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次回アップ予定:Scene-558 古利根川『埼葛橋側道橋(下流)~公園橋』 (2020/03/21)
[Vol-05] 今回は前回、最後に寄った東國寺から藤塚橋まで戻り、藤塚橋側道橋(上流)から継続遡上して、ゆりのき橋、東武野田線古利根川橋梁、牛島人道橋、八幡橋側道橋、八幡橋までの紹介です。では、藤塚橋から左岸側遊歩道を遡上します。遊歩道は、古利根川緑道と名付けられていて藤塚橋から上流方向に4.4km続いています。桜並木も在り、春先は桜を眺めながらの散策に良い所ですね。中州が在り、野鳥が多く見られますよ、カルガモ、マガモにヒドリガモ、オオバンだけ水の色が濁っていますが、此れが排水河川である古利根川の水質で、水色に見える水面は青空の映り込みです。
約1km遡上すると『#13ゆりのき橋』です。藤塚橋から980m上流に架かり、左岸の春日部市藤塚と右岸の春日部市緑町3丁目・4丁目とを結び、市道1-28号線(ユリノキ通り)が通ります。岸辺にコスモスが綺麗に咲いていました。時季ズレのブログなので、こんなのが沢山出て来ますがスルーして下さいね(笑)。
名称:ゆりのき橋
構造種別:3径間連続鈑桁
河口からの距離:12.2km
橋の長さ:106.5m
有効幅員:約12m
完成:2004年(H16)
ゆりのき橋から700m上流に架かるのが『#14東武野田線古利根川橋梁』です。左岸側の藤の牛島駅と右岸側の春日部駅との間に位置しています。橋梁銘板が右岸側は「昭和七年製作」、左岸側は「昭和四年製作」になっていました。どちらかが間違いですよね、野田線の前身である総武鉄道は、1930年(S5)10月1日に全線開通しているので、正解は「昭和四年製作」の翌年竣工ですね。
名称:東武野田線古利根川橋梁
構造種別:6径間鈑桁
河口からの距離:12.9km
橋の長さ:約89m
軌道:単線
竣工:1930年(S5)
古利根川橋梁から60m上流に架かるのが『#15牛島人道橋』です。左岸の春日部市牛島と右岸の春日部市粕壁東6丁目とを結ぶ、人道専用橋です。
名称:牛島人道橋
構造種別:3径間鈑桁
河口からの距離:12.9km
橋の長さ:約83m
有効幅員:約1.5m
完成:1982年(S57)
牛島人道橋から左岸側を300m程遡上すると、少し大き目なコスモス畑が見えます。今回、2回目のコスモスなので慣れましたよね(笑)。
コスモス畑から北東300m程に在る真言宗智山派寺院の宝光院へ行きます。創建は不詳、山号:山王山、本尊:大日如来像、所在:春日部市牛島813。近くに国の特別天然記念物の「牛島の藤」が在ります。
道端に咲くキバナコスモスぽい奴は何ですかね、帰宅してググルと■ウィンターコスモス:キク科センダングサ属でメキシコ原産、和名は菊咲栴檀草(キクザキセンダングサ)でした。
宝光院から北西400m程に在る牛島女體神社へ行きます。創建は不詳、元は神明社として祀られていましたが、何時の頃からか女體神社になったと云われています。1906年(M39)に前田の荒神社、前川原の天神社、三本木の稲荷社を合祀しています。祭神:奥津彦命、奥津姫命、火霊之命、奇稲田姫命、所在:春日部市牛島605。鳥居は1834年(天保5年)の建立です。狛犬、ちびっ子ですね。
牛島女體神社から南へ250m、古利根川に戻り500m程遡上すると『#16八幡(やわた)橋側道橋』で、牛島人道橋から940m上流に架かっています。左岸の春日部市樋堀と右岸の春日部市粕壁東2丁目・4丁目とを結ぶ、人道専用橋です。橋脇に八重咲きの■孔雀アスター:キク科が咲いていました。北アメリカ原産の多年草です。
名称:八幡橋側道橋
構造種別:4径間鈑桁
河口からの距離:13.9km
橋の長さ:約79m
有効幅員:約1m
完成:不明
八幡橋側道橋の上流隣に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#17八幡橋』で、埼玉県道10号線(春日部松伏線)が通ります。
名称:八幡橋
構造種別:7径間PC桁
河口からの距離:13.9km
橋の長さ:約75m
有効幅員:約6m
完成:不明
>>>後書き<<<
次回は八幡橋から継続遡上して、埼葛橋側道橋(下流)、埼葛橋、埼葛橋側道橋(上流)、春日橋、古利根公園橋、公園橋までの紹介になります。
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Author:mark60
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