2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

〝旧いままの共産党〟では21世紀に生き残れない、衆参5補選、統一地方選挙後半戦の結果から(2)、共産党党首公選問題を考える(その10)、岸田内閣と野党共闘(45)

冒頭に、京都市内で開かれた選挙報告集会での渡辺京都府委員会委員長の発言を紹介しよう。京都新聞(4月26日)が伝えたのは、「京都の共産、トップが『異例』の謝罪、統一地方選で歴史的大敗、京都市長選どう挑む」という見出しの選挙総括シリーズの記事だ(…

維新のキャッチコピー〝旧い政治を変える〟に呑み込まれた統一地方選挙、衆参5補選、統一地方選挙後半戦の結果から(1)、共産党党首公選問題を考える(その9)、岸田内閣と野党共闘(44)

今回の統一地方選の際立った特徴は、投票率が過去最低水準に落ち込んだことだ。総務省が発表した平均投票率は、前半戦では9知事選46.78%、41道府県議選41.85%、6政令市長選46.61%、17政令市議選41.77%でいずれも過去最低を記録し、有権者の過半数が投票…

〝解党的出直し〟を迫られている共産党、統一地方選挙前半戦の結果を見て(2)、共産党党首公選問題を考える(その8)、岸田内閣と野党共闘(43)

今回の統一地方選に関するさまざまな分析のなかで、朝日新聞(4月11日)の解説記事に興味を引かれた。「維新伸長、各党に危機感」と題する一連の記事の中で、自民党が統一地方選前半戦の結果をどのように評価しているか、党内の見解をいろんな角度から分析し…

「維新の独り勝ち」「共産の独り負け」だった、統一地方選挙前半戦の結果を見て(1)、共産党党首公選問題を考える(その7)、岸田内閣と野党共闘(42)

統一地方選挙前半戦の投開票日(4月9日)、テレビ報道は「維新一色」に染まった。とりわけ関西では、大阪府知事・大阪市長ダブル選挙と奈良県知事選に維新が勝利(圧勝)したこともあって、報道の大半が維新に独占される始末。これでは、後半戦も維新の躍進…