



∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆さん、お元気ですかあ~
今日の料理は鶏レバー、鶏肝を使ったとても美味しい料理の紹介です!鶏レバーを酸味のある甘辛に煮てすりゴマで和えます。胡麻の風味が素晴らしく効いてるので鶏レバーが苦手な人にも食べやすい料理となっています。貧血気味で鶏レバーは食べたいけど、独特の匂いが苦って方にお勧めの料理です。
「胡麻よごし」ってのは「胡麻和え」の事で、お浸しやいろいろな食材を胡麻で和えた料理のことです。通常は「胡麻和え」と呼んだほうが上品なので通常はそう呼びます。ですが、今回は鶏レバーを使った料理、しかも私的にはお酒のつまみメインで考えた料理なので、「胡麻よごし」って名前のほうが面白いかな~なんて思って「甘辛鶏レバーの胡麻よごし」って名前にしました。それと、完成品の写真を見てもらうとわかりますが、普通に醤油タレで煮たのより、すりゴマをまぶす事で見た目はむしろ上品になってます。見た目の上品さと「よごし」って名前のアンバランスさも面白いと思いました。
鶏レバーは料理する時、下処理が必要です。通常、鶏レバーには鶏ハツ(心臓)が一緒についてきます。鶏レバー本体は筋を取って一口大に切ればいいですが、鶏ハツの方は切り開いて中に入ってる血を取り除かないといけません。この処理の方法は過去記事→「
鶏レバーと鶏皮のすき焼き鍋」をご覧ください。
それと、鶏レバーの料理をレシピ本で見ると臭み抜きに水に晒すとか、牛乳に漬け込むとか色々書いてありますが、私の経験で言えばほとんど効果はありません。逆に匂いが消えるほど水さらししたら栄養はどうなっちゃうの?って思っちゃいます。ですので鶏レバーの料理は買ってきたその日、鮮度のいいうちにつくりましょう。せいぜい、水にさっと晒すとか、日本酒をふりかける位の処理でいいと思います。
甘辛鶏レバーの胡麻よごし材料 5人分
鶏レバー(鶏ハツつき) 500~600g / 生姜 2かけ(30g位) / タカノツメ 1本 / すりゴマ 大さじ6~※ / ごま油 大さじ1 / 大葉 適量
A
水 1カップ / しょう油 大さじ4 / 日本酒 大さじ4 / 砂糖 大さじ4 / 酢 大さじ2
※出来れば白いりゴマをすり鉢ですりつぶした物を使うとバッチリ美味しいです。
作り方
1)生姜はタワシで洗い、皮ごと千切りにします。

タカノツメは種を取り、キッチンハサミで細い小口切りにします。

2)鶏レバー鶏ハツは筋と脂を切り取り、一口大に切って下さい。処理の方法は過去記事→「
鶏レバーと鶏皮のすき焼き鍋」をご覧ください。
3)フライパンにごま油を入れ強火にかけます。熱くなったら鶏レバーを入れ、混ぜながら炒めます。

全体に焼き目がついたら、Aとタカノツメを加えて煮立てます。


煮立ったらアルミホイルで落し蓋をします。
吹き零れないくらいの火加減で5分煮ます。
アルミホイルが沸騰した泡で、ゆらゆらと揺れる状態で煮て下さい。

5分経ったら落し蓋を外し、時々フライパンを揺すりながら(焦げ付き防止に)沸騰させ、水分を飛ばします。

水分が減ってフライパンの底に少し残るくらいになったら、生姜を加えて混ぜます。


鶏レバーと生姜が絡んだら火を消しましょう。この状態であら熱を取り、食べる直前にすり胡麻をまぶします。すり胡麻は使う直前に白炒り胡麻をすり鉢ですって使うと香りが素晴らしいです。


すりゴマをまぶしたら大葉を敷いた小皿に盛り付けます。画像の皿はサントリーさんの
あいあい皿(濃藍角小皿)、金麦プレゼント企画で頂いたものです。



甘辛鶏レバーの胡麻よごしの完成です!これの元になった料理は「
鶏レバーの生姜煮」と言いまして、これにすり胡麻をたっぷりまぶしただけです。元になった料理もごま油で炒めるので胡麻の風味が入り、酸味のある甘辛で鶏レバーが食べやすくなり、美味しく食べられます。これにすり胡麻をたっぷりまぶすことで一段も二段も食べやすくなりました。2つ並べたら殆どの人が今日の料理のほうが食べやすいと思われるでしょう。鶏レバーを食べたいけど匂いが苦手って方に超お勧めのレシピです。
これをツマミにサントリー「~ザ・プレミアム・モルツ~ マスターズドリーム」を飲んだんですが、このビール、味が濃くて深くてめっちゃ美味しいです。鶏レバーにもバッチリ合いました!

筋肉料理人の男子ゴハンレシピ (e-MOOK)
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