әnígmә【エニグマ】

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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この漫画は話が進む毎に内容が破綻していく。そう・・・崩れていく角砂糖のように・・・

漫画の世界とはいえ何の努力もせずに自動書記守護霊のメッセージを受け取れるとはありえない
灰葉スミオ の能力 について、エドガー・ケイシー

әnígmә【エニグマ】とは週刊少年ジャンプで2010年41号から2011年47号まで連載してた漫画である。なぜかVOMIC化した。

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概要[編集]

ちょっぴり不思議でユニークな才能を持つ生徒たちと、優しい性格だがどこか不器用なエニグマさんやカニバルさんとの交流を描いた心温まるハートフルストーリー。小難しい謎解きやキャラが死ぬことはないので、小中学生でも安心して楽しめるホワホワサスペンス。…と見せかけ案外ホラーやグロテスクな描写もあるので幼い子と読む際は要注意。一部ではこの漫画がボケて読者がツッコむ漫才を楽しむのが流行となっている。矛盾や疑問点は漫画の世界ということで誰も気にしない。

たぶん主人公灰葉スミオとそのゆかいな仲間たちが、何やかんやぽぽぽぽーんと全員脱出してエニグマさんやカニバルさんの心をこじ開けてくれます。

e-test[編集]

エニグマさん主催の年に1、2回の割合で実施されるテストの名称。夕闇高校の生徒を対象としたもので、受験資格はユニークな才能を持っていること。尚、この才能に関しては本人が無自覚であっても受験可能である。受験票や事前の申し込みは不用で、家で寝てればいつの間にか受験会場に招待されているという特別待遇。合格すればロマンチックにも「報酬」として自分の願いが一つだけ叶う。しかしこの「報酬」はエニグマさんが生徒たちのことを親身になって考え、一人一人真心を込めて決めてくれるため自己中な望みや悪い願いを叶えることはできない。なのでたとえ不本意だったりショボい報酬でも決して文句を言ってはいけません言った瞬間その人のアゴが逆方向に捻じ曲がります。既に合格していたり失格となっていても、望めばいつになるかは分からないが再受験可能という寛容さ。こんな所からもエニグマさんの心優しさがよく分かる。

外骨島行き列車サバイバルゲーム[編集]

灰葉スミオがリクエストした身元不明の死体を廃棄する「外骨島」へ行く列車で行われるゲームの名称。e-testと異なり、ユニークな才能を持っていなくても参加できる上に事前の申し込みは不用で、電車で寝てればいつの間にか受験会場に招待されているという特別待遇となっている。尚、このそのまんまな名称に関してはユーモア欠落症患者が考えた仮の名称であり、正式な名称は不明。

登場人物[編集]

エニグマさんと愉快な仲間達[編集]

