2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

菅政権は「新ファシズム」(ファッショ的専制政治)のまえぶれか(その2)、民主党連立政権の行方、その15)

ワールドカップ・日本チームの大活躍のおかげで、参院選関連のニュースはこのところ少し影が薄いが、今日6月26日になってようやく序盤戦の様子が伝えられるようになってきた。各紙の情勢分析によると、改選議席数に対する各党のおよその獲得議席数は、民…

菅政権は「新ファシズム」(ファッショ的専制政治)のまえぶれか、(民主党連立政権の行方、その14)

首相交代後の一連の国会運営、そして6月17日に発表された民主党の参院選マニフェストの内容を読んで、菅政権は「新ファシズム」(ファッショ的専制政治)のまえぶれともいうべき、きわめて危険な政権ではないかとの印象を強く持った。理由はたくさんある。…

「国民の生活が第一」から「最小不幸社会」へ、(民主党連立政権の行方、その13)

菅直人氏の首相就任記者会見(6月8日)、そして所信表明演説(6月11日)を聞いて驚いた。最初の記者会見では、日頃からの持論だといわれる「最小不幸の社会をつくることが政治の役割だ」と述べ、国会の所信表明演説では、昨年の衆議院選挙の民主党の公…

「抱き合い」、「道連れ」、「刺し違え」の小沢・鳩山辞任劇の真相、(民主党連立政権の行方、その12)

鳩山首相が電撃的な辞任表明をした6月2日、各紙の夕刊トップには「抱き合い」、「道連れ」、「刺し違え」といった「心中」時代劇ばりの大見出しが躍った。鳩山首相だけの辞任なら、これだけの大騒ぎになることもなかったであろうが、小沢幹事長を道連れにし…