2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカに土下座し、沖縄を足蹴にして、社民党に平手打ちを喰わせた鳩山首相、(民主党連立政権の行方、その11)

5月28日夜、鳩山首相の記者会見をテレビで見て、暗澹たる気持ちに襲われた。お詫びと反省の言葉を最初から最後まで繰り返しながら、それでいて臆面もなく日米共同声明への「理解」を沖縄県民と国民に呼びかける首相の厚顔さに声を失ったのである。 「沖縄…

東京地検特捜部は「正義の味方」か、「権力の狗」か、(検察審査会制度の波紋(2)、民主党連立政権の行方、その10)

東京第5検察審査会の「起訴相当」の議決を受けて、東京地検特捜部が小沢民主党幹事長の事情聴取などを再開したが、昨日5月20日、異例のスピードで「不起訴」を再決定した。予定の行動だろう。一度不起訴にしたものを、検察審査会ごとき素人集団の議決に…

小沢氏の「起訴相当」議決は、民の声、天の声、(検察審査会制度の波紋(1)、民主党連立政権の行方、その9)

小沢民主党幹事長の身辺がこのところ日ごとに慌ただしさを増している。5月13日の各紙報道によると、小沢氏は自らの資金管理団体「陸山会」の土地取引事件をめぐって、東京地検特捜部の再度の任意事情聴取に応じる方向で検討中らしい。また国会で説明責任…

鳩山首相の「腹案」の中身は「無策」だった、(民主党連立政権の行方、その8)

鳩山首相が沖縄に行ってやっと「腹案」を披露した。それは普天間基地を辺野古地区の海上に移設し、ヘリコプター部隊を一部徳之島に移すというもので、かねてから平野官房長官に水面下で工作を続けさせていた案をただ表に出しただけのことだ。 「腹案」という…

「井手天皇」を引きずり出した検察審査会、(閑話休題、その2)

JR西日本福知山線脱線事故の解明のカギを握っているのは、いうまでもなく「井手天皇」こと、元社長・会長・相談役を13年間にわたって歴任した井手正敬氏であろう。井手氏は、国鉄民営化を強行した「3人組」の1人であり、国鉄時代には国労(国鉄労働組合)を…