???
  • 才能:???
e-testの試験監督兼参加者のサポート役世を忍ぶ仮の姿の方の詳細は下記を参照。
男かと思われるが、アイドル衣装のコスプレをして街中のTV画面に映りながら初登場した。
生徒が危険な目にあわないよう、いつも何も言わずにそっと影から見守ってくれている保護者のような存在でもある。
自分で閉じ込めておきながら試験の問題文を「運命からの脱出」にする憎めないお人。
必要とあれば時に厳しい試練を課すこともある。試練は宝に変わるからな。
影に伝染した参加者の身を案じてゲラゲラ化防止薬を用意したこともあったが、邪推したスミオに「愉快犯」呼ばわりされてしまった。
他のメンバーに比べスミオを特別視しているような所があり、灰葉ミナとも何らかの関わりがあると思われる。正体は不明だが、恐らくスミオの検閲により削除
二年前に一人で脱出した上にクリスの心配ばかりで、最終的には裏切ったとはいえ3日間を共にした他の仲間たちを微塵も気にかけない薄情な祀木の態度に失望し、うっかり本当は全員での脱出を望んでいると本心をバラしてしまう。
このことからも分かるように、彼は不必要に生徒を幽閉したり危害を加えることを目的としてテストを行っているわけではない。
参加者との間にも「真剣に取り組めば必ず無事に出してくれる」という信頼関係があるため、生徒たちも安心してテストを受けることができるのであろう。
エニグマさんも辛い中で俺たちを待ってるんや…。
パスのメモを着ぐるみの頭部に投げ入れただけなのに「脳内に埋め込んだ」と言って参加者を怖がらせたり、椅子の背もたれの「内側」と「内部」を引っかけた言葉遊びをしてメンバーを混乱させたりと茶目っ気のある性格。
これだけ強大な能力を持っているにも関わらず屋上の扉の鍵は手動で閉めたり、試験のための環境や道具をこつこつ準備するなどの萌え要素もある。
そんな優しい彼だからこそ、未成年者の集団拉致監禁というもろ法律に触れそうなことやってても許されます。
忌束 キリヲ(いみづか きりを)
実はこいつがエニグマさんだった。エニグマさんとして活動している時の詳細は上記を参照。
灰葉スミオ32点赤点って、ガ、GANTZですか!?しげる最高得点88点、女の子らしくなったなってただの贔屓じゃn
綺島の弟でスミオやしげるの中学のクラスメイトであり、友人。容姿性格共に中二病にかかった男子中学生を具現化したようなキャラ。
友達のカニバルさんと9・11テロごっこをしていたら、一人だけ刑務所に入れられたので、グレてエニグマさんになった。
綺島 ユウタ(きじま ゆうた)
2-H(アルのクラス)の担任で、ロリコン・ショタコンの類と疑われそうなレベルに生徒思いな熱血教師。キリヲの兄。
子供の「才能」が好きという些かマニアックな性癖を持っている。
アルが事故って入院している間毎日アルの母親と共に見舞いに来ていた。
その際アルの母親に良からぬ感情があって病院に通っていたと思われていたが、実はアルのXXXXXを目的としていたと判明。
頻繁に学校で宿直をしているがその理由は不明。
三年前はわざと怪我をして保健室に通うという理解不能な習慣を持っていた。
その際表向きは弓河に好意があると見せかけ、ずっと本心ではタケマル狙いだったという照れ屋さん。e-test選抜メンバーの男の比率が高いのはその為である。
タケマルが思春期真っ盛りの男子だということを利用し、男なら先生と屈強な男たちが固い肌色の棒を手で握りしめ力強く速く振り、白いものを柵より遠くに飛ばして点を入れるスポーツやらないか?と誘ってみるもフラれてしまう。
それでも諦めず、弓河という邪魔者を消した後に夜の街でタケマルに「保健室に通っていたのは君のことが心配だったからだ」と遠回しな告白をするも気まずくなってその場を離れてしまった。意外と根性なしである。それ以降特にタケマルとの絡みはない模様。
手のタトゥーや才能厨なことからエニグマさんの正体なのではないかと疑われていたが、実はエニグマさんじゃなかったと言うオチ。

e-test参加者[編集]

