北陸豪雪

生活道路は雪に覆われ、物流も滞る

自宅の雪かきをする大森治幸記者=福井市で2018年2月11日、大森妻撮影
自宅の雪かきをする大森治幸記者=福井市で2018年2月11日、大森妻撮影

 福井県など北陸地方を襲った記録的豪雪は13日で1週間を迎えた。自治体は業者の力を借り、除雪作業に当たっているが、生活道路まで手が回らず、至る所で車がわだちにはまって渋滞が発生。物流も滞り、食料品やガソリンなどの不足が続く。10~12日の3連休中、福井市内で自宅の雪かきや買い物に追われた記者が雪と闘う街の現状をリポートする。【大森治幸】

 今月6日から3日間、国道8号の立ち往生などの現場で取材した私は連休中、手つかずだった自宅周辺の雪かきに追われた。カーン、カーン、ザクッ。雪は重みで硬くなり、金属製スコップを何度も打ち付けないと取り除けない。最低限の生活ができるようエアコンの室外機やガスタンク周辺、玄関前の雪かきをすると、あっという間に高さ2メートル以上の雪山ができあがった。

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