2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

辻元議員の社民党離党をどうみるか、(民主党連立政権の行方、その15)

辻元清美衆院議員が7月27日予定通り社民党を離党した。記者会見では「一睡もできなかった!」などとしおらしいことを言っていちおう悩んだふりをして見せたが、何から何まで計算づくの行動であることは誰もが疑わない。その証拠には、参院選では社民党候補で…

菅政権が民自大連立政権へ向かう理由、護送船団方式の崩壊、(菅政権は「新ファシズム」のまえぶれか、その6)

参院選の余波が収まらないうちから、はやくも菅政権の相次ぐ政策変更がはじまっている。沖縄普天間米軍基地は予定通り辺野古地区に移設し、代替施設の工法は2006年日米合意と同じ「埋め立て方式」に絞る方針が決定された。たしか鳩山前首相は「埋め立ては自…

「トリック」(騙し)と「ブロウ」(嚇し)が通じなかった菅マヌ―バー参院選挙、(菅政権は「新ファシズム」のまえぶれか、その5)

今日7月12日の朝刊各紙は、挙って参院選における「民主敗北」、「民主大敗」の報道を一面トップで伝えている。各紙の解説や論評の視点はさまざまだが、共通しているのは、選挙政策としての消費税問題の「扱い方」がまずかった、しかし「消費税論議」はこ…

自ら仕掛けた罠にはまった菅首相の醜態ぶり、(菅政権は「新ファシズム」のまえぶれか、その4)

参院選の終盤になってからの菅首相の醜態ぶりは、見るに堪えないものがある。「消費税10%」の公約が大反響・大反対を呼び、それが民主党の議席減にまで及びそうになってくると、にわかに前言を翻し始めたのだ。「やるといった覚えはない。議論するといっ…

「曲者」(くせもの)の正体がばれ始めた菅首相、(菅政権は「新ファシズム」のまえぶれか、その3)

参院選も中盤にさしかかって、にわかに消費税問題がクローズアップされてきた。菅首相が参院選を直前にして狙いをさだめて撃った「消費税10%増税」の策略(計略)が、思わぬ国民世論の大反撃にあい、民主党がその対応に右往左往しているためだ。 しかも状…