灰葉 スミオ(はいば すみお)
主人公。「灰」や「スミ」など灰色を連想させる名前だが頭は鮮やかな野菜色をしている。むしって食べられそう。
頻繁に校内の非常ベルを押したり、慰問用のぬいぐるみを大量に窃盗するために病院に忍び込んだりする自称フツーの高校生
母親が影の跡を残して消えたという自身の証言を信じてもらえず失踪扱いされたのにブチギレて、全く無関係の病院で器物破損で通報されても文句を言えないレベルに暴れていた。かと思えばその直後におふくろは俺が迎えに行く!と勝手に立ち直るはた迷惑な情緒不安定男である。母親曰く「あんたの中には怪物がいる」。
相手の性別によって扱いや態度を変えるほどの女好き。ゲラゲラ病にかかった場合は検閲により削除
読者視点に近いのか、メンバー全員をどこか上から目線で見ているような部分がある。先輩にも余裕でタメ口。
捻じ曲がった者は「あきらめるな!」と説得して更生させ、時には手も上げる金八先生も太鼓判を押しそうな熱血教師
不良に言い寄られる臆病な生徒モトを庇ったり、途中から入ってきた転校生クリスを馴染めるようフォローしたり、どさくさに紛れてきっちり学園のマドンナひいなにボディタッチしたりと職務は全うしている模様。
集会では追試組のぼくが残る!いや僕が!というお馴染みのコントの流れにエニグマさんを巻き込み、八人で脱出することに対して「どうぞどうぞ」と言わせ脱出枠を増やすことに成功した。
パスの取得と自らを助けるために身を投げ出したアルに「このバカものが!」と叫んだことから国民的アニメの父を想起させる厳格さも持ち合わせていることが分かる。
高速で回転するファンの中に腕を突っ込んだり、ガラスの階段を渡るなど進んで体を張ってくれるためメンバーからの支持率も高い。
何度も危険な目にあっているが主人公補正で死ぬことはない上に怪我を負ってもその後に影響はないようだ。
最新話で彼の本当の才能はテレパスであることが発覚。じゃあ描いた絵が動き出したのはなんだったんだ?
テストでは常に参加者をまとめるリーダー的な存在で、テスト中盤から実母が戻ってくる事よりエニグマさんに会いに行く事を優先する誇り高きエニグマ厨となった。その為、キリヲからエニグマさんの座を譲られたが飽きた為に、第2幕でドクロを捨てに列車に乗って旅に出た。
松崎来宮 しげる(くるみや しげる)
目移りばかりして自分を見てくれない幼馴染のスミオにヤキモチを焼く王道ヒロイン。
色黒ではない。しかし髪とカーディガンはまつざきしげるいろをしている。
風紀委員でスミオから規則女呼ばわりされるほど規則に厳しいという設定があったが、2話からはその上を行く規則男祀木の登場によりそのフックは一瞬で空気と化した。
スミオにイメージ画付きで護ると誓われたにも関わらず、その直後に突如現れた不審者男と二人きりにされ結果浚われることとなった。メンバー全員の前でスミオに君を護る宣言され、実際に付きっ切りで助けられていたひいなとはえらい違いである。
それでも一途にスミオに惚れており、旧校舎に向かった三人がなかなか帰ってこないのに対しひいなとスミオの仲に何かあったのではと泣きながら心配していた。
来宮しげるの憂鬱
メンバー内で唯一クリスの会長バッチに気付いたり夢日記の法則を見つけるなど洞察力は高いと思われる。
名前が「しげる」であることやスミオが唯一口説かない女性であることから、連載当初より実は男の娘なんじゃないか?という声もあがっているが未だ真偽は不明。
才能と報酬のどちらも明かされておらず謎に包まれていたが、才能はなんとテストが始まってから(もしくはそれ以前からかも?)ずっと遣っていた。夢日記の予知担当であり、スミオはしげるの予知をテレパスでキャッチしていたのだった。それでも、キャラの中では最も影が薄い事は変わらず、第2幕では、ヒロインなのにゲームに参加できなかった。
急に泣き出し自分の中にいるもう一人の自分から話しかけられるという経験をしたことから二重人格を疑われている。才能に関してはイヤボーン覚醒キャラだった。
支倉 モト(はせくら もと)
臆病な性格で色黒。
中学の頃から屈強な男たちが固い肌色の棒を手で握りしめ力強く速く振り、白いものを柵より遠くに飛ばして点を入れるスポーツに入っている。
何度か部活の先輩たちから集団でトイレに追い込まれ、無理やり恥ずかしい写真を撮られそうになるという目に合っていたため、写真と先輩には嫌な思い出がある。しかもこっそり灰葉に盗撮されてるし。
そんな経験を積み、自分自身を見ないでほしいと強く願ってる内にものを消す才能に目覚めた傷心乙女。
テストに参加する以前は自分しか消せないと思い込んでいたが、写真の課題で他のものも消滅させることが可能と判明。
スミオの口車に乗せられ人間を検閲により削除してしまう。
受験前はスミオとは互いに顔すら知らない状況だった。写真の課題後はスミオに犬のごとくくっついて行ってるため、ターンが終われば空気化するキャラが多い中で彼は出番が多い方。
「死ぬまで無事」であることを人生の目標としている。その言葉の通り、祀木を救うために巨大なポールを運び出さなければならない時や、スミオが生死をかけてガラスの階段を渡っている場面でも彼は騒ぎ立てるだけで何もしなかった
常に体操着を着ているスポーツ少年だが、ゲラゲラから逃げる際にしげるに遅れをとったり7、8歳の力しかないひいなの第三の手で引っ張られるなど身体能力については不可思議な点が目立つ。
とった色の目立つ耳そうじが好きという些かマニアックな性癖を持っている。二人の姉がいるという羨ましい家系。
眼帯の理由が不明であることから邪気眼、あるいは〈人形の眼〉的なものを持ってるのではと密かに期待されている。
九条院 ひいな(くじょういん ひいな)
財閥のお嬢様。
気丈に振舞っているが本心では決して壊れることのない絆を求めている黒髪美女
少年漫画特有のサービスシーンが多く、読者人気は高いと思われる。
一見恵まれているように見えるが、両親がダブル不倫しており、クラスメイトからも嫌がらせを受けたりハブられるという不憫な境遇にいた。
そんな環境の中で誰にも負けないという思いから第三の手が使えるようになった。ぜ…是非俺の第三の足検閲により削除
その性格からツンデレ化すると思いきやスミオにおちて素直クールキャラとなった。
しげるとは恋のライバルだが、スタイルの良さや胸の大きさでは勝っている余裕からか現在は特に修羅場ることもなく仲良くしている様子。
純潔が口癖で触られることを嫌っており、無論ゲラゲラ病にかかった際うふふア〜ン♥♥ビッチへ変貌を遂げるのではないかと読者に期待されているのは言うまでもない。
華麗な外見だが、男共の喧嘩を止めたり不良の宥め役になったりと頼れる姉御気質。
気遣いからタケマルのこんな馬鹿に付き合ってれるか!俺は一人でパスを探すぜ!!とお馴染みの死亡フラグを回避してくれたことがあった。
どういった必要性があるのかは不明だが、学校のロッカーに替えの制服が10着ある。まさか毎日学校で着替えているのか?
水沢 アル(みずさわ ある)
心身ともにとても高2には見えないショタあの漫画あのキャラに似ている。
現世で2度も生命の危機に関わるような事故に遭っている薄幸な少年。正体が判明していない段階では小柄美少女と予想されていた。
周囲の人を悲しませたくないが故に事故直後の体が全く動かせない状態でも明るく振舞っていた。その健気な笑顔に心を鷲掴みにされた読者も少なくない。
ピットくん化している時は身体能力が6倍になる。何気に敵に回したくない奴。
入院していた所を病院に忍び込んだコソ泥のスミオにハートを盗まれた
遠足の帰り道バスの落下事故に遭い、滑り落ちそうになっている子供たちを身を挺して救おうとして才能に覚醒することとなる。
『自由に動き回れる皆のヒーローピットくんに憧れていたら、いつの間にか自分がピットくんになっていた』
な…何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何が起きたのか分からなかった…。催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。
