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次回アップ予定:Scene-898 砂川堀最終回『無名橋-36~無名橋-42』 (2024/08/20)
[Vol-09] 今回は西武線小手指車両基地Cbから遡上して、無名橋-31、32、誓詞橋、不動橋、無名橋-33~35、寺山橋までの紹介です。では、JR南武線経由武蔵野線新秋津駅から西武線秋津駅に乗り換えます。電車待ちで西武特急ラビューが通過、カッチョ良いね!此れ何時か乗りたいな。秋に隣の所沢駅から秩父への紅葉狩りで使うかな。
さて、小手指駅で降りて南口から西300m程に在る、チャリポート(緑野北公園)で予約したシェアサイクルを解錠、西武線沿いにStartします。
西武線小手指車両基地Cbの上流一面に調整池が広がっています。3箇所併せて57000(㎥)の貯水量で、南側に砂川堀北野第3調整池、道を挟んで北側に砂川堀北野第2調整池が在ります。
農園を挟んで西120m程に、砂川堀北野第1調整池が在ります。
砂川堀北野第1調整池上流端の排水路が潜るのが、西武線小手指車両基地Cbから430m上流に架かる無銘板橋梁の『#77無名橋-31』です。左岸の所沢市北野新町2丁目と右岸の同じく所沢市北野新町2丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:無名橋-31
構造種別:1連ボックスカルバート
河口からの距離:14.1km
橋の長さ:約5m
有効幅員:約5m
完成:不明
砂川堀は無名橋-31の上流で所沢西高等学校内へ暗渠で潜り、構内北側脇で開渠となり西へと続きます。
開渠から160m程進むと、無名橋-31から250m上流に架かる『#78無名橋-32』です。此の橋も、左岸の所沢市北野新町2丁目と右岸の同じく所沢市北野新町2丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:無名橋-32
構造種別:1連ボックスカルバート
河口からの距離:14.4km
橋の長さ:約6m
有効幅員:約7m
完成:不明
西高のグランド脇を南に抜け、所沢入間バイパスに出て西へ230m程進むと、無名橋-32から610m上流に架かる『#79誓詞(せいじが)橋』で、下流側に水管が併設されています。左岸の所沢市北野新町2丁目と右岸の所沢市北野3丁目とを結び、国道463号線(所沢入間バイパス)が通ります。
名称:誓詞橋
構造種別:1連ボックスカルバート
河口からの距離:15km
橋の長さ:約7m
有効幅員:約30m
完成:不明
誓詞橋から630m上流に架かるのが『#80不動橋』で、上流側に水管が併設されています。左岸の所沢市北野3丁目と右岸の同じく所沢市北野3丁目とを結び、狭山湖通りが通ります。
名称:不動橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:15.6km
橋の長さ:約7m
有効幅員:約7m
完成:不明
不動橋から農道ぽっい道で、次の橋へ行きます。途中で富士山が見えますが電柱が邪魔ですね。此の辺りで採れるお茶は狭山茶です。
不動橋から500m上流に架かる『#81無名橋-33』に行きます。途中に「所沢ひまわり畑」が在りますが、5月中旬なので咲いていませんね。おっと、昨年8月に遡上した東川の帰り道に此の前を走っており、撮ってありましたので、差し込みます。
『#81無名橋-33』は、左岸の所沢市三ケ島3丁目と右岸の同じく所沢市三ケ島3丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:無名橋-33
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.1km
橋の長さ:約6m
有効幅員:約4m
完成:不明
無名橋-33から140m上流に架かるのが『#82無名橋-34』で、上流側に水管が併設されています。此の橋も、左岸の所沢市三ケ島3丁目と右岸の同じく所沢市三ケ島3丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:無名橋-34
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.3km
橋の長さ:約7m
有効幅員:約4m
完成:不明
無名橋-34を左岸側に渡り北西180m程に在る、曹洞宗寺院の妙善院へ行きます。東久留米市の浄牧院末寺で、勘七郎吉宗が開基となり、浄牧院の11世呑碩和尚を開山に迎えての創建で、慶安年間(1648~1652年)に寺領11石の御朱印状を拝領したと云われています。山号:光輪山、寺号:三ヶ島寺、本尊:白衣観音坐像、所在:所沢市三ヶ島3-1410。狭山三十三観音霊場の結番、武蔵野三十三観音霊場の14番札所です。
妙善院から180m程南下すると、無名橋-34から180m上流に架かる『#83無名橋-35』です。此の橋も、左岸の所沢市三ケ島3丁目と右岸の同じく所沢市三ケ島3丁目とを結び、一般道が通ります。途中の市道で、面白いマシンを見掛けて後ろ姿をパチリ。後でググルと、乗用型のお茶葉の摘採機(カワサキ機工 KJ4N)でした。
名称:無名橋-35
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.4km
橋の長さ:約3m
有効幅員:約3m
完成:不明
無名橋-35から150m上流に架かるのが『#84寺山橋』で、上流側に水管が併設されています。此の橋も、左岸の所沢市三ケ島3丁目と右岸の同じく所沢市三ケ島3丁目とを結び、一般道(三ヶ島文教通り)が通ります。今回終着地点の橋になります。
名称:寺山橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.6km
橋の長さ:約5m
有効幅員:約6m
完成:不明
寺山橋を右岸側に渡り280m程南下すると、三ヶ島稲荷神社が在りますので、此方を紹介してから終わりにします。創建は不詳ながら、1710年(宝永6)頃に宝玉院(次回紹介)南隣に祀られていた稲荷社を宝玉院境内へ移して三ヶ島の鎮守としたと云われており、1775年(安永4)に伏見稲荷大社から分霊を勧請したとの事です。神仏分離令に伴い、1975年(M8)に旧地葛籠入へ遷座、1950年(S25)現在地に遷座されています。祭神:倉稲之御魂神、所在:所沢市三ヶ島3-885-1。狛狐は1986年(S61)の建立です。
>>>後書き<<<
次回は最後に寄った三ヶ島稲荷神社からの継続遡上で、無名橋-36、三ヶ島橋、無名橋-37~42までの紹介で、砂川堀遡上の最終回になります。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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