∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆さん、お元気ですかあ~
きょうの料理はアジのにんにくなめろうです。刺身用のアジを味噌とみじん切りにしたにんにく、刻みねぎと一緒に包丁で叩いて作ります。旨味たっぷりのアジを味噌と一緒に叩くので、口に入れた瞬間に旨味が舌を直撃する!ってな感じに美味しいですよ。
ちなみにこちら九州は台風12号が接近中、昨日は台風の影響で魚が少なかったです。ですが、昨日は
サガテレビさんの料理番組で
アジの酒蒸しを作ってきました。
昨日の午前中に刺身用のアジを仕入れ、野菜の下ごしらえをしてから14時前にスタジオ入りしました。作った料理はアジの酒蒸しで、昨日、記事にした「
イトヨリのフライパン酒蒸し」とほぼ、同じ内容のレシピです。この料理は私のお気に入りのレシピなので、今までに何度もアレンジレシピを作っていて、手順に慣れきってるので緊張すること無く番組は進行、MCの鶴丸さん、花田さん、中川さんと会話しながら、快調に料理していたんですが、あまりに快調すぎて最後のトッピングを忘れたまま「完成です~」って言っちゃって、失敗したんです! そしたら、いいタイミングで
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料理レシピに入ります。昨日はサガテレビさんの番組用にアジを仕入れました。テレビの生放送では、料理の製作時間を放送時間に合わせるため、差し替えが必要です。差し替えとは、例えば煮込みに15分必要なら、「材料を鍋に入れたら15分煮ます」「こちらが15分煮たものです」ってな感じで、予め15分煮たものを用意しておくんです。って事で1回、料理を作るのに2階分の材料がいります。これをリーハーサル用、本番用に2セット用意すればいいですが、きっちり2セットじゃ、アクシデントがあった時に困るので予備も用意して行きました。今日のレシピ、アジのにんにくなめろうは、予備に買っておいたアジを使って作っています。
なめろうなめろうは房総半島沿岸に伝わる郷土料理だそうで、全国各地に似たような料理があるようです。アジやいわし、さんまやトビウオを味噌、薬味と一緒に包丁で粘りが出るまでたたいて作ります。青魚を細かく叩くので旨味を感じやすくなり、それに味噌の旨味(味噌の旨味はしょう油の旨味より遥かに強いです)が加わるので、口に入れると味蕾にガツンとくる旨味がでます。余りに旨いので、皿まで舐めてしまうから「なめろう」と言う名前だそうです。
そのなめろうですが、刺身用のアジ、いわし、さんま、トビウオ、他にもブリやカツオ、サーモンでも作れます。刺身を買ってきて味噌、薬味と一緒に叩くだけだから簡単に作れます。そして、魚の捌き方を練習するとき、アジやいわし、さんまを刺身用にさばいたけど失敗した・・・ボロボロになった・・・そんな時は「なめろう」にするといいですよ。
下のレシピはアジをさばいて作っていますが、魚屋さんに刺身用にさばいたものが売ってますので、それを使って作ってもいいです。
アジのにんにくなめろう材料 2人分
アジ(刺身用) 2尾 / にんにく 1かけ / 刻みねぎ 大さじ4 / 味噌 小さじ4~お好みで / 卵黄 2個 / 一味唐辛子 適宜
作り方
1)アジを刺身用にさばきます。刺身を作る際の衛生上の注意は→「
さんまのなめろう」をご覧ください。
アジはウロコを落としてから流水で洗い、ゼイゴを切り取ります。エラとワタを取り除き、三枚におろします。詳しくは記事下の動画と「
アジ丼、ごまアジ、アジのさばき方とアジ丼の作り方動画」をご覧ください。
2)アジの皮をむきます。腹骨を切り取る前に、身の肩口(頭がついていた方の上側)から皮をむきましょう。皮をむいたら腹骨を切り取り、血合いにある小骨を骨抜きで抜きます。
魚の鮮度が素晴らしくいい時はこのまま使いますが、さばくのに手間取っちゃったなあとか、身が少し柔らかいかな?って時は酢洗いしましょう。酢を水もしくは出汁で2倍に薄め、さばいた身をさっと洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。夏場は刺身がダレやすいので、酢洗いすると鮮度の心配が減ります。下の写真、酢洗いしてるので身が少し白くなっています。
3)にんにくを細かいみじん切りにします。アジの身を細く切り、にんにく、味噌、刻みねぎと一緒に包丁でトントンとたたき、叩いては混ぜます。味噌は少なめに入れ、混ざってきたところで味見をし、好みの具合まで増やすといいです。うちでは麦味噌を使っていますが、お好みの味噌を使って大丈夫です。例えば韓国味噌のコチュジャンを混ぜても美味しいです。
なめろうは粘りが出るまで叩きます。粘りが出た後は好みの具合まで叩きます、私の好みは少し粗めに粒が残るくらいです。好みの具合になったら半分に分け、まな板の上で円盤状に整えます。これを包丁ですくって皿に移し、中央に卵黄を落とします。お好みで刻みねぎ(分量外)をちらし、一味唐辛子をふって頂きます。
アジのにんにくなめろうの完成です! アジは小ぶりの青魚ですが、「あじ」と名前のつくほど美味しい魚、それを細かく叩いていますから、口に入れた瞬間に旨いです。それに味噌の旨味、味噌の臭み消し効果、にんにくの香りと刺激、一味唐辛子のピリ辛が加わりますので、本当に皿まで舐めてしまいそうになります。酒のつまみによく、これをどんぶり飯にのっけても美味しいですよ。
アジのさばき方動画です、参考にご覧ください。
私のレシピ本です。
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2016/09/04 編集