その時に頭も事故ったのか自身を「月の住人」と表すようになってしまう。月に変わってお仕置きするあの人と良い勝負だ。
テストでの報酬は「健康な体」で、やっほーっ!と楽しそうに夜の世界を飛び回る姿はどこかシュール切ない。
歯車に引き裂かれそうになっているスミオを「自らが歯車に飛び込み、自身の肉体を車軸に絡ませて動きを止める」というグロテスクな方法で救うなど度胸はある。フェイスレス司令
着ぐるみ化している時は体がバラバラになっても縫えば元に戻る上、自分とは違う布を使われても大丈夫と云う。燃えたりしなければある意味不死身かもしれないし、たとえ燃えたとしても一部が残っていれば再生も可能なんじゃないか?そのとき自分の体に戻ったらどうなるのかは知らんが。
「実は水沢アルは既に事故死してしまっていて、現在の彼は着ぐるみに憑依した霊体なのではないか」という説もある。ピットくん時でも食物はとれる。
祀木 ジロウ(まつりぎ じろう)
全国模試1位の秀才目つきが悪い。一家全員が医者で市立の病院を経営しているエリート味オンチで、手を加えた料理を可燃ゴミにすることができる。
敬虔なクリス信者だがクリスチャンではない。
クリスを脱出させるために焼却炉で自ら犠牲になろうとしたことがあった。きみのためなら死ねる
不幸な出来事から能力を手に入れることとなったキャラの多い中で、彼だけは普通に数字ヲタライフを送っていたらいつの間にか才能に目覚めていたというもの。
人前でうっかり才能を使ってしまったり、背後でゲラゲラに捕まっている人間に気付かず脱出したり、追試にも関わらずテスト開始直後にゲラゲラに連れ去られたりとエニグマさんも心配するドジっ子。ゲラゲラ化しかけたクリスにまで「お人好しな性格で、他の連中に気を回したせいでゲラゲラに捕まった」とフォローされていた。
モトに負けず劣らず写真映りが悪く、パスワードの集合写真に写っていたのに目が隠れていたためか(笑)参加者の誰にも気付かれなかった。
一年生の頃は前髪1・9分けなのに加え小柄で眼鏡というのび太のような外見だったが、のび太のように庇護欲を感じさせるキャラではなくその頃から規則に厳しく目つきが悪かった。数学好きなのに当時の役職は会計ではなく書記。
過去にずっと生徒会長として生徒の要望に答えながら活躍するクリスの背中を見ていたにも関わらず、そこから何を学んだのか現在では自分の挨拶中に居眠りをした生徒に罰則を課したり、その執行を後輩役員に睨みつけながら命令するなど独裁政治感が否めない生徒会長となっている。
テスト開始直後からゲラゲラ病に感染している無理ゲーの危うい奴だったが、案の定抑えられず最速で影化することとなる。
ゲラゲラ病に伝染した当初はよろよろふらふらと辛そうにしていたりゲラゲラになりかける等といった症状が現れたが、クリスと再会した以後は全く発生していなかったため、 彼に関しては長時間クリスと離れるとその禁断症状によりゲラゲラ化が進行してしまうというのが有力説として囁かれていた。
メンバーの誰よりも早く二度もゲラゲラに掴まり、真っ先にゲラゲラ化が進んでいる。何とも哀れな状態だったが、第2幕のゲームではヒロインのしげるを差し置いて参加者に選ばれた。
崇藤 タケマル(すどう たけまる)
理不尽を何よりも嫌う怪力男。最近年上フェチと判明した。
なよなよしたガリ男の多い長身男メンツの中では唯一ウホッイイ体をしている。
一見突っ張ってても帰り道に捨て猫を拾うテンプレ不良と見せかけ、実は読者に共感されることの多い常識人キャラ。
テストに参加するまで自身が才能持ちである自覚がなかった。
そのこともあってかモトの能力に対して「気持ち悪い」と批判したことがあるが、彼の能力はそれ以上に気持ち悪いモノであった。
10歳の頃に義父に散々暴力を振るわれた挙句、実母を庇った際に背中の皮を抉り取られるという出刃包丁も真っ青になる悲惨な過去がある。
これは週刊少年ジャンプだったら規制されかねないいじめの描写だよ!だがそれもあり今でも正義感喧嘩は強い模様。
才能持ちの多くが能力を使うに当たって何の代償もないにも関わらず、彼だけは背中の古傷から出血してその皮が剥がれるという理不尽っぷり。痛そうな上に見た目が検閲により削除
しかしその能力のおかげで、ひいなにうつ伏せ状態で膝枕されて背中をハンカチで拭かれたり、横から抱きつかれ腕にを押し付けられるという世界の男性読者が嫉妬する羨まけしからん体験をすることとなる。彼ほど試練が宝に変わった男は他にいないだろう。世も決して理不尽なことばかりではない。
理不尽に対抗する正当な手段を好むが、学校の体育館の窓は何度も蹴り破ったことがあるらしい。何故?
写真部室で誰もが思う率直な疑問を口にしクリス厨を拗らせた祀木に掴みかかられたり、集会ではまとめ役であるスミオに自分の意見を完全にスルーされたりと作中での扱いも理不尽。しかし、彼は空気を読んでそれらに文句一つ言わなかったのだ…。ちなみに、第1刷の4巻にある彼のプロフィールに誤植が存在しており、名前が「タマケル」に…。作中以外でも理不尽な立場に立たされているようだ。
以前から自身より後輩を優先して助けたり、肝心な場面では率先して協力する男の中の男である。
栗須 リョウ(くりす りょう)
元生徒会長現失踪者。
帰国子女の敬虔なクリスチャンで、近しい者からは親しみを込めて「クリス(ちゃん)」もしくは「クリちゃん」と呼ばれている。
祀木から検閲により削除されるほどの完璧超人。完璧すぎて第二回e-testでは終盤仲間からと見なされ裏切られる始末。
周囲から何でもできると頼られていた彼でもパスの数ばかりはどうにもならなかったようだ。
パス入力後決定を押す寸前でゲラゲラに捕まったため失格となり、今日まで冷たい校舎に閉じ込められることとなる。無念。
その時のび太似の後輩が自分を裏切って脱出したと勘違いし、彼に対する怨念復讐心からゲラゲラ病にかかりながらも二年間ゲラゲラにならずに抑えきるというエニグマさんも感服する脅威の生命力を見せた。というかどうやって生きていたんだ?
第五回e-testではゲラゲラ病の症状によりスミオらを奇襲したりメンバーからパスを騙し取ろうとしたが、後に集会でエニグマさんからお叱りを受け反省した。
中盤からゲラゲラ化無罪で仲間入り。パーフェクト設定なのに特に表立った活躍はしない中途半端な位置に落ち着くこととなる。
平面の世界に入り中の物を自在に操れる」という夢のような力を持っていながらそれを「試練」と表し、二次元に行きたくても行けず日々涙を呑む人々からの反感を買った。
苦手教科なしで好きなものに「人との交流」を挙げるほどの天才イケメンリア充だったにも関わらずそんな能力に目覚めたことから、「何か重い過去があるのでは?」「実は二次元愛好家なんじゃ…」などと噂されているが真偽は不明。いったい彼は何を欲したんでしょうね。
料理も得意で、家庭科室のありあわせの食材から、サーモンのムニエル、キャベツのポタージュ、キッシュ、カナッペ五種類他を錬成した。
牧師になることを夢見ており、「七つの大罪」を嫌っている。ハイスペックなくせに童貞とは胸熱
荒井 ヨシオ(あらい よしお) 上杉 ケンゴ(うえすぎ けんご) 神谷 みさき(かみや みさき)
  • 才能:???
クリスと同様第二回e-testの失格者の面々。「誰?」と思った読者はどうか忘れないであげてください
祀木が「他の3人」としか説明しなかったため、男陣に関してはどちらが上杉でどちらが荒井かすら判明してない状況である。
恐らく長身でクリスを右ストレートで殴り飛ばしてた方が荒井。
テスト終盤にクリスと祀木の二人を出し抜こうしてまとめて影に粛清されました
現在では完全なるゲラゲラとなり、エニグマさんに操られているためエニグマ界の校外を私服で歩いていたり校内をゲラゲラとなって徘徊している。
また再登場しないかと一部の読者に期待されている。

