下剋上の波がヒタヒタと・・・1月大会は戦乱の幕開けか
2023.01.17(18:03)
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Aリーグはこんなところで格別騒ぐほどのものは無いわね・・・・
Aリーグ優勝は 橋本九段 南陽市(中) ・・・・ おお~っ △ ☂ ☄ ・・・ な、な、なんと過去優勝は平成27年、29年に2度あるだけで、間がどてらく空いた涙の優勝3回目であったのだ。「リーグ戦大過去実録全書」を紐解いたらそんな事実が見つかったのである。本人はまるで水鏡のように平平然としておるが心の内はいかがなもんじゃぞよ。心の内に迫ってみよう。なんてったって南陽囲碁会会長であらっしればこそ、おもてなしの心がそうさせたのであろうぞ、さすがじゃ天晴会長。そんでもって、その晩にはハワイで絶世の美男美女夫婦と謳われた愛妻殿と涙の一献を酌み交わしたのかもしれんな。さぞうまかとよ~ 🍶 🍢
準優勝 大滝七段 白鷹町 (左)、 三位 斯波六段 山形市
今回は引き立て役じゃから紹介は無しじゃ。
なんつうか、身内を改まって紹介するなんてなんか恥ずかしゅうて、殿、いや南陽囲碁会会長、誠におめでとうございます。ウクライナ、東シナ海等現代ははや戦乱の時代に入っておりますれば、この際能ある鷹は何とかなぞと言わず黄金の爪でバッタバッタと野党軍団をなぎ倒す姿をしかと見とうございます。
Bリーグこそ騒ぐほどのものあるわね・・・・・
この異色のトリオの中に大地を揺るがす噴火の予感が潜んでいるような気がします。
優勝 森岡四段 南陽市(中)、準優勝 石井六段 高畠町 (右)、三位 島津三段 高畠町
森岡四段の優勝は26年、27年、30年に続き4度目です。リーグ戦には初年度から参加いただいています。
雲爺とは27回の対戦がありますが森岡氏が勝ち越しており昔からの実力者です。優勝を機に更なる飛躍が期待されます。
警察職にあられた時分、雲爺宅にもお仕事で見えられました。
さすがの恵ちゃんは嘘は申しません、やはりさすがでした。島津三段はBリーグで今回4勝を挙げ2月に四段に昇段しました。
10月に三段に昇段したばかりの早期昇段です。
成績は 昨年8月Cリーグ準優勝・3勝、9月Bリーグ優勝・5勝、10月・三段に昇段、11月Cリーグ3位・3勝、12月Bリーグ優勝・4勝、1月Bリーグ3位・4勝、2月 四段に昇段 19勝6敗 勝率7割6分 近時の6大会平均ポイントは336、3点で四段位の下限336点に達しました。ポイントは次回2月大会ではさらに350点まで伸びておりこれは五段位に達しております、驚くべき伸びです。もし2月に雲爺と対戦があれば雲爺黒で打たせていただくことになりますが、その時は爺様でござります故何卒お手柔らかにお願い申し上げる次第です。
お話を伺うと稽古は格別やられていないとのことです。いや~こりゃ、恐ろしい、嫌な方が上がって来たもんですな。島津氏は将棋は県大会に出られる力をお持ちですが、将棋のひらめきというものが碁に浸透しておるんでしょうか。加えてカラオケの世界もお持ちというからに、どうなってるねん、この方。高畠町農協と赤湯自動車学校の職歴をお持ちです。現在は悠々自適とのこと。
1月15日(日)83回のリーグ戦が南陽を会場に行われました。
ゴム長会長 橋本が皆様にご挨拶
南陽大会の強みは何と言っても女性事務局の売りにあります。明るい張り切りお姉さまが皆様へのサービスに努めてまいります。
年が明けての初大会。参加者は24名で2リーグ編成。最近の参加数を参考に3リーグ分の賞品を用意しましたがさすがにこの数ですと正直赤字運営となりますから、節約して次回に回すことにします。半福祉事業みたいなもんですが採算は大事です。
Aリーグ 橋本九段 南陽市 対 斯波六段 山形市
Bリーグ 石井六段 高畠町 対 フェイスシールドでおなじみの森岡四段 南陽市
Bリーグ 島津三段 高畠町 対 工藤三段 上山市
