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次回アップ予定:Scene-513 中川の纏め『中川に架かる橋 124』 (2019/07/28 12:00)
[Vol-37] 今回は中荻大橋から継続遡上して、無名橋、天神橋、無名橋、弁天橋、中谷橋、北谷橋、無名橋、藤北橋水管橋、藤北橋、藤北橋仮設橋、無名橋、向谷橋、城沼公園橋、中川起点碑までの紹介で、中川の最終回になります。では、中荻大橋の上流410mに架かる『#112無名橋』からの紹介です。中川左岸の羽生市北荻島と右岸の羽生市中手子林とを結び、一般道が通ります。前回に引き続き昭和初期のレトロなコンクリート橋ですね。右岸下流側に繰舟落排水路(約7km)が流入しています。
名称:無名橋
構造種別:2径間RC桁
河口からの距離:77.3km
橋の長さ:11.2m
有効幅員:2.4m
完成:不明(昭和初期)
無名橋から右岸側の繰舟落を越えて、西800m程に在る、真言宗霊雲寺派寺院の文殊院へ行きます。文京区湯島に在る霊雲寺の末寺です。1654年(承応3)心鏡阿闍梨による創建で、其の後 霊麟和尚により中興され、田安徳川家の祈願寺と伝わっています。山門の紋は丸に三葵ですね。山号:五臺山、本尊:文殊菩薩像、所在:羽生市中手子林589-1。
文殊院の北300m程に天満宮が在ります。創建等は不詳、祭神:菅原道真、所在:羽生市中手子林634-1。鳥居は1924年(T13)の建立です。
天満宮前から北側に見えるのが『#113天神橋』です。下流の無名橋から810mの位置に架かり、左岸の羽生市中手子林・北荻島と右岸の羽生市中手子林とを結び、市道121号線が通ります。
名称:天神橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:78.1km
橋の長さ:40.2m
有効幅員:8m
完成:2015年(H27)
天神橋の250m上流に架かるのが『#114無名橋』で、左岸の羽生市喜右エ門新田と右岸の羽生市北荻島・大沼とを結ぶ、人道専用橋です。新しく見えますが塗装のせいで、今までのレトロな橋と同じ造りですね。左岸下流から流入しているのは安藤堀排水路(約800m)です。
名称:無名橋
構造種別:2径間RC桁
河口からの距離:78.4km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約1m
完成:不明(昭和初期)
無名橋から360m上流の弁天橋へ行きたいのですが、右岸沿いは草茫々で正面は大沼遊水池がハザードになっているので500m程迂回します。『#115弁天橋』は左岸の羽生市大沼2丁目と右岸の同じく羽生市大沼2丁目とを結び、市道109号線が通ります。
名称:弁天橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:78.8km
橋の長さ:18m
有効幅員:16.7m
完成:1982年(S57)
弁天橋の上流は両岸、工場敷地なので北側を通る県道で迂回します。弁天橋の上流280mに架かるのが『#116中谷(なかや)橋』で、左岸の羽生市大沼1丁目・2丁目と右岸の同じく羽生市大沼1丁目・2丁目とを結び、埼玉県道84号線(羽生栗橋線)が通ります。
名称:中谷橋
構造種別:2径間PC桁
河口からの距離:79km
橋の長さ:約47m
有効幅員:約23m
完成:不明
中谷橋の上流380mに架かるのが『#117北谷橋』です。左岸の羽生市藤井下組と右岸の羽生市北袋とを結び、一般道が通ります。
名称:北谷橋
構造種別:1径間PCラーメン桁
河口からの距離:79.4km
橋の長さ:36.4m
有効幅員:6m
完成:2014年(H26)
北谷橋の上流隣に古い橋が架かっています、『#118無名橋』です。現在は通行禁止になっており、撤去される模様です。
名称:無名橋
構造種別:1径間RC桁
河口からの距離:79.4km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約2m
完成:不明
無名橋から380m上流に水管橋が見えます、上流の藤北橋に併設されていた水管の迂回用みたいなので『#119藤北橋水管橋』としておきます。完成しているのか、未だ工事中なのか、送水系統も不明です。
名称:北袋水管橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:79.8km
橋の長さ:約12m
水管径:φ400
完成:不明
水管橋の40m上流に『#120藤北橋』が架かっていますが、中川の河道拡幅工事が行なわれており、藤北橋も延長若しくは架け替えされる模様です。左岸の羽生市藤井下組・東8丁目と右岸の羽生市北袋とを結び、市道215号線が通っていました。上流の仮設橋も含めたGoogle Mapも参考に載せます。
名称:藤北橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:79.8km
橋の長さ:12.6m
有効幅員:8.5m
完成:不明
藤北橋の上流70m程に『#121藤北橋仮設橋』が架かっています。下流側工事中の代替橋ですね。
名称:藤北橋仮設橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:79.9km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約6m
完成:不明
藤北橋仮設橋の100m上流に架かるのが『#122無名橋』です。左岸の羽生市東8丁目と右岸の羽生市北袋とを結び、一般道が通ります。
名称:無名橋
構造種別:1径間RC桁
河口からの距離:80km
橋の長さ:約15m
有効幅員:約3m
完成:不明
無名橋から380m上流に架かるのが『#123向谷橋』で、左岸の羽生市東7丁目と右岸の羽生市上羽生とを結び、市道112号線が通ります。此の橋も拡幅工事中でした。
名称:向谷橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:80.4km
橋の長さ:12.6m
有効幅員:16m
完成:1988年(S63)
向谷橋から180m上流に架かるのが中川最上流の橋、無名橋です。記念すべき中川遡上最後の橋なのに無名とは残念ですね、傍の公園名から勝手に『#124城沼公園橋』と命名しておきましょう(笑)。
名称:城沼公園橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:80.6km
橋の長さ:約12m
有効幅員:約4m
完成:不明
城沼公園橋から220m、中川終端になる『中川起点碑』に到着、河口から約80km!長かったですね(パチパチパチパチ)。突き当りに葛西用水路が横断しており、用水路の下を宮田落の伏越を介して上流へと続いています。
葛西用水路を越えて、宮田落排水路を見てみます。終端にはゴミがかなり浮いていて水質も汚いね。終端から西方向へ500m程、県道129号線(加須羽生線)の手前で暗渠から出てきています。其の先は、行方不明です(笑)。では、北へ700m程の羽生市民プラザへ戻り、チャリを返却し、羽生駅から帰宅します。羽生市観光協会の方々、ありがとうございました。
>>>後書き<<<
次回は中川の纏めになります。
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Author:mark60
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