夕闇高校関係者[編集]

数奇 ケイ(すうき けい)
オカルトマニアの長髪男。
常にドリームキャッチャーを頭に付けていながら首からは御守りをぶらさげるという、西洋と東洋を合わせた斬新なファッションがファンを魅了した。
一人でいることが多く周囲からは変わり者として見られているが、オカルトの研究結果をネットで考察・レポートする等どこか親近感を感じさせるキャラ。
瓦張りの一軒家に両親と住んでいる。本作で最もキャラが立っている人
エニグマさんの運命の悪戯により電話という通信手段でスミオと一本の糸で結ばれることとなる。
その後、なんやかんやで教師のパソコンと引き出しを支倉モトのロッカーから勝手に奪い去ったバットで粉砕する。ある意味スミオよりも英雄。
才能を持たないのにカニバルに食われる。
弓河 あみ(ゆみかわ あみ)
包容力のある性格で、膝枕してもらいたい女性ナンバー1に選ばれそうな長身巨乳。恐らく熟女。
綺島と同様生徒思いで、自分のクビを覚悟で生徒を庇ったり退学を阻止しようとしたりと養護教諭の鏡のようなお方である。
三年前に綺島のよく分からん恋慕に巻き込まれて、濡れ衣を着せられ逮捕されてしまった作中でも1・2を争う不憫っぷり。
だがそのおかげで飛行機事故に巻き込まれずに済み、e-test終了後には無罪となり釈放された。
常にスカートの上に白衣という萌えスタイル。タケマルや綺島からの矢印も軽くかわす大人な女性である。