下位リーグきっての好取組で二人の競り合いは一見の価値あり。今島津氏が抜け出しましたが工藤氏も340点間近までポイントを伸ばしており、今後その差は波乱含みでしょう。
Bリーグ 太田六段 山形市 対 本田五段 南陽市
Bリーグ 菅野三段 米沢市 対 佐藤二段 南陽市
佐藤事務局長久しぶりの試合参加。実戦参加が少ないからペースをつかむのは大変でしょう。
Aリーグ 高橋六段 米沢市 対 太田八段 山形市
Bリーグ 高山三段 白鷹町 対 須貝三段 南陽市
閑話横道 惨敗して自虐姿の雲爺
Aリーグ 平吹五段 南陽市 は名誉の五戦全敗を食らいました。記録を調べてみたら平成30年以来の全敗で昭和53年以降で南陽の大会では5回目の全敗となりました。全敗と言うものは忘れたころにやってくる魂との出会いみたいなもので不気味ですが自分への愛のムチと思わなくてはなりません。試合では打っている途中でなんか重いものを背負っている感じをしたので、おっ、と顔を上げたらAリーグに入っているのでした。よく見ると1点違いでAリーグに押し上げられていたのです。この1点の違いが上界と下界に分かれました、こりゃえらいこっですわ。試合経過は、武藤七段の巧みな形勢判断、石上六段の白地先行、太田八段のマジック投法、江川七段の大石捕獲術、大竹七段の雀捕り作戦にどっぷりはまり、雲爺は息切れと重圧で天井の我が家まで昇天してしまいました。たとえBリーグに入ったとしても下からの突き上げで結果は同じだったでしょう。この際言い訳しません。結論は「ただ弱い」の一言です。
武藤七段 米沢市 対 北野五段 山形市
高橋六段 対 大滝七段 白鷹町
大竹七段 福島県南会津町 対 石上六段 新潟県胎内市
加藤七段 高畠町 対 江川七段 喜多方市
半田三段 南陽市 対 菅野三段 米沢市
工藤三段 上山市 対 加地四段 高畠町
◎次回二月大会は二月五日(日)えくぼプラザで南陽大会です。
1月17日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
中国の台湾侵攻失敗も、米日両国も甚大損失想定
2023.01.13(20:49)
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凍てつく一月の朝、この前の新聞には身も凍るような記事が載っていて心底暗い気持ちになりました。
11日の産経新聞には「中国の台湾侵攻失敗、米介入も、自衛隊も甚大損失」とありました。
ただしこれは米シンクタンクの研究所の想定報告です。
中国が2026年に台湾に侵攻するという設定で軍事シミュレーションを行い、侵攻は失敗するが米国や日本艦船、航空機、要員に甚大な損失が生じるというものです。開戦後に支援するウクライナ・モデルは通用しないとし、米軍の迅速な介入が不可欠で日本の役割が「要」と指摘したのです。
まあこれは今年の夏の川西町の池の決壊の写真ですがミサイルで破壊されたと思えば多少実感が沸きますよね。
シミュレーション損害
米国 ・・・・・ 空母2隻、水上艦7~20隻、航空機270機、死傷者6960人
日本・・・・・ 艦艇26隻、航空機112機、死傷者 記載なし
台湾・・・・・ 全水上艦26隻、航空機・保有航空機の半数、死傷者3500人
中国・・・・・ 艦艇138隻、航空機161機、死傷者 陸上 7000人、洋上 1万5000人、捕虜3万人超
侵攻は最初の数時間で台湾陸海空軍の大半を破壊する攻撃で始まるとし、海峡を渡り、空挺部隊が降下する。開戦と同時に米軍が介入するなどほぼすべてのシナリオで侵攻は失敗すると予測した。
在日米軍基地が攻撃を受けつつも台湾の自治権は維持されると結論づけた。ただし米軍と日本は艦艇、航空機を多大に失い、米国の世界的な地位を弱め、中国側も海軍力の壊滅など重大な損失を被ると指摘した。
