2019.08.31

Raspberry Pi3 B+ でUSBポートの電源制御

Raspberry Piで100円均一で買ったUSBライトをつけたり消したりしたいと思い、いろいろ試した結果を記録します。

USBポートを便宜的にABCDとして、並びは便宜的に次のようにします。

LAN___A__D

PORT__B__C

ターミナル窓で次のコマンドを打つと、現状のUSB構成がわかります。

pi@raspberrypi: ~ $ lsusb -t

 

/:  Bus 01.Port 1: Dev 1, Class=root_hub, Driver...

  |__Port 1: Dev 2, If 0, Class=Hub, Driver...

    |__Port 1: Dev 3, If 0, Class=Hub, Driver...

      |__Port 1: Dev 4, If 0, Class=Vender Specific Class, Driver=lan78xx...

 

こんな感じで表示されるはず。内部的にルートハブがBus 01.Port 1で、実際のコネクタABCDは内臓ハブ2系統に実装されています。

何もつなげていなくてもlan78xxのドライバーが動いているので、ラズパイ3B+の有線LANアダプタはUSB接続であることがわかります。

 

USBの構成がわかったところで、USBポートを個別に制御するためのコマンドをインストールしないといけません。Git Hubからhub-ctrl.cをダウンロードして、コンパイル後、管理者権限でパスの通った場所にコピーしてください。

pi@raspberrypi: ~ $ sudo hub-ctrl -v

Hub #0 at 001:003

 INFO: individual power switching

 WARN: Port idicators are NOT supported.

 Hub Port Status:

  Port 1: 0000.0503 highspeed power enable connect

  Port 2: 0000.0100 power

  Port 3: 0000.0100 power

Hub #1 at 001:002

 INFO: individual power switching.

 WARN: Port indicators are NOT supported.

 Hub Port Status:

  Port 1: 0000.0503 highspeed power enable connect

  Port 2: 0000.0100 power

  Port 3: 0000.0100 power

  Port 4: 0000.0100 power

Hub #2 at 001:001

 INFO: ganged switching.

 WARN: Port indicators are NOT supported.

 Hub Port Status:

  Port 1: 0000.0503 highspeed power enable conect

 

hub-ctrl コマンドのポート指定の仕方は -h (Hub #) -P (Port #) -p (0|1)

USB A の場合 hub-ctrl -h 0 -P 2 -p 0

USB B の場合 hub-ctrl -h 0 -P 3 -p 0

USB C の場合 hub-ctrl -h 1 -P 2 -p 0

USB D の場合 hub-ctrl -h 1 -P 3 -p 0

 

OFFにしたい場合は上記のように入力してもすぐに再接続されてしまうので、次のコマンドを実行して接続を切る必要があります。

pi@raspberrypi: ~ $ echo -n "1-1.2"|sudo tee /sys/bus/usb/drivers/usb/unbind

pi@raspberrypi: ~ $ sudo hub-ctrl -h 0 -P 2 -p 0

 

unbind のポート指定は

USB A の場合 "1-1.2"

USB B の場合 "1-1.3"

USB C の場合 "1-1.1.2"

USB D の場合 "1-1.1.3"

 

ONにしたい場合は

pi@raspberrypi: ~ $ sudo hub-ctrl -h 0 -P 2 -p 1

 

注意:USB CをOFFしたら連動してABDもOFFになります。

 

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2016.01.30

廉価版A4カラーLEDプリンタの実力

Dscf1493
昨年秋ごろに導入したNEC製カラーLEDプリンタ。日々の印刷で活躍してます。そんなにヘビーな使い方ではないのですが、それゆえにインクジェットプリンタだとすぐに目詰まりして、無駄にヘッドクリーニングする羽目になります。

LEDプリンタといってもトナーをヒーターで定着するのはレーザーと同じなので、使用感はカラーレーザープリンタと同じですね。若干ベタ一色部分が薄めに見えるかな。

購入時に確認してなかった事が一つあります。はがき印刷に関する制限がありました。

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2015.10.25

リンクの修正(mic'sHP)

最近はFBでの活動がメインになってて、こちらの更新が滞ってます。また、本館HPも更新が止まってから9年たちました。レンタルサーバーの契約も切ったので、バックアップを[mic'sHP旧館]としてリンクしなおしました。

ここも時々更新します。

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2015.05.09

新手のネットワークビジネスの説明会に行ってきた

知り合いの社長さんから、「とっても面白いビジネスモデルがあるけど、話しを聞きに来ない?」と誘いがあり、興味深々で行ってきました。画期的だけど複雑で誤解があるといけないので、面談したいとの事。

要はネットワークビジネスの勧誘なんです。ちょっとがっかりですが、どこが画期的なのかを確かめるために終わりまで聞いてみました。現状では合法のようなので、組織名はふせます。営業妨害は不本意ですので。

