全方位超広域棋戦が名実ともに誕生☆日本棋院村上支部大会に県南勢が初参加
2024.05.27(20:10)
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全方位超広域ってなんだい?
分りにくいでしょ、では解説しましょ。
このグーグルの航空地図を見てください。地図の中央にわが山形県の南部、置賜盆地があります。
ここを基点に西に目を転ずると日本海に沿って遠く新潟県の村上市があります。そして東を辿れば宮城県の白石市を中心とする仙南地区があります。さらに南に転ずると福島県の福島市や会津盆地の会津若松市、喜多方市があります。そして最後は北に転ずれば山形市や村山地方があります。さらにそのまた先には山形県を突き抜いてはるか遠くに岩手県の奥州市があります。
このいわゆる東西南北に位置する遠路より県南囲碁リーグ戦に参加者の方が揃って来られることになったのです。
このたび県南勢が新潟県の村上市の日本棋院村上支部の大会に参加したのですが、代わりに支部の方から6月2日の第100回県南囲碁リーグ戦に参加いただけることになりました。当日は白石を中心とする仙南地区からも久しぶりに参加されます。これにより名実ともに県境を越えて5地区すべてが参加する 新生、全方位超広域棋戦、県南囲碁リーグ戦 が実現することになります。全国を見渡してこんな常識を超える地方棋戦は他にあるものでしょうか、「んだがらなんだ」のレベルではありますがのう。🤪🎇
ここは新潟県の村上市にある生涯学習センターですが、今日5月26日にここで日本棋院村上支部の大会があります。私ども山形県南勢のメンバーが初めてご招待を受け4名が参加しました。私どものために大会を設定してくださったのです。
リーグ戦のご常連と私雲爺の4名で参加しました。
対局場の和室
村上の庄司さんから試合の説明があります
開始
県南のキャプテン、大滝さんと村上の幹事長の長谷川さんが対戦
長谷川さんは支部の実力者です。
県南の石上さんと新潟県の大会で優勝実績を持つ小松田さんの対戦。
小松田さんは山形県の地区対抗戦では準優勝されています。鶴岡支部の会員でもあります。
県南3人目は小国碁楽会会長の加藤さん。
左は村上支部の庄司さん
村上、長谷川さんと県南、加藤さん
右は村上の美濃さん
長谷川さんと石上さん
窓から市内風景
村上支部さんと県南とで交流を図るべく、かつて雲爺と南陽囲碁会の会長とで話をしました。平成28年には喜多方支部と交流が出来るようになったので新潟県と宮城県を次の候補に立てました。この頃には県外に目を向けなくてはリーグ戦の将来は無いと見ていたのです。
でも村上支部への交流構想は残念ながら事情により止めることになりました。今思えばまさに痛恨事でした。運命論ですがあの時行動していればもっと早く交流が出来ていた可能性は高かったかもしれません。村上さんは交流に前向きな団体とお見受けしております。一方今ではどこもそうですが村上さんにも会員の方の高齢化が進んでいます。さらに何と言っても置賜と村上は車で片道2時間はかかる厳しい状況があります。これを克服しての交流になります。
村上側で優勝の方と長谷川さん
見守る中で最終戦
優勝、村上の さん
準優勝、村上の小松田さん
県南4名の成績は6勝14敗と振るいませんでした。初対戦でしたが村上支部の強さを自覚させられました。
今回のお土産は6月2日の県南囲碁リーグ戦に長谷川幹事長、小松田さんともうお一人方の3名が参加していただけることでした。長谷川幹事長さんは市議会の議員さんでお忙しですが行動的な方とお聞きしています。5月のリーグ戦にはわざわざ視察に来らており私どもは大変勇気づけられました。今後の村上さんとの交流に希望が湧いて心強くしているところです。
置賜から村上までは遠いですがその代わり風光明媚なドライブが楽しめます。
今回の村上訪問のきっかけは岩手県奥州市の狩野さんからのアドバイスによるものでした。狩野さんは各地の実力者の知識を多く持ち合わせており、今回も村上を調べた方がいいのではとのメールをいただきました。もともと村上対策はありましたから再チャレンジと相成ったわけです。