日米などの体制強化前に攻勢をかける上でも2027年以内にも侵攻する可能性が無いとは言えない。能力面を見れば現在では艦艇数では米軍を大きく上回り、中距離ミサイルは米軍に存在しない。域内随一の巨躯となった解放軍を一撃で留めることはもはや現在の日米同盟にも台湾にも難しいとされる。これが現実なのである。
米国は核兵器保有国との戦争では非常に慎重である。全面戦争を避けねばならないという責任感がそうさせる。しかしそれならば前線に位置する日本と台湾に非情な負担がかかってくることになる。米国は台湾を戦略核兵器を用いてでも守るという決意を示していない。米軍の勝ち目は中国軍の台湾への着上陸阻止にある。となれば台湾も日本も中国が台湾制服を諦めるまで、前線で中国軍の猛攻にさらされるだろう。今の米中戦力比を前提にすれば米国の航空優勢も海上優勢もおぼつかない。習近平独裁主義に物申す体制は国内にはもはや見当たらず、彼のさじ加減ひとつで台湾侵攻が始まる可能性は高まりつつあると言える。であるから中台戦争は決して始めてはならない。
そこで戦わずして中国自ら自滅する妙策を雲爺としては願いたいですな。核兵器以上に力を発揮する「コロナ」様による中国国内大蔓延です。今は事実億単位での感染が広まっている様だし、こういう時こそ正義の味方、コロナ様の出番であってあってほしいと思うのは雲爺だけではないでしょう。今までも何遍も言ってきましたが、とにかくああ言えば交遊録の異質の国には到底付ける薬が無いのです。
1月13日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
新春河北町民大会にリーグ軍団5人で参加
2023.01.13(18:54)
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1月9日・祝 新春河北町民大会
今年も念頭を飾る大会が県内各地でスタートしましたが、ここ河北地区でも恒例の新春大会が同町のべに花温泉、ひなの湯で開催されました。置賜地区と山形市から有志5人が参加してまいりました。日本棋院河北支部の樋渡支部長がご挨拶。
大会翌日の山形新聞に記事が載っていましたが、もう当大会は50年以上前から開催されているとのこと。50年以上前というと昭和40年台からと言うことになりますね。南陽囲碁会の歴史を振り返れば前身の日本棋院南陽支部発足が昭和53年頃だから、市内ではまだ宮内地区と赤湯地区に分かれて別活動をおこなっていた時分かもしれません。30、40年台ごろに赤湯には歌丸、田口という両氏がいてあの頃山形県を代表する地位にいたようなこと聞かされていました。赤湯の名声が高まった時期があったのでした。日本棋院が全国に支部網を巡らしたのは50年台ですから本格的に囲碁ブームが起るずっと前の頃です。
対局
雲爺の30歳代の頃は昭和50年代に当たります。ちょうどプロでは坂田、林時代から木谷道場の若手に主導権が移り囲碁人口が大幅に増えた時期でした。雲爺も会社の囲碁クラブで昼休みにはバンバン打ち合っていました。雲爺ともどもこの会場のオジサマ方もまだ若者で社会の心棒を支え合っておったのです。ホント懐かしいですね、みんな戦後の成長する日本の次期主人公でした。こうしてみると皆さんまだまだ十分にお元気です。
ひなの湯
駐車場もいっぱい。市民浴場だからひっきりなしに入浴客が行き来します。
ところで我が県南囲碁リーグ軍団の戦況は如何に
まず山形市からいつもリーグ戦に遠征して来られる太田重人九段は今日も親子で出場。太田氏は初戦で東根の森九段に敗れるも、以降は立て直し4勝1敗の好成績。対戦相手は大江町の大沼清人九段でしょうか。
白鷹町の大滝八段(右)は尾花沢の佐藤八段と対戦
結果は3勝2敗と善戦。
北野五段(右)は4勝1敗でBクラス三位と唯一三位入賞。平吹は最初3戦全勝で北野氏と並走しましたが4戦目で北野氏とぶつかり後塵を拝しました。5戦目の伊藤暢夫五段戦ではなんかメッチャやられました。村山地方には強敵がごそごそおりますから又来ずにはいられません。ちなみに平吹五段はBクラス7位入賞とガメツさを発揮させていただきました。