要約すると、飲食業界の成功者が優良小規模店のM&Aをするにあたって、買収資金をネットワークビジネスの仕組みを使って集めたいとの事。口コミビジネスという言葉をつかってました。1口10万円を1万口で締め切り、その資金で買収した飲食店の売り上げから配当をひねり出すそうです。

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2015.04.26

四つ巴?卍? CAST GALAXY

Dsc_0053

カッコイイんですが、緩いんです。バラスのは簡単ね。本番は組み直しでございました。


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結構イライラします。 CAST TWIST

Dsc_0052

久々のキャストパズル。今年の2月ごろに購入してました。最近FBで発信してたので、ブログの更新が後回しになってます。でもFBは投稿が多いとすぐに過去に流れて行ってしまい、カテゴリでまとめるのがめんどくさいですね。

さて、どこかで見たことのあるようなCAST TWISTですが、結構いやらしい構造です。後ちょっとのところで、溝が終わって進みません。デッドエンドが上手に配置されてます。

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2014.12.23

8x8x8 RGB LED cube rebuild complete!

ようやく完成しました。動作は安定しており、輝度もアップしました。若干のゴーストが残ってますが、そのうち直していきます。なんとかクリスマスに間に合った。

バッファを咬ましてシフトレジスタへのクロックとラッチ信号を補強しましたが、3ステートバッファの使い方を理解してなくて、しばらく悩んでしまいました。74HC245のAポートBポートを入力/出力とするときにDIRとGの組み合わせで指定するんですね。

カソードコモン側のシンクドライバにはMOSFET、アノード側にはソースドライバを咬ませて、電流不足を解消してます。

8x8x8rgb


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2014.12.13

8x8x8 RGB LED cube リビルドもう少し

Dsc01589

核心部分の配線が終わりました。あと200箇所ほど結線すれば、いよいよ動作チェックです。
今回の製作で改善されるはずのポイントは・・・

1. cube本体の色違いLEDが無くなり、色が揃っているはず。
2. Arduinoでアニメーション表示したときに、勝手にリセットするとか表示列がずれたりすることがなくなるはず。
3. 下の箱が小型になりスタイリッシュになるはず。

1.の原因は、取り寄せたRGBLEDが手持ちの別製品と混じったらしく、28個近くBlueとGreenのピンが違うものを交換しました。
2.の原因はやはりArduinoの出力ピンにシフトレジスタ25個の制御ピンをパラレルでぶら下げたのと、シフトレジスタの電流容量を超えた負荷をかけたのがまずかったようです。

もうひと頑張りします。

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2014.11.25

8x8x8 RGB LED cube 再構築中

Dsc01554

以前作った LED cube の調子が悪く、やっぱりきちんと制御基板を作り直そうと思います。フラットケーブルでLEDマトリクスをつなげていましたが、嵩張るのと箱が大きくなるので、制御基板に直接ハンダ付けしたいと思います。

Img_0548

マトリクスの大きさが15cm角の大きさで、ちょうどいい大きさのユニバーサル基板が無いのよ。しょうがないから、気ってつないで無理やり作りました。シフトレジスタとソースドライバを配置して、電源ラインの配線中です。

回路図も一応描いてみました。前回との違いは、シフトレジスタのクロックとラッチ信号をバッファを介して繋いだ点です。前の回路はarduinoの出力ピンから24個のシフトレジスタに分配していたので確実にファンアウト不足です。あと、シフトレジスタからのLED直接ドライブをやめてソースドライバをかませました。これで、シフトレジスタが電流過多で誤動作することはなくなるはず。

8x8x8rgb_2

ぼちぼち配線していきます。

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2014.11.15

格安ArduinoUNO互換ボード

Dsc01553

Arduinoを使った電子工作をしていると、シールドが増えてきてArduino本体が複数欲しくなってきます。ただ、純正品は高級感がある代りに結構お高いのでございます。見てくれは悪くても安いほうがありがたいので、秋月のマイコンボード(実はArduino互換ボード)+必要なパーツで安く済ませていました。最小構成なら500円程度でなんとかなるんですが、Arduino完全互換機としてパーツを揃えると2割程度しか安くないのが玉に瑕です。

アメリカ産のDiavorinoは格安互換機で、しかもRED&BLACKのカッコイイ基板がお気に入りで、わざわざ航空便で取り寄せたりしましたが、こやつは3.3V電源を省略してまして、これまた使い方を選んじゃうんです。

完全に自作も可能ですが、個人でパーツを揃えてもあまり安くならないのが現状で、いろいろ探していましたら、ArduinoUNOフルコンパチで1000円の「びんぼうでいいの」を発見!これは安い。安全に国内で入手できる互換機では最安ではないでしょうか。さすがAitendo。

でも、4セットのうち1セットが動作不良。初期不良かはたまた私のハンダミスか。再検査依頼してみます。

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