【ワシントン会川晴之、カイロ篠田航一】サウジアラビアなどアラブ諸国は22日、断交したカタールに対し、関係正常化の条件として13項目の要求を示した。AP通信などが伝えた。サウジに批判的なカタールの衛星テレビ局アルジャジーラの閉鎖や、サウジと激しく対立するイランとの外交関係縮小など厳しい内容。カタールの反発は必至で、中東諸国間の対立はさらに深刻化しかねない情勢だ。
APによると、アラブ諸国は、サウジやエジプトがテロ組織に指定するイスラム組織「ムスリム同胞団」や、国際テロ組織アルカイダ、レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラなどとの関係断絶を要求。さらに、カタールに約100人が駐留するトルコ軍の撤退や「賠償金」の支払いも盛り込んだ。10日以内の対応を求めている。中立的立場のクウェートが仲介して要求リストを22日にカタール側に渡したという。一方、トルコの…
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