左側は雲爺がメールを差し上げるといつも懇切丁寧な返信をくださる日本棋院東根支部幹事長の森九段です。
氏は話題が豊富で爺には新鮮な情報や面白い話などをいつも提供してくださいます。こうしてネットワークが作れているからリーグ戦運営においてもプラスになっています。
1月13日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
パワー定着 ☆ 石上五段が六段に昇段
2023.01.13(15:54)
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12月のリーグ戦南陽大会のBリーグにおいて石上礼久五段が全勝優勝を決めました。
この結果、昇段規定をクリアし六段に昇段しました。
石上六段の戦績は12大会通算で36勝24敗、優勝3回、勝率6割ちょうど。ポイントは近時大会6回平均で366点。規定の六段中間点366点をちょうどクリアしました。最新では372点とさらに上回っています。昨年はブランクが影響したのか一時調子を落としましたが復調されました。今後はAリーグで対戦することが多くなると思われますので、いよいよパワー定着が試されることになります。さらに昇段を目指すにはより安定した勝率と粘り強さが求められるのではないでしょうか。
リーグ戦初参加は平成30年でしたが、途中コロナの関係で長いブランクがあり、今年9月大会から満を持してのカムバックとなりました。新潟県胎内市より遠路来られいつも感謝致しているところです。高齢化を辿るリーグ戦にあって貴重な若さの持ち主である石上氏に更なる期待がかかります。
1月13日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
どんでん返しの自虐譜 ☆ 第11弾
2023.01.04(20:21)
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新年あけましておめでとうございます。
今年も昨年同様県南囲碁リーグ戦をよろしくお願い致します。
今日はもう4日で仕事始めの方はこれから1年ご苦労さまです。雲爺もこのブログ作りが仕事始めになります。昼にブログの写真を撮りに南陽市赤湯の吉野川のほとりに立っていたら、雲間から初日が顔をのぞかせていました。えっ、こんなに大きなお顔だっけと正直びっくりしました。いい年になりそうです。
それで反対の方を振り返ったらなんとこんな青空が広がっているではありませんか。不思議なものですがまさにすがすがしいお正月です。
今年のブログ第一弾は雲爺のネット碁からスタートしてみます。ネット碁は本当に久しぶりで振り返ったらこれで11作目になりました。今回はどんでん返しの自虐譜です。雲爺の碁ですから見るに堪えなくて正月に相応しくないでしょうが、福笑い代わりと思えば腹も腹も立たんでせう。居眠りしそうな長編です。でも最後に、えっ!雲爺にそんな力があったの、とあなたがどんでん返る結末が待ってます。
元旦の年頭を飾る一番。相手の方は広島県二日市市の方で六段格初対戦。雲爺より一段上で二歳若く元公務員。廿日市市という所を昭和53年制作の日本分県大地図で調べたら広島市の隣で厳島に面したところでした。厳島は毛利元就が合戦で勝った島だから一戦を交えるには打ってこいの方でござるぞ。敵将の首果たして獲れるものや。雲爺のポイントは258点で相手は268点。黒先、白3、5目コミ出し
白は桂馬掛け、黒は切るか這うかだが、切った場合黒は隅に閉じ込められる可能性がある。定石は這うようだが、さて。
切る
やはり黒閉じ込められてちょっと嫌だが完全な一合升でないからまず生き形で安心。
4つの勢力に分かれる。黒帽子で対抗。
横に縦に白を圧迫