今日NHKの囲碁フォーカスで新潟県出身のプロ棋士、関達也氏が全国の碁会所を一人で訪問してその窮乏を訴える放送がありました。そこで彼は自分は連絡の取りずらい地方と地方をつなげる役割を果たしたいと話していました。これはまさに超広域県南囲碁リーグ戦の理念目的そのものをも代弁していただいているように思えます。
すごいですね関さん、日本棋院の棋士ですが彼は中央からでなく日本の末端の地方の現状を目で確かめ、上伸しているのです。地方と地方をつなげる・・・まさに雲爺の交流構想と通じる思想でないですか。碁会所は予想以上に減少しているとのことですが囲碁団体も同じ状況に置かれています。最盛期は単独経営が可能でしたが現在はお互いに助け合って交流を計らなければ存続出来ない時代なのです。
でも身内で楽しめばいいとする団体も多いのも現状ではあります。
関さんは全国行脚の最初の地として狩野さんの岩手の囲碁センターを訪れています。そこで狩野さんは早速関さんを夜の席にお招きをするとともに、一緒に各地の碁会所などへの案内役も努めています。もともと世界を股にかけた国際派の狩野さんですから、さすが機敏かつ活発な行動力に敬服しました。
【画像はグーグルアースを使用】
新潟県の坂町から国道7号線で村上に向かいます。国道は日本海の海岸に沿って北上しており冬は厳しい季節風が吹き込むため、防風、防雪柵がどこまでも伸びています。
【画像はグーグルアースを使用】
村上インターチェンジの所で左に折れていったん山中に入り、それから村上の町中に入ります。
【画像はグーグルアースを使用】
村上の駅
ここから対局場の学習センターまでは近いです。
【画像はグーグルアースを使用】
5月27日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
第100回県南囲碁リーグ戦南陽大会は参加者50名超の盛会に
2024.05.23(15:02)
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大地の精を受け植物は今年も青々と命を咲かせました、神の従者のたたずまいをして・・・
活動的な6月です
この絶好の季節に県南囲碁リーグ戦は100回目の開催を迎えます。
6月2日、南陽市のえくぼプラザでの開催ですが、参加者は50名を超える見通しとなりました。
記念の大会にふさわしい盛大な大会になります。これはひとえに広い地域からリーグ戦を応援していただいている多くの皆様のお陰です。ありがとうございました。
当日は南陽囲碁会のお家芸である5リーグ制形式で皆様をお迎えいたします。賞品一杯持ってっておごぇ。
5月23日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
寒河江氏の興亡・西村山地方のポケット中近世史
2024.05.17(19:35)
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寒河江城の名残をとどめる石碑が寒河江小学校の敷地の一角にひっそりとたたずみます。
寒河江氏は鎌倉幕府初代政所別当の大江広元を祖とします。大江氏として約200年続きました。南北朝期は後醍醐天皇の南朝に付き幕府の北朝に敗れ、大江氏は寒河江氏と名称を変えることになります。以後寒河江氏は約200年存続し最上氏との戦いで1584年に滅亡しました。
【画像はグーグルマップより、解説はウィキペディアより参照しました】
漆川古戦碑
南北朝時代の1368年に南朝に付いた第七代大江茂信らと室町幕府鎌倉公方足利氏満・羽州探題斯波兼頼・奥州管領大崎直持が漆川(現月布川)で戦闘となり、大江側は茂信はじめ一族61名が犠牲になる大敗を喫しました。(漆川の戦い)
その後大江氏から寒河江氏を称することになり寒河江城の整備が始まりました。
【画像はグーグルマップより、解説はウィキペディアより参照しました】
話は飛んで今度は寒河江城の支城、左沢の楯山城を正面に見ています
南北朝期第六代時茂は寒河江荘を子や兄弟に分割し多くの城や楯を築かせ北朝の攻撃に備えました。ここはその一つです。
