危険を指摘する従業員を解雇という時点で安全性に疑問ですね。
タイタニック探索の事故。まさか潜水艇の安全性に問題があったとは思いませんでした。
料金は3,500万円なんですよね?
深海の水圧で押しつぶされるような潜水艇だなんて、
想像すらしていなかったと思います。
タイタニック探索中に、
何らかの不具合が出て操縦不能になったとか、
まだ希望があるんだと思っていました。
音が聞こえたという情報もありましたからね。
危険を指摘する従業員を解雇したという情報で、
安全性に疑問が生じました。
破滅的な圧壊で乗組員全員死亡とは、
残念です。
重大事故が起こる度に、
教訓は生かされないものだなと思います。
専門家がこの潜水艇を調べたら、
どういう結果が出るのだろう。
私が重大事故の専門家の言葉で、
一番印象に残っている事故が「東海村JCO臨界事故」です。
バケツで臨界とかバケツでウランとか覚えていませんか?
臨界事故防止を重視した正規のマニュアルではなく、
裏マニュアルで作業していたという安全無視の作業マニュアル。
しかも裏マニュアルすらも作業効率をはかるために、
ステンレス製のバケツを使っていたという衝撃。
専門家が解説していた時、
知識があったら怖くて出来ない作業というのを聞いて、
作業員さんは何の説明も安全教育も受けずに作業していたのか?
とショックを受けた。
誰かの利益の為に安全性が無視されて、
何も知らない人が被害を受ける。
しかも「東海村JCO臨界事故」は風化されている。
失敗はなぜ繰り返されるのだろうか?
なぜ正常性バイアスがかかり、
大丈夫と思ってしまうのだろうか?
今一度考えてみようと思いました。
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