37年のころの遠い昔じゃ、雲爺はあと何年生きられるかのう。
ジャ~ン 佐藤 有弘一座到着。
今日の大会を取り仕切る恒例のスタッフとプレーヤーが一緒に。
9月1日 米沢大会 会場は松川コミュニティセンター
前夜は事務局長や私どもスタッフが準備作業。重い碁盤など赤湯から運んできました。
テリトリー外とはいえ大地区、米沢で開催せぬわけにはいきません。
広い駐車場が自慢、100台強収容可能。
強力スタッフがスタンバイ
今回も喜多方から強力6名の参加をいただきました。
会場は広く明るい。市内でも一番広い公民館。地元の方は以外にも知らないようで不思議なことだ。
参加者は36名、4リーグ編成。
人数は珍しく40名を割った。よくよく見ると4地区が不参加であったがそれでいて40名に迫っているのだからこりゃどうじゃ、ベースがしっかりしているから少々雨風あっても県南リーグ戦は倒壊せず堅城を保っている。
南陽囲碁会の橋本会長があいさつ
テーブルに一組配置だから上山大会の時みたいに隣の方の石を拝借などのトラブルはない。
今回は新しい方と若い方に照準を合わせ紹介をする。
右の長谷川八段は南陽市から初参加。トップクラスに又強力な方が加わった。
左の佐藤一則六段は喜多方から初参加。今後もよろしくお願いいたします。
右の工藤八段は山形大学を今年卒業して、天童の製薬会社に就職。しばしの休場を経て参加。早速実力を発揮しAクラス優勝を果たす。
左 Bクラス優勝の五十峯六段。 右 喜多方の江川五段、先月大会に続いて好成績で次回は晴れてAリーグに進出する。この碁はお互い大石を取り合う殴打戦。最後は五十峯六段が制したが、江川五段、ご高齢ながら益々なんでもござれなんじゃよ。
右 山大生の長谷部四段 今回は勝ち越し。
右 山大生の鳴海三段 Dリーグ準優勝
左 山大生 滝田七段 勝ち越し 右 和久六段 今回はアルバイトのため試合には不参加
Aリーグ 左から 準優勝 朝倉八段 、 優勝 工藤八段、 三位 橋本九段
Bリーグ 左から 三位 江川五段、 優勝 五十峯六段 、 準優勝 遠藤五段
Cリーグ 優勝 石上五段
Cリーグ 左から 準優勝 来次四段、 三位 平吹五段
Dリーグ 左から 三位 加地四段、 優勝 佐々木二段 前回に続いて連続入賞と好調 、 準優勝 鳴海三段
これは私、雲爺こと事務局平吹の閻魔帳ならぬ未公開記録帳なのじゃ。何が書かれておるか申し上げればじゃな、南陽囲碁会時代から現在に至るまで他でのものも合わせ自分の打ち碁のおおよその戦績の記録簿なんじゃ。よう付けてきたもんじゃよ。入会当時のものもあるぞ。漫然と碁を打ってこなかったと言えるわなあ。その割には上達していないのが大いに物足りないがのう。
このページは南陽囲碁会入会当時の頃からの月例会とリーグ戦の戦績が主になってます。この中で赤丸がついているのは主に4勝1敗を示します。そこで申し上げればこの4勝というのがキーポイントになります。これを増やすことで昇段への道が開けるのです。
某氏に申し上げたい。某氏はこの4勝がここ数年つかめていないようです。これがないと崖を這い上がるのはとてつもなく大変でしょう。3勝勝ち越しで満足していては困まるのです。4勝をつかむ強い気持ちで試合に臨むことを僭越ながら申し上げさせていただきます。
9月4日 南陽囲碁会事務局 平吹