左沢は最上川の流れに臨み、五十川渓谷を経て置賜地方と村山地方を結ぶ軍事上の要地でした。寒河江の平野が眺望出来る楯山の上に左沢楯山城が築かれ左沢氏が入りました。
別名日本一の公園、楯山公園は抜群の見晴らしで有名です。
公園から奥の楯山城跡を見上げます。地形は厳しく難攻不落です。
頂上に向かいます
こんもり盛り上がった本丸跡
階段がある
休憩所になっている
1385年に伊達氏の侵攻により寒河江氏と同じく大江広元を祖とする長井氏が滅ぼされてしまうと五十川渓谷に沿って伊達氏と接することになり左沢の重要性は増しました。左沢は寒河江氏から独立を強める動きを取るようになります。
【解説はウィキペディアより参照しました】
カット写真はずいぶん前のものです。何とかブログに挙げて処理しないとスマホに残りっぱなしになって困っていました。こうしてようやくオープン出来ました。ブログ作業は時間がかかり正直疲れます。
寒河江城の支城、貫見楯遠望
さらに話は飛んでここは左沢から月布川に沿って伸びる県道27号線を車で延々奥まで入った貫見(ぬくみ)という所です。少し奥に柳川温泉があります。向こうの林の中に寒河江城の支城であった貫見楯があります。
貫見楯は寒河江氏最後の十八代当主高基が最上義光に攻め込まれて逃れてきたところです。
最上軍3000に対し寒河江氏は700、衆寡敵せず、高基は貫見館主松田彦次郎に迷惑が及ぶことを避け、さらに奥の御館山上に登り、三家臣とともに自刃し、家臣十二人は麓の要害で最上軍の追撃を防ぎ高基自刃の後に自害し果てたのでした。
貫見楯の平らな曲輪跡です。何百年経過していますから原生か人工かわかりませんが杉の大木が林立しています。
曲輪のヘリは急斜面になっており敵からの防御には絶好の地形です。
段段状になっており戦いやすい形状です。
麓の要害には家臣十二人の墓所がありました。
地元の方にめぐり会えて文献などからは見えない貴重なお話を伺いました。平成十六年に大江高基公四百二十回忌法要が行われています。
雲爺が中学校の頃、亀岡という離れた地区の小山でこちらと向こうの子供たちとの間で喧嘩があり仲裁に入ったことがあります。この頃はまだ昭和の前半で車などの行き来は少ない頃でした。縄張り意識が残ったりして隣の村は変な目で見られる風潮がありました。この頃の日本は文明開化も依然途上中みたいで、言ってみれば戦国時代の人間の意識に近いものがあります。目を外に転じてみましょう。お隣の中国も同系で敵意識が強い国ですね。この国は国家が外国や自国民を同等の目線で見ません。古代から現在も戦い続けっぱなしの戦国ですから人道主義、民主主義の何たるかがわかっていない本当に遅れた仮大国と言えるですね。
5月18日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
リーグ戦の帝王、太田尚吾九段が山形県囲碁大会で11度目の優勝。
2024.05.13(11:54)
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雨に濡れてみずみずしい ジャーマン・アイリス
つぼみは順繰り開花を待つと言うから面白いことです。5月の庭は今命がみなぎってます。
県南囲碁リーグ戦の帝王 太田尚吾九段(左)は今や男盛りの30歳代半ば。
プロでは井山氏と年齢は同じのようで歩んできた戦歴も不思議とダブっているんですね。まさに帝王同士と言っていいでしょう。恐れ入りました。 🌞🌟
彼は先日12日に行われた第68回山形県囲碁大会で11度目の優勝を飾りました。今エネルギー満タンで万全の優勝を果たしたと言って過言ではないでしょう。彼はここ2年ほど調子を落とし気味でしたが、今年は心身ともに充実されているのでしょう、王者にふさわしい優勝を手にしました。この後に続く東北六県大会の活躍にも期待が大きく膨らみます。
太田尚吾氏は四歳の時初めて碁石に触れたのが碁の始まりとのこと。少学三年生でおじいさんの所属する青雲会に入会すると会員を次々に破るようになりました。