その他[編集]

灰葉 ミナ(はいば みな)
スミオの母親で自称No.1キャバ嬢。
この「ミナ」という名前は、キャバクラのボーイから呼ばれていたものであるため源氏名と思われたが、本名だった。
灰葉父と出会ったその日に運命を感じて結婚してしまった少女漫画ヒロインもびっくりな女性。
息子の年齢からして、たとえ16歳の頃に結婚・妊娠していたと考えたとしても最低でも32歳以上となるが若々しく活気に溢れている。
咬田 シメイ(こうだ シメイ) / カニバルさん
弓河とキリヲを逮捕させた張本人で灰葉父の同級生。
東京帝国の建国者のファンであり、彼の仲間になる為にエニグマの座を狙う。また凄腕の料理人で人間の骨をパイに調理できる。その為、人間を食料としか見れなくった哀れな人。
第2幕のゲームでは影武者の赤目と共に罪の無い女子高生と覆面の男性を手に掛けた。
七節 まお(ななふし まお)、赤目 ツトム(あかめ つとむ)
第2幕のゲームの参加者達。単なるかませ犬。
まおはカニバルさんに食べられ、赤目はプリズン・ブレイクごっこをやって逮捕され、それぞれ脱落した。
忌束 ギドウ(いみづか ギドウ)
綺島とキリヲの父で元エニグマさん。第2幕のゲームの参加者。息子の綺島と同い年と言われても納得してしまいそうな程に若々しい外見をしている。
自称「紳士」で通っているが、過去に綺島妻子にしてきたことを考慮すると検閲により削除と言っていいだろう。
元は教師だったが、カニバルさんになった教え子を止める為、子供達にドクロを渡す。第2幕のゲームでカニバルさんに食べられたがその後教え子と共に復活した。
「死なない僧侶」
コミックスのみに登場した夕闇寺の住職にして初代のエニグマさん。スミオに似ているが、お察しください
明治時代にドクロにされた少女を救う為に不死身になったが、100年経っても解決できなかったので他人に押し付けた外道、というか本作の真の黒幕

用語[編集]

影(ゲラゲラ)関連[編集]

