喧嘩

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喧嘩(けんか)とは、格闘技及びエクストリームスポーツの一種である。専用の道具やフィールドが要らず(持ち込みは自由)、また難解なルールも存在しないため、時期や場所・年齢の隔たりなく楽しむことができる。酔っ払い不良を中心に愛好家は多い。

勝敗[編集]

勝敗については、公式喧嘩と非公式喧嘩とでその様相が大きく変わる。

公式喧嘩における勝敗[編集]

公式喧嘩とは街中などの不特定多数が混在する中で行われる喧嘩を指す。

公式喧嘩における時間制限は喧嘩会場から最寄の交番までの距離にほぼ比例し、比例定数k=5~10[m/s]程度であるとされるが、交番に置かれているお巡りさんの性能によるため、一概には言えない。

公式喧嘩での勝敗は喧嘩を行っている者の内1名、あるいはそれ以上の死傷によってのみ決まる。 相手が動かなくなるまで喧嘩をしなければならないため、公式喧嘩は勝敗がつくまで続けるのが困難で、挑戦は憚られる。

また、時間制限を超えてしまった場合には、お巡りさんから引き分けの証として両手首に輪状の公式賞がかけられ、一定期間喧嘩に参加できなくなるのでこれもまた注意が必要である。

非公式喧嘩における勝敗[編集]

非公式喧嘩とは、学校の教室・自宅・職場・実家・ベッドの上・友人の家など、ある程度特定できる少人数のみがいる中で行われる喧嘩を指す。特にベッドの上で行われる喧嘩は多岐にわたる組み技などを仕掛け合い参加者全員がグッタリするまで続けるもので、初心者がこれを行うと血みどろの様相を呈す事が多い。性交という独立した名称を持ち多くの喧嘩ファンに恐れられている。

非公式喧嘩では喧嘩の火付け役が極端に特定人数内で強大な力を持っていない限り、周囲の人間によって瞬間的・強制的に終了させられてしまう。その際、終了させる側の人間にも羽交い絞め・首絞めなどの喧嘩のスキルが要求され、時としてそれが元で新たな喧嘩が開始されることもある。 場合によっては、元の喧嘩よりそちらの喧嘩のほうが大きくなることもあるため、注意が必要である。

喧嘩の種類[編集]

試合の様相・マッチメントによって、様々な種類に分類できる。

  • 兄・弟・姉・妹との喧嘩…兄弟喧嘩。たいてい兄・姉が勝者となり、しかし勝者は母親・父親の手によって「喧嘩両成敗」の憂き目に遭わされる。妹・弟にしてみれば不毛であるため避けるべき道である。
  • 父親・母親・息子・娘との喧嘩…親子喧嘩。これもたいてい母親・父親が勝利するが、父親v.s.娘での喧嘩は娘が年齢を上げていくにつれ、父親が涙して終わる確率があがる。「お父さんの娘になんて生まれてこなければ良かった」は、日本喧嘩協会の理事であるオスカー・ワイルドいわく「お父さんの気持ちもわかってやってください。お父さんも大変なんです、好きで頭の毛を薄くしているわけでも、脂を滲み出させているわけでもない。お願いだからかえって来ておくれヘレン!お父さんはお前が心配なんだ!ヘレン!お願いだからハゲなんていわないでおくれ!お父さんは許してほしいんだ、ただ、アレだぞ、あの男はいかん、チャラチャラしすぎている!なんだそもそもあの金髪は。あれが大事な女の父親に会う態度か!そもそもな、お前はなヘレン、私がこれまで人生のすべてをなげうって」、すなわち反則的なまでに最強の切り札である。
  • 恋人との喧嘩…痴話喧嘩。最終的に性交にもつれ込む場合が多い。

など。

喧嘩の原因[編集]

喧嘩の原因には以下のようなものがある。

  • 金銭系トラブル…友人同士でしばしば発生。
  • いじめ系トラブル…学校で頻繁に発生。
  • 恋愛系トラブル…同性同士でしばしば発生。
  • おやつ系トラブル…兄弟喧嘩に多い。
  • テレビ系トラブル…家庭内でしばしば発生。部屋が狭くてテレビの台数が少なく、かつ家族の人数が増えると頻発しやすい。
  • ゲーム系トラブル…家庭内でしばしば発生。複数人で対戦形式を取るゲームで発生しやすい。大乱闘スマッシュブラザーズや桃太郎鉄道が代表的な発生原因である。
  • トイレ系トラブル…「早くトイレから出ろ!!、もれる!!」「うるせぇ!!出るものも出なくなるだろ!!」
  • 成績系トラブル…親子間にしばしば発生。同じエクストリームスポーツである答案隠しから発展する場合も多い。
  • おさ系トラブル…を飲みすぎて正気を失った酔っ払いが無意識に開戦。
  • 仲違い系トラブル…日頃からの恨みをぶちまける喧嘩。喧嘩の後は野原に寝転がりお互いを称えるのが作法。
  • やらせ系…テレビ局に作り上げられたお芝居。たまに仲違い系トラブル(泥沼)に発展する。
  • 不良など…不良が喧嘩するのは当たり前だ!!なんか文句あんのかよ!!
  • やくざ…そもそもやくざとは喧嘩を専門とした集団である。
  • ストリートファイト
  • モータルコンバット

人数[編集]

基本的に2人以上で行う。ただし、1人でもできないわけではない。劇団ひとりは1人喧嘩のパイオニアとして喧嘩愛好家たちの間であまりにも有名。

加点[編集]

  • 庇う:10点
  • 相手を死なせる:20点 警察に捕まんないと+30点
  • 死んでも死にきれねぇ:30点

減点[編集]

  • 禁止武器を使用:数×-20
  • ドーピング:-50点(DCSの使用は認めている)
  • 他の奴をでっち上げ:-156点
  • 泣く:分単位×-10点

プレイヤー[編集]

社会的にまともで良心がある人間は喧嘩をしてしまったことが後日公開されればそれを恥じる。そしてプレイヤーが名乗り出ることは滅多にない。しかしやくざや不良はそれを誇りとし周囲に武勇伝を自慢する。稀にいい大人も過去の戦歴を大手柄のように喚き散らす。

関連項目[編集]