この写真は平成11年に彼が小学6年の時に南陽市の赤湯で行われた山形県支部三段位以下対抗戦の時のものです。中央あたりに半ズボンで座っているのが太田少年です。あの頃には珍しい子供棋士が大人に挑みました。
そして米沢の興譲館高校の高校生になると、天才少年として一年の時に山形新聞の取材を受けています。もうこの頃には全国の大会に参加して多くの素晴らしい成績を残しています。
今年2月より太田氏には恐れ多くも県南囲碁リーグ戦に適時参加していただけるようになりました。対局では早くも多くの皆さんが取り巻いて観戦です。
雲爺は県下でダントツの実績を誇る太田氏にお近づきをいただきました。それはある日彼に緊張しながらお電話をしたことから始まりました。その背景には太田氏が高校1年生の時に興譲館の校長先生に囲碁クラブ創設のお願いをしたところ許可されなかったということがあります。そして最近同じ米沢の九里学園でクラブを作るやの情報を耳にしたことで九里の校長に電話でその辺の確認を取りました。結局その話は成立しなかったのですが、こんなことがきっかけとなり太田氏にリーグ戦に参加していただける状況が生まれるとともに本当のご返事をいただいたのです。まさかこのようなこと予想出来ませんでしたからまさに運があったとしか言えません。事実は小説より奇なりといいますが、これは偶然は小説よりも奇なりの方がぴったりするようです。物事というもの自分が考えを起こせば、その後は偶然が成り行きを決めてくれるものかもしれませんね。
太田氏からは「今回の優勝はリーグ戦に参加させていただいたことが大きな要因になり得た」などと何ともったいないコメントをいただきました。雲爺といたしましては「リーグ戦で泥にまみれる帝王になることも必要では」なぞと冗談半分に申し上げたところではありましたが、結果としては良い方向に向かわれたのでしょうか。
太田氏のご参加によってリーグ戦はマイナーからメジャーに転換出来そうです。リーグ戦を始めて以来太田氏のご参加こそが我々運営側にとりましては最大の会心作でありまさに男冥利に尽きるところであります。ありがとうございました。
5月13日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
私の制作ブログアプリ、FC2のアクセスランキングで初めて100を切る73位にランクされる
2024.05.08(11:55)
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幸せというものは本人が予期せぬ時に訪れるものなんですかね
私が制作するブログのアプリ、FC2によるアクセスランキングで今日初めて100位を切る73位にランクされました。
登録ジャンルは趣味・実用の中の「その他」で、総数20809人の中で73位に位置しました。本来は囲碁のジャンルのみで確かめたいところですが、ブログ村と違いFC2には囲碁はありません。広いジャンルにマイナーな囲碁が割り込んでこの結果ですから大変意義深いです。幸せというものは予期せぬ時にやって来るものですね。明日はさらにアップするものか楽しみです。ランク詳細で他にどんなブログがあるのか確かめることが出来ます。
この度山火事編、5月大会編が好評で皆様にクリックしていただいたことが大きかったと思われます。ありがとうございました。
良いことはやっぱり良いことですから、時期遅れですがおめでた画面で祝ってみます。
今年は最高のお花見になった烏帽子山公園のお花見風景です。
日光猿軍団のお猿さんが見事な芸を披露していました。め~でたいな、めでたいな
5月8日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
福島の新星が帝王を撃破☆第99回南陽桜まつりリーグ戦
2024.05.06(18:58)
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Aリーグ
優勝 滝田真大七段 福島市 5戦全勝 中
準優勝 工藤舜也八段 天童市 左
三位 狩野英昭九段 岩手県奥州市 右
