出戻り♪サラリーマン流浪記(タイ現地採用編)

現在進行中（最近サボり気味）のタイ77全県庁舎制覇でタイ全土を回っている。



その県名だが、耳で聞いていた「音」を実際に県庁舎に行って写真を撮る際に見た「文字」で初めて県名の意味を知ることも少なくなかった。

ふーん、こういう意味だったのね○○県って。
日本でも北海道といえば「北」のイメージがわくし、東京や京都なら「都」。
その他の県ではどういう意味なのか日本人でもさっぱりわからない名前も多いけど、やっぱり「文字」と「漢字の意味」くらいはわかるし、その漢字のイメージで記憶しているよね？

なので、タイの県も「音」だけではなく「意味」が分かれば「なんでこの名前なんだろう？」って興味もわくし、由来を調べてみようという気にもなって暇つぶしにはもってこいかと思う。

既にどこかの誰かが書いているかもしれないけど、あくまでも自分の知識の為に何回かに渡って書いてみようと思う。

注意：調べるのが結構めんどくさい（wikipedia等タイ語の長文を読む羽目になる）ので、ある程度まとまったら記事としてupする。つまり超不定期。

えっ？それってあんたの「タイ77県庁制覇」の記事とおんなじじゃん？って？
まあね・・・

参考：各県の紋章はその意味を表しているものも多く理解しやすい（全然分からないのもある）。



象に乗るインドラ神（天使？）


กรุง　クルン ：都、首都
เทพ　テープ ：天使、神
มหา　マハー ：大きい、偉大な
นคร　ナコン ：都市、

タイの天使は欧米の天使と違って背中に羽根は生えていない。

イメージはこんなのかな？

ちなみにバンコクはบางกอก（バーンコーク）から来ていて、その元はบางมะกอก（バーンマコーク）

バンコクエアウエイズのタイ語もบางกอกแอร์เวย์（バーンコーク・エー・ウェー）である。



金のたらいに植えられた米


อ่าง アーン ：たらい
ทอง トーン ：金

なぜ「金のたらい」なのか？
諸説かるようだが「たらいの様な形状の平地に黄金の様に輝く黄色の花がいっぱい咲いている」というところからの説が一番良さげ（上の県の紋章「金のたらいに植えられた米」）
その他の説はwikipediaを読んでね（残念ながらタイ語版にしか詳細は記載されていない）。



พระมงคลมิ่งเมืองという県の仏像


อำนาจ アムナート ：力、権力
เจริญ チャルーン ：発展する、繁栄する



ウートーン王が地面に埋められた見事なホラ貝を発見し、そこを都に定めたと言う伝説を元に作られた。そのホラ貝を祭った祠が描かれている。


พระนคร プラナコン：首都
ศรี　シー：吉祥、繁栄
อยุธยา この地に住んでいた４人の仙人の名前の頭文字を組み合わせたもの。

อจรคาวี、ยุคอัคร、ทหะฤษี、ยาคมุนี

注意：このほかにも諸説ある。



県章にデザインされている建物は後ろにデザインされているサケークラーン山の頂上にあるワット・カオサケークランにある建造物である。ラーマ1世の父・トーンディーの像が中にある。県旗には県章が中央にデザインされている。


อุทัย ウタイ：東の山、日の出、美しい光、幸運
ธานี ターニー ：町、市、都市



ラップレー郡にあるワット・プラテーンシラアット（寺院）がデザインされている。


อุตร ウッタラ：北
ดิตถ์ ディット（=ดิฐ）：（川の）船着場



北方神・毘沙門天が描かれている。


อุดร ウドン ：北（อุตรと同じ）
ธานี ターニー ：町、都市



県章は名前のスイレンの都にあやかって、スイレンがデザインされている。


อุบล ウボン：スイレン
ราชธานี ラチャターニー：首都



ミャンマー国境にあるスリーパゴダ・パス


กาญจนガンチャナ：黄金
บุรี ブリー：町、市

日本語的にはカンチャ・ナブリーと切ってしまいがちだが、カンチャナ・ブリーが正しい。



ダイヤモンドが埋め込まれた県の城壁


กำแพงガムペン：壁、城壁
เพชรペット：ダイヤモンド

続く・・・

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