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次回アップ予定:Scene-568 残堀川『あかね橋~やまぶき橋』 (2020/05/16)
[Vol-03] 今回は滝口橋から継続遡上して滝上橋、富士見橋、富士塚橋、JR青梅短絡線橋梁、辰巳橋、JR青梅線立川橋梁、さつき橋、昭栄橋までの紹介です。滝口橋から奥多摩街道を西に300m進むと、左右に農林総合研究センターが在り、北側構内は桜のSpot探索時に紹介しましたよね。南側構内は後で紹介します。正門前から30m先、崖線下への道へ入り100m程進むと右手に富士見緑地が在ります。立川崖線からの湧水を溜池にした公園で、ザリガニやカブト虫も来ますよ。
農林総合研究センター前へ戻ります。正門の反対側、崖線下の南側構内へ階段で降ります。左手に構内の湧水噴水池、更に60m程進むと大きめな湧水溜池が在ります。此れらも残堀川の源水の一つですね。
崖線脇の道を戻って行くと、今回も坂上から富士山が綺麗に見えました、送電塔左の山は丹沢の大室山(1587m)ですね。硝子張りの温室が見えますが、フェンスで囲まれているので廃墟ですね。平屋の建物は試験用の温室です。廃墟の温室-其の2も在りました、修復するんですかね?
構内にキジトラ発見、カメラ目線で、コンニャンワ~です。坂道脇に崖線からの湧水が流れており、流れを追って下に降りると、富士見公園下の湧水溜池に合流し残堀川への湧水排水路へと繋がっていました。
富士見公園下から坂道を戻り、農林総合研究センターの正門まで階段を上がり、滝口橋まで戻ります。210m上流に架かるのが『#10滝上橋』です。残堀川左岸の立川市富士見町4丁目と右岸の立川市富士見町3丁目とを結び、市道南101号線が通ります。
名称:滝上橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:2km
橋の長さ:17.6m
有効幅員:5.1m
完成:1968年(S43)
滝上橋の20m上流に架かるのが『#11富士見橋』で、左岸の立川市富士見町3丁目・4丁目と右岸の立川市富士見町1丁目・3丁目とを結び、市道1級1号線が通ります。
名称:富士見橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:2.1km
橋の長さ:17.6m
有効幅員:15.7m
完成:1964年(S39)
富士見橋の260m上流に架かるのが、『#12富士塚橋』です。左岸の立川市富士見町1丁目と右岸の同じく立川市富士見町1丁目とを結び、都道153号線バイパス(立川昭島線)が通ります。橋名の由来となった富士塚が右岸側に在ります。
名称:富士塚橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:2.3km
橋の長さ:17.3m
有効幅員:11m
改修:1996年(H8)
富士塚橋右岸側から北西120m程の富士塚公園の中に浅間神社が在ります。創建は不詳、富士講の人々によって祀られた富士塚で、頂上に浅間神社が祀られています。祭神:木花開耶姫命(推定)、所在:立川市富士見町1-23。境内は児童公園になっており、揉み手ザウルスも居ますよ。
残堀川に戻ります。富士塚橋の上流30m程、斜めに架かるのが『#13 JR青梅短絡線橋梁』です。JR青梅線は立川駅始発で1・2番ホーム発着ですが、東京駅始発の快速青梅行きは、立川駅で中央線の5・6番ホームに入り、立川駅を出て250m程で中央線から左手に分離しながら、430m程先で中央線の上を跨いで青梅線方向へ進み、850m先で残堀川に架かる此の青梅短絡線橋梁を渡ります。左岸側の立川駅から約1.6km、右岸側の西立川駅から450mに位置しています。かつては五日市鉄道と南武鉄道が使用していた軌道で、1931年(S6)に南武鉄道貨物支線として立川駅~西立川駅間が開業しており、此の時期の架橋と推定します。
名称:JR青梅短絡線橋梁
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:2.4km
橋の長さ:約28m
軌道:単線
完成:1931年(S6)推定
青梅短絡線橋梁の上流50mに架かるのが『#14辰巳橋』です。此の橋も左岸の立川市富士見町1丁目と右岸の同じく立川市富士見町1丁目とを結び、市道南8号線が通ります。周囲がヤマタネの敷地なので、橋を斜めから撮れるポイントが在りませんね。
名称:辰巳橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:2.4km
橋の長さ:17.5m
有効幅員:6.8m
完成:1969年(S44)
辰巳橋の上流80mに架かるのが『#15 JR青梅線立川橋梁』です。左岸側の立川駅と右岸側の西立川駅との間に位置し、JR青梅線・五日市線、JR貨物などが通ります。
名称:JR青梅線立川橋梁
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:2.5km
橋の長さ:約20m
軌道:複線
完成:1965年(S40)
青梅線立川橋梁の上流隣に架かるのが『#16さつき橋』です。左岸の立川市富士見町1丁目と右岸の立川市緑町とを結び、一般道が通ります。
名称:さつき橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:2.5km
橋の長さ:約21m
有効幅員:約6m
完成:1975年(S50)
さつき橋の30m上流に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#17昭栄橋』です。左岸の立川市緑町と同じく右岸の立川市緑町とを結び、都道153号線(国営公園南通り)が通ります。
名称:昭栄橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:2.5km
橋の長さ:約33m
有効幅員:約27m
完成:1988年(S63)
昭栄橋が帰宅設定ポイントで、西詰めから公園南通りを西400m進んだ先に在るJR西立川駅から帰宅します。駅から青梅短絡線の分岐が見えるので序に載せますね、左が青梅線です。初回、柴崎体育館駅からの遡上歩数、19700歩でした。あっ、此の辺りは立川市と昭島市との市境で、昭島市の汚水マンホール蓋が面白いので撮りました。1961年(S36)に鯨の化石が発見された事に因んだデザインです。160万年前は此の付近は海だったんですよ、オマケネタでした。
>>>後書き<<<
次回は西立川駅からリスタートし、昭和記念公園内に架かる、あかね橋、むらさき橋、ふれあい橋、さくら橋、さつき橋、うのはな橋、もみじ橋、いちょう橋、やまぶき橋までの紹介になります。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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