福島県の期待の星と言われている滝田七段はもうファイト満々で帝王太田九段を撃破しぶっちぎりの優勝を果たしました。優勝は3度目。ポイントは10点アップし404と400の大台に一気に乗せました。力は勿論ついているわけですが全勝するのは若さの勢いがあってのものでしょうな。おじさま方にはなかなかそれが出来ないのですよ。来月から八段に昇段します。
準優勝の工藤八段は山形大学囲碁部出身で滝田さんの先輩です。まさに山大囲碁部の強い伝統が息づいています。工藤さんはまもなく東北六県大会の県大会に出場します。
三位の狩野九段は遠く岩手県から来られる実力者で帝王太田氏に次ぐナンバーツウの高ポイントを保持しています。
雲一つない五月晴れとはこんな空でしょう
まっすぐどんどん伸びればいいんじゃ
しかしこちらの南陽場所にもメジャーの大谷君みたいに恐ろしい若者が出て来るとは正直驚きでしたな。滝田さんは前月社会人になって心身ともに照準が定まり、碁に本腰が入って来たようです。
Bリーグ
優勝 斎藤隆六段 福島市 中
準優勝 加藤泰浩七段 高畠町 左
三位 石井隆一六段 高畠町 右
斎藤六段は福島市から来られる強豪です。優勝は2度目。
福島市内で碁会所、教室を開いている福島囲碁会館のご常連で、滝田さんや渡邊さんの先輩にあたります。県の囲碁をリードする宮腰講師の下でみんな強くなっているんです。すごいですね。子供も大人もじっくり教室で鍛えられています。
我が家のシャクナゲは今年も元気に花を咲かせました。
命みなぎる5月は本当に素晴らしい季節です。
Cリーグ
優勝 高橋利秋六段 米沢市
優勝8度目。実力者高橋さんは優勝するときは全勝に決めているんじゃないですか。かっこいい方だから勝つ心得を持ち合わせているんですね。
Cリーグ
準優勝 斯波義裕六段 山形市 左
三位 森岡幸廣四段 南陽市 右
斯波さんこのところちょっとだけ低迷して浮気心起きたかな。でもすぐ持ち直すんだからやっぱり金太郎さんじゃよ、力持ちです。
Dリーグ
優勝 仲田政弘初段 川西町 右
準優勝 平吹登4級 長井市 左
三位 横澤弘一三段 長井市 帰られました
ベテラン仲田初段は優勝は6度目です。
県南囲碁リーグ戦は今回が99回目で来月はいよいよ100回になります。きんさん、ぎんさんにやっと追いつけます。
県南囲碁リーグ戦南陽桜まつり大会
参加者は42名、4リーグで行います。
今回は2月に引き続き山形市の太田尚吾氏が娘さんと一緒に来られました。そして最強クラスの方々も多数お呼びしました。ポイントが390以上の方12名がAリーグに入ります。岩手県奥州市から狩野九段もはるばる来られました。そして試合始まる頃には新潟県の日本棋院村上支部から長谷川幹事長さんが本大会の視察に見えられます。うう~ん、リーグ戦手ごたえしっかり感じてきましたゾ。🤸🎵
今回の事務スタッフ 佐藤事務局長、ロイさん、 くん
橋本会長がご挨拶
連休で一時退院してきた会長がトントンと会場に入って来たからびっくりしましたな。挨拶だけかいと思っていたら堂々と参加とのこと。少しスマートになっているようで病、碁にはしっかりがんばっていただきましょう。
Aリーグ
帝王太田九段に滝田七段が5回戦でぶつかりました。4子局はさすがの帝王も厳しかったですね。滝田さん撃破して5連勝。これで次回はどういう手合いになるのか楽しみです。
Aリーグ
工藤八段が小野九段・右に挑み見事勝利。
Aリーグ
狩野九段 対 後藤九段の重量級対決。重たいパンチがめり込んでます。💣
Aリーグ
大滝八段 対 船山九段 同じ白鷹町同士の対決
Aリーグ
渡邊九段 対 太田尚吾九段 渡邊氏3子局で挑み勝利する。
Aリーグ
佐藤七段 対 太田重人九段
Aリーグ
狩野九段 対 小野九段
Aリーグ
橋本九段 対 佐藤七段
Aリーグ
滝田七段 対 渡邊九段 の元同門対決。滝田さんの二子局で滝田さんが勝利。次期対戦が楽しみですね。
Aリーグ
後藤九段 対 小野九段
熱戦
熱闘
昼食
太田親子でお寿司弁当です。栞菜ちゃんは食事で好き嫌いはあまりなさそうでよろしいですね。パパは碁については指導はしていないとのこと。自らの力で切り開いて行く子供は強くなるんだね。おじさん方聞いてます? 甘ちゃんではダメなんだってば 🤪
Bリーグ
加藤七段 対 斎藤六段
Bリーグ
