2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「李下=国家戦略特区」に冠を正し、「瓜田=加計学園」に履を納(い)れた安倍首相は、もはや「丁寧なウソ」をつくしかなかった、国民世論は安倍内閣を拒否し始めた(1)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その73)

7月24日、25日の衆参予算委員会審議のテレビ中継を断続的に見て、もはや安倍内閣は退場するしかないとの感を一層強くした。「丁寧に説明する」とは「丁寧にウソをつく」ことだったのであり、裏付けのない発言を「性懲りもなく繰り返す」ことだったので…

安倍首相に残された道はもはや内閣総辞職しかない、仙台市長選での野党系候補の勝利、毎日新聞世論調査の内閣支持率26%がその道を示している、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(41)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その72)

拙ブログで「国民世論は『脱安倍』へと着実に動き始めた」とのシリーズを書き始めたのは、昨年暮れの12月26日のことだった。それから半年余り、漸くこのサブタイトルを外す時が来た。次のサブタイトルは「安倍内閣は国民世論に見捨てられた」とでもしよ…

稲田防衛相のPKО日報に関する国会虚偽答弁の発覚で、安倍政権の内閣改造作戦は台無しになった、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(40)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その71)

京都では祇園祭の季節を迎えて連日猛暑が続いている。昨年の祇園祭は「くじ改め」(山鉾巡行の順番を確かめる儀式)の前で観覧する機会に恵まれたが、今年はさすがの暑さに閉口してパスし、家の中に引きこもっていた。なのに、政界では安倍政権の失態が次か…

読売新聞といえども、もはや安倍内閣支持率の急落は止められない、いよいよ内閣総辞職を社説に掲げるときが来た、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(39)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その70)

7月10日の読売新聞朝刊は、1面から3面まで安倍内閣支持率が急落したことに関する特集記事で埋められている。1面トップは、今回の世論調査(7月7〜9日実施)の内閣支持率が前回調査(6月17〜18日実施)49%から13ポイント下落して36%となり、2012年12月の第2…

安倍私党グループによる露骨な官僚人事で国家統治機構の正統性が揺らぐ、「お友達政治」(国政私物化)の影響は政権与党のみならず官僚機構全体にも広がり始めた、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(38)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その69)

安倍首相は7月4日の閣議で各省庁の主な幹部人事を決めた。菅官房長官は記者会見で「適材適所」などと言い張っているが、その内実は安倍私党グループによる「森友疑惑」「加計疑惑」隠しのための露骨極まりない謀略人事だと言っていいだろう。その象徴が「…

安倍政権の終焉を告げる都議選の歴史的大敗、都民に審判されたのは自民党東京都連ではなく安倍政権そのものだった、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(37)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その68)

全国注目の的、東京都議選が2017年7月2日投開票され、自民党が歴史的大敗を喫した。候補者60人を擁立して安倍首相をはじめ総力戦で臨んだ自民党は、過去最低の38議席を大幅に下回る23議席(現有57)に止まり、都議会議長や都議会自民党幹事長…