右下に入ってきた白を包囲したつもりだが、こうして振り返るとN14、O13に断点が生じているのに気づく。ここはO14に守るべきだったか。やんわりと囲んでみたつもりが早くも弱点を抱えてしまった。
ブログは1週間から10日間ぐらいで更新しないと閲覧度が低下して行くので更新するのだが、実際は時間と企画に追われて余裕がないのが通例である。現地に取材などをすればなお忙しくなる。せめて小説家にでもなった気分で自分を慰めている。
案の定、断点を攻められて2子が捕られ右辺の黒の一団が危うくなってきた。白にうまく立ち回られ生き形が見えない。ここで潔く投了すべきところだが勢いで打ち継いでいる。でもやはり凌ぎは見えない。☢
確信が無いままもう一つ伸びてみた。
爺の碁は息が途切れると周りが見えなくなり発想がしぼんでしまうことが多い。流れが良い時は読みに落ち着きがともない理詰めな打ち方が出来るものである。碁は読みと感情のバランスが本当に求められるものだとつくづく思う。
投了覚悟も・・・・・
ここで白に痛恨のミスが出た。Q8。ここはR8ときっちり押さえれば投了であった。試合は人が行うものだからどこで攻守が変わるものかわからない。ITには原理で動く強さがあれば人間には複雑不規則に動く強さがある。強さの次元が違うのだ。
この形に持ち込めば左団扇である。
生きました、生かさしていただきました。狭いながらも楽しい我が家が出来てしまいました。相手はどんな顔をしているでせう。
これで少しはやる気が戻ってきました。しかし依然実利は乏しくまだまだ未開の荒野が広がっています。白左下3三に侵入。
右辺の白の大石団は中央の黒に封じられており、中央から左辺に渡る未開の荒野に進出出来にくくなっている。発展性は黒にあり中央から左下にかけてどれほどの地が見込めるかが焦点。黒左上に侵攻。
黒は根拠を早く求めたい。対して白は左辺に展開。
左上にお互い陣営を築く。白は左上に10目弱作ったが上辺を破られている。黒は上辺白の桂馬の弱点を狙う。結果としてJ5に石が来れば黒半ば成功。
F9に先手で置くことが出来て何とか勝負形にこぎつけた。このよう戦略構想を画くのが碁のたまらない醍醐味の一つである。一見して効率的な石の配置になっているのに気づくでせう。ヌハハ
白はどこから手を付けて来るものなのか高みの見物としやう。白J10か。どうなんだい、黒の勢力に近づいていないかい。白の選択はせまくはなくいろいろ対応が出来るところ。
白G9付け。義経の八艘飛びである。格好良過ぎでないかい。
右辺側の白に繋げたいんだろうが中央の黒4子が邪魔をしている。ここはがぜん切りあるのみ。
とりあえず切り離す。白は上か左に目を持つしかない。
掛け継ぐも目作りは厳しい
今度は上辺策に出て来た。
この辺からは完全捕殺の方針に切り替える。捕ったら栄誉もんだが逃がしたら沽券に係わるし、ここは相手のためにもしっかり楽にしてやらねばならない。一手一手に慎重さが求められる。
Ⅰ9は白1眼の権利。H8と目つぶし。
返し技の気持ちの良いこと、雲の上の天国の気分じゃよのう。
さあ又下に来たぞ。ここでも実にいいところに黒石が置けるもんだ、赤ちゃんでもわかるわな。ほんで今度は黒のハザマを出たいんだろう。がこれが絶妙に切れると来ている。なんか雲爺さん途中からIT爺さんに変身したんでないのか ~ 🙋
苦し紛れっちゅう奴じゃわね、必死になれば人はビルから飛び降りもする。
あの手この手で雲爺のミスを誘ってくるがこちらも必至になって応じる。絶対ミスは許されない。
これで動脈が切れました。後は最後の攻防。
しっかりつなぐ
黒も一見おっかない形ではある。
下辺は石の摂理に従いハイハイハイときれいに捕り込み、上部の切断にも堅く繋いで大石の捕獲に成功。
地獄を見てから天国に昇れる方法があることを再確認した一戦でした。野球の投手は調子が悪くても我慢をして悪いなりにもじっくり投げ続けることが大切とよく話します。まさにそれが出来た一戦でした。武士道、大竹美学に反することではあるがのう。
1月5日
県南囲碁会事務局 平吹