加藤七段 対 佐藤六段
Bリーグ
伊藤六段 山形市 対 石井六段
競争が一番厳しい六段陣に伊藤氏が参入されたのは大きい。このグループでは上位で成績が安定することが一番肝心ですね。伊藤氏には期待したいですね。
Bリーグ
石上六段 胎内市 対 遠藤五段 喜多方市
石上氏は最近安定度が高まっています。六段の上位でポジションをキープすることが昇段の一番の条件です。お若いんだから早く抜け出さんといかんです。
Bリーグ
島津六段 対 江川七段
島津さんは七段候補の筆頭です。今回3勝で昇段だったのですが、惜しくも1勝で終わりました。いざとなると厳しいもんですね。でも次回を大切に進めればチャンスは生まれます。
Bリーグ
太田栞菜四段 対 島津六段
太田さんは島津六段、伊藤六段を破り両目を開けました。他のお三方からは敗れましたが、そりゃ海千山千のジジサマだものね、初対戦は勉強になりましたでしょう。すぐ追い越しますよ。
Bリーグ
島津六段 対 伊藤六段
Cリーグ
高橋六段 対 加藤四段
高橋さん全勝。加藤四段は小国娯楽会の会長です。雲爺は昔から対戦では分が悪く苦手です。小国地区ではコロナでは長らく苦難の時期を過ごされました。
Cリーグ
斯波六段 対 高橋六段
Cリーグ
北野六段 対 森岡四段
Cリーグ
北野五段 対 樟山四段
Cリーグ
芳賀三段 対 結城五段
Cリーグ
槇嶋四段 対 小松四段
槇嶋さんここのところ調子を落とされています。メンタルの不調でしょうか。雲爺も今似たような状況にあります。お互い頑張りどころです、くじけず頑張りましょう。
Dリーグ
横澤三段 対 優勝の仲田初段
Dリーグ
平吹4級 対 横澤三段
平吹さん3勝は優勝戦線4勝にもう1勝です。そのうちに初の栄冠が期待されます。
Dリーグ
片平4級 対 金子二段
片平さんは今回特別にポイントを調整しました。200を割っていたのですが初参加の頃の230にアップして臨みました。結果は2勝で十分対応出来ることが証明されています。前回は200あたりで全敗しておりポイントを下げたからといって勝てるものでもなさそうです。低級者はポイントはあまり意味を持たないのではないですかね。置き石を減らした場合でも十分試合になっているようですし強くなるには石は少ない方がいいでしょう。それよりも200あたりのレベルでは100上げるのに気が遠くなるほど優勝しなければならない方が不自然です。
Dリーグ
須貝三段 対 半田四段
須貝さんは最近体調を崩されていたようでしたが久しぶりに復帰です。
Dリーグ
島貫初段 対 半田四段
☆来月6月2日の南陽大会は100回記念大会となります。会場は同じえくぼプラザです。
太田尚吾氏をはじめ多くの強豪の方を迎えて盛大に開催する予定です。終了後にはホテル御殿守にて祝賀会を開催します。皆様には出欠の希望を確認させていただきます。連休明けに往復はがきが届きますのでよろしくお願い致します。
5月6日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
南陽市の秋葉山山火事やばいゾ!我が家の連休日記
2024.05.06(15:01)
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全国の数多い自然災害というものは国体みたいに順繰り出番が回ってくるものかねえ。10年ぶりに南陽市にそれが回ってきました。南陽市の秋葉山山火事です。以前は平成26年の吉野川洪水でした。
雲爺の住んでいる南陽市の赤湯温泉の隣に宮内地区という所があります。近くに秋葉山という山があるのですが、連休半ばの4日に全国ニュースになるほどの大きな山火事が発生しました。見ての通りそんなに標高が高いわけでもないですが、これを食い止めるのは大変難しいようです。秋葉山山頂は奥のさらに高いところですが、すでにその裏手まで火の手は広がっているようです。焼失面積135ヘクタールと大変な惨事となりました。でも運よく7日にして待望の雨が降りました。
今年の春先から山形県は乾燥が強いらしく各地で野火が多発しました。とりわけ置賜地区の南陽市と高畠町では大規模な山火事に見舞われました。
