

∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!今日の料理は鰆の味噌漬け焼きです。鰆の切身を簡単味噌漬けにし、1~2日漬けたものをグリルで焼きます。味噌タレを甘くすることで、ご飯のおかず、酒のつまみ、どちらにもいける味付けにすることができます。鰆の味噌漬け焼きは「西京焼き」が有名ですが、今回は我が家で普段使いしている米と麦の合わせ味噌を使って作りました。


上の画像が料理に使った鰆です。先日、記事にした
鰆の刺身の尾ひれ側の身を使っています。魚は部位によって味が違い、通常は腹の頭に近い部分に脂が多く、背中の頭に近い部分の身は大きく立派です。尾ひれに近い側は身が薄く、脂が少なくなります。ですので、例えばカンパチの刺身の場合は、頭の後ろの背中側の身が締まった肉質に適度な旨味があり、腹のカマに近い部分はトロを思わせるような脂がああり、肉質は違いますが頭に近い方の身が美味しいです。ですが鰆の場合は昔から尾ひれの方の身が美味しい魚と言われています。何故に?と思いますが、そこはわかりません。もしかしたら、鰆は全体の重量に占めるワタの割合が小さく、歩留まりの良い魚なので尾ひれの方の身が長いです。腹腔直後の身が厚いので、その部分が美味しいと言われているのかも?とも思います。上の画像で言えば右半分の身です。そう思ったりしますが、真相はわかりません。
鰆の味噌漬け焼き材料 5~6人分
鰆の切身 5~6枚(合計500g)
付け合わせの菜の花 適宜
塩 適宜
A
味噌 大さじ5
砂糖 大さじ5
みりん 大さじ2・1/2
おろし生姜 小さじ1
作り方
1)鰆の切身に塩(小さじ2/3)をふります。全体にふりかけ、15~30分置いて水出します。※塩をして水出しすることで、味噌だれが染みやすくなるようにします。

2)Aを混ぜ合わせて味噌だれを作ります。かなり甘目の配合になっています。甘いのが嫌いな方は砂糖を半分か、1/3に減らしてもいいかもです。


3)塩をふった鰆の切身からは水が出ています。それをキッチンペーパーで吸い取ります。

ラップを大きめに切り、切身に味噌タレを塗ってラップで巻きます。どうして、1~2日、冷蔵庫に入れて漬けます。その後、チルドで2~3日は保存可能ですが、それ以上保存するときは冷凍しておきます。切り身を1枚づつラップしておけば、必要な時に解凍して使えるので便利です。




4)漬け込んだ鰆の味噌漬けを焼きます。ラップを外し、切身の表面についた味噌だれを手で落とします。(洗わなくても、キッチンペーパーで拭かなくても大丈夫)


味噌漬けした鰆の切身は脱水され、身がしまっています。

5)グリルの弱火で8~10分(我が家の場合はこの位でした)、じっくり焼きます。※甘みの強い味噌だれなので焦げやすいです。焦げが強い時は上にアルミホイルを置いて焦げを防止ます。


焼きあがったら皿に盛ります。今回は茹でた菜の花を添えています。




鰆の味噌漬け焼きの完成です!味噌漬けにし、弱火で焼きあがた鰆の身は、水分が抜けている分熱の入りが早く、思ったより早く焼けます。そして食べるとしっかりした食感ですがパサついたところは無く、甘い味噌の旨味が芯まで染みていて、鰆と味噌の旨味、焼き目の風味が一体になって美味しい!私は酒のつまみで美味しく食べましたが、熱いご飯と一緒に食べたら最高だし、お弁当に入っていたら嬉しいだろうなあって味でした。って言うか、これが入った弁当は高いだろうなあ。今回作った鰆の味噌漬けは、材料に使った鰆の状態が良かったので尚更美味しかったです。また同じものを食べたいですが、次は白身を味噌漬けにしてみようかなと思います。養殖の真鯛とか脂がのって安いから、一度試してみようと思います。
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