影(シャドー)
影を放出しながら校内を徘徊する怪物。通称「ゲラゲラ」。しかし元は人間であり、中には過去のテスト失格者も含まれている。
ゲラゲラ病が完治しなかった人々は皆自我が消えこのような姿になるものと思われる。
異形のゲラゲラとなった者の末路は、自我が消えエニグマさんのコマとなり永遠にエニグマ界で操られ続けることだ。
しかし彼らはそんな姿になっても、未だ自分を救ってくれる人間を求めるかのようにテスト参加者に手を伸ばし続けている。
テスト最中は、エニグマさんが親切にも校内への不審者侵入時と同じ符丁のアナウンスを流し参加者の避難を誘導してくれるため、実際に捕まってしまう者は少ない。
だがパス入力中や集団でいる時など、参加者の不意打ちを狙って襲ってくることもあるためなかなか侮れない奴らだ。
ゲラゲラ病
影(ゲラゲラ)の放出する影に伝染すると発症する病。
この病に侵されれば誰しも凶暴化し、「ゲラゲラゲラ」と奇声をあげながら襲ってくるようになる。
ゲラゲラ化が進むにつれ、徐々に感染者の人格が崩壊し普段の性格とは真逆になる模様。
それに伴って人間が本来持っている思考力が低下し、冷静な判断ができなくなっていくものと思われる。
病はゆっくりと進行し、末期症状を超えると完全なるゲラゲラとなってしまう。
この病にかかると誰しも初めはゲラゲラになってしまわないよう必死に抗うが、それでも打ち勝てなかったのかこれまでのテスト失格者は一人を除いて全員ゲラゲラ化したものと思われる。何ともおぞましい病気である。
大人しく心優しかった者が犯罪に走ったり、真面目な子がある日を境にグレてしまったり…
そんな精神病少年犯罪等といった現代社会の抱える問題も想起させる病。
実際にこの病の感染者が悪事を働いても、心神喪失が認められ罪に問われないケースが多い。ゲラゲラ化無罪。
ゲラゲラ病とはそれ程までに肉体と精神を蝕んでしまう恐ろしい病なのである。
まぁ、気力や根性で大体は抑えられるんだけどね。

その他[編集]

ユニークな才能
略してユニ才。主に人間に宿る超能力を指す。
使いようによって毒にも薬にもなる便利な力だが、才能を使う際その見た目が不気味な能力が多い。
FLATやピットくんなどの強力な才能が出た際にバランスブレイカーとして主人公や他キャラの出番を奪いかねないと心配されていたが、その後彼らの出番そのものがなくなったため特に問題は生じなかった。
どんな方法を使って判別しているかは不明だが、エニグマさんには有能無能の違いが分かるらしい。というか、エニグマさんが適当な人間にプレゼントしていた。
夕闇高校
スミオたちの通う高校。一学年につきクラスが8つあるマンモス校である。
「皆気付いてないだけで実は生徒全員がユニ才持ちなのでは?」とそんな中二病患者のようなことを疑いたくなるほど在校生に超能力者が多い。
財閥のお嬢様や全国模試1位の生徒が在校していることから全体的な学力レベルは高いものと思われるが、DQNも結構いたしピンキリな可能性もある。
「エニグマの証明」
エニグマさんが持ってる持ち主の願いを叶えるドクロ。明治時代から存在する。
本作で使われているのは、カニバルさんの頭蓋骨を基に死体弄りが趣味の思想家が作った2代目で、これをもっていると未成年者の集団拉致や監禁をやっても許されたり、ユニ才を与える事ができる。

これまでのパスワード課題[編集]