連休初めの4月28日に高畠町の山で発火すると地区の消防本部や自衛隊のヘリコプターも動員する大掛かりな消火作業となりました。雲爺は何気なしに高畠の方角を眺めていると遠くの山筋に白煙立っているのがわかりました。でもそれが大規模な山火事とは気が付きませんでした。それでも高畠の方は何とか済みつつあるようですが、南陽の方は一向に勢いが収まらなかったのです。
自衛隊の双発ヘリコプター 遠くは千葉県からも来ているようです
じっと見ていたら雲爺の方に向かってくるから、こりゃヤバイと思うじゃありませんか、銃撃してくるんかよ・・・・🏮💢
でも通り過ぎて野球場に着地しましたですね。早速乗組員が機体の点検などをしています。一日中フル稼働ですからこりゃ大変ですよ。
この前の自衛隊のペリコプター衝突事故を思い出します。夜間作業は無しですから翌朝まで又火勢が強まることになります。消防ではポンプ車が山道に入って延焼を防ぐべく周囲に水を散らしているのでしょうか。大変なこっちゃ。
雲爺は若い頃南陽の山岳会の会員でした。それでこの煙のあるあたりに山小屋があるはずです。目視出来ませんがちょうどこの辺です。新聞ではこの山小屋とトイレが焼失したと報じていました。雲爺は山小屋にはあまり興味がありませんでしたし、とうの昔に退会していますので何というかの心待ちです。今は山登りの体力はありませんし、なんてったってそれよりも囲碁リーグ戦の方が命です。
翌朝確認のため改めて出かけてみました。勢いは変わらないようです。天候は下り坂なので曇っており、さらに滞留する煙で見通しは良くありません。
秋葉山は連峰を形成しています。左からポコン、ポコンと五つの頭を持つ峰が連なる見事な景観を持っているのです。でも実を明かせばこの辺は太古の時代に隆起してできた赤湯噴火区と言われているようなんですね。何とありがたくない名称じゃあ~りませんか。赤湯温泉は当然その関連で出来たものなのでしょうか。
明日は少々雨の可能性があります。ああ、やっぱりとどのつまりは神任せということになるんでしょうかね。外国では強力な消火剤が消化の主流とか。でも日本では農地が隣接している関係もありやはり水が主流だそうですね。
今日も白竜湖や近くの河川から水を調達して必死の作業が続いています。もう頭が痛くなるほどヘリコプターの音が鳴りっぱなしです。ほんと消防と自衛隊の方には感謝あるのみです。でもバケットに水を入れても山の広さに比べれば虫っけらにしか見えません。原発事項を思い出します。これじゃやはり江戸時代に戻って雨ごいですな。もし、かの国からミサイルが飛んできてあちらこちらの山に着火すればいったいどうなります? 日本は大地震が来なくともこの程度の危険性にも対応が出来ていません。
連休は子供らの家族がやってきます。わいのわいの又始まりますね。
ところでこの庭のモミジの木は昨年、半分が枯れてしまい赤い葉が朽ち落ちてしまいました。それで今年はどうだと見たらやはり変わらずです。雲爺のようにお年を召されたのでしょうか。
後ろ隣の廃屋は蔦屋敷です。よく見たらカメバチの巣が窓の所に2つあります。葉が付く前なので発見出来ました。
そしたらもうこんなに葉がついてたちまち完璧な蔦屋敷に変わりました。
息子が二人おりますが長男は子供のころからいわゆるスーパーカーが好きで今も中古で乗り回しています。走行距離は何十万キロになっています。人それぞれでのう・・・
次男はこれも中古車で一見すごい新車っぽいか。
長男に柿の木の枝を切ってもらいました。女房は干し柿づくりをしますので、高いところを切ってもらいました。選定をうまくやらなかったのでどんどん上へ伸びきっております。
これ女房が通販で購入した高枝切り自動のこぎりです。1万なにがしで買えますよ。今まではゼコゼコ力で切っていたけど爺さんじゃ無理じゃて。
リーグ戦の翌日4日、白鷹の大滝さんがワラビをもって訪ねて来られました。丸々太った素晴らしいワラビです。最新情報などたっぷり碁談義を致しました。
5日は女房の実家の法事で天童まで出かけました。菩提寺の三寶寺。戦国武将、織田家の菩提寺でもあります。
格式高い名門寺です。
5月6日
県南囲碁会事務局 平吹