Another
BSで放映していたアニメが気に入ったので購入して読みました。
放映では現在6話まで視聴で、本編もそれに乗っ取って読んでみようかなと思ったけど、先が気になって結局全部読んでしまう羽目に。
綾辻行人さんの作品を読んだことはなかったのですが、基本的にキャラクターの表現が淡白(逆に言えばドロドロしたものがない)なため普通に謎解き風に楽しめました。
内容としては、
父の不在や自身の病気療養のため、母の実家に身を寄せ夜見山北中学校に転入してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ少女・見崎鳴に惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。
実は、恒一の所属する3年3組はある現象の影響下にあった。現象が発生する年は「ある年」と呼ばれ、クラスの関係者から毎月死亡者が発生する。「ある年」には誰も気付かないうちにクラス内に過去の現象による死者がまぎれこみ人数が増えるが、その代わりとしてクラスの誰かを「いないもの」として扱い人数を戻すことでこの現象を抑えることができると伝えられており、鳴はこの年の「いないもの」であった。
(以上、wikiから転載)
といったところ。
一見、「現象」に対する謎解きをするように見せかけながら、ありとあらゆる事象が不自然そうに見えて実はつじつまが合っているように見える。
しかもところどころ記憶や記録の改ざんもあるため筋道を立てて考えるとかえってミスディレクションにはまるというなかなかにあざとい作り。
そのため下巻の後半になるまで全体が見えてきません。
先ほども書いたようにアニメはまだ6話までしか見ていないのですが、こちらも最後まで気長に楽しむことにします。
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8月公開 『Another』【映画】(ロケ地;伊賀市)
- 2012/05/17(木) 11:28:14 |
- やっほ~ 三重紹介