No.3パスワード:栗須リョウ
写真に映った生徒の隠れている名札を読めというものでモトの才能でクリア。
モトに合わせてあるのか、課題の中では最も安全で難易度は低いと思われる。
使用された写真に関しては、第二回テストで全員で集合写真を撮るという課題があったと考えるのが妥当。
既にゲラゲラとなって消えていたと思われたクリスの名前がパスに使われたが、後に本人登場というエニグマさんも予想外のハプニングが起こり会場全体が盛り上がった。
No.5パスワード:2月29日
水中に散らばった透明なピースを集めるテストで、ひいなの才能を有効活用してクリア。
主人公とヒロイン二人が密室で水風呂に浸されるというア〜ン♥♥な展開で、美少女が二人が薄着で濡れ濡れになるという目の保養には持って来いなターンとなった。
このテストを終えて見事主人公はパスとひいなの心を手に入れることに成功する。
透明パネルに油性マジックでパスを手描きしたり、セロテープで最後のピースを天井に貼り付けたりとエニグマさんの律儀さが若干垣間見えた瞬間でもある。
No.2パスワード:Q-510
焼却炉で燃焼してしまう前にパスか人間かのどちらかを救出しろという課題。
二択の片方となっていた祀木の才能でクリアした。縮めた巨大なポールを焼却炉内で元の大きさに戻し、手っ取り早く扉をぶっ飛ばして脱出するという荒業を披露。
しかしタケマルがあのポールを担いでいたことを考えるとポールの長さは6メートルもないようn…おや、誰か来たようだ
エニグマさんの配慮で、その場に穴を開けるのに最適なバールのようなものや適当な大きさと材質のポールが置いてあった。
パスワードそのものはクリスの才能により分かることとなる。
No.4パスワード:classmate
屋上がスタート地点で、制限時間内に三つのボタンを押せたらクリアとなるスタンプラリー
アルの才能と捨て身の覚悟でパス取得。捨て身とは言葉通りの意味でアルは犠牲になったのだ…
メンバーの前でスミオが綱渡りならぬガラス板渡りパフォーマンスを披露した。
校外テストということもありエニグマさんもさぞ気合を入れて設備したことだろう。
なお、漫画内ではなくリアル世界の評価の話になるが、このゲームの時にユニークな才能を使っていないためエニグマさんの目的(ユニークな才能を使わせる)に反するのではないかと主張する物が現れた。これまでよく出たご都合主義批判と矛盾する。(ひょっとしたらこの批判を見て挿入したのかもしれない)しかし、これはそれぞれを主張する物が違うので仕方がない。そもそも、エニグマさんのあの目的は第二回e-test参加者による推測に過ぎない。前者はそれでもそれを信じる者で後者は信じない者だ。
No.6パスワード:A24
エニグマさんのちょっとした遊び心でテスト会場である校舎ではなく現世の高校の黒板にテスト案内が描かれており、数奇を通じた伝言ゲームを楽しんだ後に旧校舎へ。
廊下でゲラゲラと追いかけっこした末に「頭がおかしくなって死ぬ」と噂の無限回廊に閉じ込められることとなる。
読者の期待したひいなの「ふぅ…なんだか暑いわね。この服脱いじゃおうかしら…❤」という展開になる前にスミオが鍵となる靴を発見してしまい、その後はタケマルの才能で色々巻き戻してパスゲット。
尚、その靴がメンバーを導くためにエニグマさんが用意したものであることは言うまでもない。疲れきった参加者の体を労わって有難くも帰りはエレベーターを用意してくれた。
No.1パスワード:HIJACK
食堂ホールで足場のない空間を渡り30メートルほど先のリフトに乗れという課題。スミオとその愉快な仲間たちが力を合わせてなんやかんやでパスゲット。
幾多のモリが左右下から飛んでくるという恐ろしい試練付きだったがしっかり高性能な防弾ガラスが用意されていたため問題はなかった。
課題終了後は恐らくリフトが食堂出口前の足場まで移動し主人公たちを運んでくれたものと思われる。どこまでも生徒思いで親切なエニグマさんであった。
No.7パスワード:灰葉スミオ
ゲラゲラゲラゲラ。ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ。ゲラゲラ。ゲラゲラゲラゲラ、「ゲラゲラゲラ」ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ。
ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ、ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ。ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ。
ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ、ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ。ゲラゲラゲラゲラ『ゲラゲラ!』ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ…。ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ。ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ…ゲラゲラゲラゲラ……

エニグマに対する評価[編集]

エニグマに対する評価はサイトによって違う。アマゾンブックスでは辛口であり、褒めているように見えて貶していることもある。楽天ブックスでは好評である。何故か作品ではなく楽天ブックに対する評価を書き込んでしまった者もいる。AccessUp.Orgでも好意的な意見が多いが、この作品のページ[1]ではなく、間違えて月刊マガジンの作品ページ[2]でも評価が書かれている。

アクセス数に対する誤解[編集]

頭の固い百科事典のアクセス数に関していくつかの誤解がある。タイトルは小文字なのだがURLでは大文字なのでWikipedia article traffic statisticsを利用した場合[3]ではなく[4]でチェックしなければいけない。前者のURLでもある程度のアクセスは確認できるが三月まではアクセスゼロの日が目立つ。

『基本ルールは編集具体的な方法は中へ入ってみれば分かるだろう。心配は無用――終了すれば解放する。筆者には困難だが君たちなら可能だ。記事をユニークにできる才能を持った君たちなら――。』というわけで誰でも自由に加筆・編集して行ってください。ただし悪意や害意での投稿は禁止ですよっと。筆者も誰にも気付かれず地味~にちょくちょく弄りに来てますが。 (Portal:スタブ)