おすすめがおすすめでない(こともある)訳…… (たわごと)
食後のデザートってのは本当に美味しい。
まあ、口で言うほどいろんなものを食べているわけでないのでこんなことを言うのもなんですが。
ただ別に苦労して食を開拓しなくても、普通にファミレスに入って食べるぶんには十分美味しいものが食べられるってのはいいことだと思いますよ。
さて。
今日、たまたま早起きしたので「美の壺」を見ていたのですが、カステラって元々はあんなふんわりしたケーキ風のものじゃなかったんですね。
南蛮渡来と言われているけど大元は「ビスチョコ」と呼ばれ、表面が硬かったとか。
それを江戸のころに改良に改良を重ねた結果、今のようになったという。
別にこれはカステラに限った話でなく、ラーメンやスパゲッティなどについても言えること。
日本オリジナルのメニューがあるだけでなく、名前は同じでも味を日本風にアレンジしているというわけですから。
そしてそれゆえ逆もしかり。
中国で本場のラーメンを食べてがっかりするという話もあるし、身近でも外国人が経営している店でおすすめを注文してあまりにもひどかったのでその店に行かなくなったという話もあります。
まあ本人が上手いと思っていても、日本人の味覚に合わなかったら美味しいとは言えないわな。
ちなみにここで誤解しないでほしいのは、別に日本の料理が全面的に美味いというわけではないということ。
言うなれば、それぞれの地元での美味しい味の差ということ。
受け継がれてきた「おふくろの味」というものに差があれば、それを基準に「美味しさ」が決まる。
その結果、肌に合う合わないが当然発生するということ。
……これを書いていて思い出したですが、
少し昔、高級なものとそうでないもの見分けるという悪趣味な番組がありました。
例えば、高級な料理とコンビニで買えそうなモノを食べ比べさせて、高級な料理を当てさせるというもの。
でも実際はどのようなものが高級かなんてことは一度でも「食べて覚えない」限り無理は話なんですよね。
普通人は日頃食べているものを基準とするし、ましてやいきなり別物の「奇妙な食感」があるものを食べてそれを美味しいと感じるなんてふつうあり得ないだろうと。
例えば「蕩けるよな味」がする料理を食べたとして、それがその料理の本来の味であることを情報として持たない限り「変な味のする別モノ」となるのが普通じゃなかろうかと。
番組内でこれに類するコメントをするゲストがいたけれど、それを笑っていられたのは(本質を理解できていないという点で)傍目では少々下品だなと感じていたものです。
まあともかく。
そういう理由で特に理由がなく「おすすめ」された場合、ちょっと注意する必要があるかな。
という内容の与太話でした。
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