ローレンスレッシグ
翔泳社、2001年3月1日、530ページ
ISBN=9784881359938
[現代建築思潮]
...コードとデ・コード 吉村靖孝 今日は「コードとデ・コード」と題して、ローレンス・レッシグの『Code... ...デ・コード」というフィールドワークとの関係について話したいと思います。 まず「デ・コード」です...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.47-54
[都市論の系譜学 3]
...的なコードに焦点を当てられて野で、運動の〈形態〉はそれ自身メッセージであり、支配的コードへの... ...リフエリツク)な現象や文化もグローバルな文化コードの練りあげを行なういくつかの結節としての「...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.263-274
[現代住宅論 6]
...ような回路をコード(記号体系)とよぶ。それは種としての人間に埋め込まれた遺伝コード、歴史的に... ...形成された文化的・慣習的なコード、性癖や習慣といった個人的なコードなど、さまざまなレベルの回...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.206-213
[批評]
...)。各細胞は、「状態」と「変異法則」に関するコード化された情報をもっている。このふたつの情報... ...ン、ディプロマ・ユニット11、1994年)。細胞内のコード化された情報を変形し、コンピュータのなかの...
『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.90-99
[東京]
...よく感じられたのである。 「デ・コード計画」とは都市を「デコード(=解読)」する試みであり、わ... ...展に出品する機会を得て、その展示に併せ「デ・コード」の具体的な活動を開始した。最初に着手した...
『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.148-155
[非都市の存在論 10]
...ットを通じた情報交換の増大を背景として、文字コードの国際的な統一化が進行している。この標準化... ...して設立されたユニコード・コンソーシアムの作成した国際文字コード(ユニコード)が採用されてい...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.9-21
[ビルディング・タイプの解剖学 3]
...新のテクノロジーは、意外かもしれないが、バーコードである。船積書類の記載とコンテナの中身の不... ...しこのバーコードを研究したシルバニア社のスタッフがアイデンティコン社を創立し、「CODE 2 of 5」と...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.35-38
[構成]
...長時間)TOKYO CODe われわれは都市のコードハッカーである。われわれは東京の複雑なコードを解読し、世... ...、新たな解釈を提示することが必要である。TOKYO CODeの目標は東京のありふれたイメージを取り払い、そ...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.103-114
[インタヴュー]
...ました。ドキュメントにソースコードを埋め込むことによって、コードとそれを説明する文章とを一体... ...るという手法です。その文章からコードを取り出し、実際に動くコードが生成されます。カニンガムは...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.118-125
[キーワード]
...支える隠れた秩序を読み取り、それらを法則化(コード化)、形式化(パタン化)し、優れた景観の構... ...供してくれる。しかし、特定のサイトで得られたコードやパタンを他所に流用する際には特段の慎重さ...
『10+1』 No.43 (都市景観スタディ──いまなにが問題なのか?) | pp.136-137
[非都市の存在論 2]
...めの標題が不可欠であるのだ。それ自体としてはコードを持たないメッセージである写真は、その外部... ...るものではないだろうか。標題という読み取りのコードはこの不安を完全に鎮めることはできない。そ...
『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.16-27
[批評]
...れは、生物工学の言語で機能する。人類の遺伝子コードをクローン増殖させ、転写し、連鎖の再編成を... ...ーとは情報処理された文化であり、自らの過去をコード化しては広大なアルシーヴ的データベースのよ...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.109-124
[批評]
...義(プルーラリズム)ではない。こうした複数のコードはお互いに矛盾と対立をひきおこし、へゲモニ... ...持ちながら、あるコードが支配的な言説として現われる。これと同時に、あるコードはあたかも存在し...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.141-153
[批評]
...を地球の離れた場所を電子的に結びあわせ、電子コードとして貯蔵された情報の巨大な集合体と多線形... ...れながら変形していく。規範(ノーム)ではなくコードが重要な装置となる。アクセスを供給したり禁...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.92-108
[論考]
...プロジェクトとして実現された《パワー・オブ・コード──対話のスペース》である★二三。日本初の... .../lessig_future.html ★三三──ローレンス・レッシグ『CODE──インターネットの違法・合法・プライバシー...
『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.73-101
[論考]
...が、80─90年代で、90年代終わりから一挙に明確にコード化されてきた。 79年は日本では「総合安全保障... ...れほどスムーズにはいかなかったでしょう。 脱コード化という「前提」 小倉 三浦和義を攻撃するけれ...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.88-96
[座談]
...。 10建築がもつコード ジェニー──記憶とダイナミクスは、直感、技術、そしてコードに関係がありま... ...いくのではないかという危惧に関するものです。コードについて言うならば、セシルは、直感──いわ...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.109-117
[批評]
...に関係し合うコードをかけてその結果を見る。設定を変えてこれを繰り返す。単純なコードも、相互に... ...読み、があれば、誘導、も可能になる。最小限のコードで最大効果を。 (ところで、効果、とはなにか...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.125-140
[論考]
...て、人びとはなんらかのコードを使ってきた。それも空間的かつ時間的なコードであった。その方法は... ...なコードによって記号化して空間に記載したものである。その際、いろいろな情報を処理するコードを...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.205-244
[批評]
...度の配備を形成するのだ。もっとも、ビット列はコード化されているのだと言われるかもしれない。し... ...気が脱コード化した流れそのものを実現するからだろう。電子の社会野を縦横する流れは、コードの限...
『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.171-179
[批評]
...動を推進した。建築形態にはいっそう厳密な動作コードが付け加えられた。例えば、二階のベッドルー... ...とその暴露のコードをもてあそぶことで、言語、すなわち言語的ならびに衣装的なコードの、操作可能...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.120-129
[10+1 PASSAGE蒐集(コレクション)の曖昧な対象 4]
...るプロセスの複数性、コードとその発現というかたちで現われている。彼はコードとしての漢文が形態... ...品は、結局その軌跡に過ぎぬと考えた。だがこのコードは必然的に要請されるある種の虚構であり、『...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.28-31
[批評]
...考、方法が、近代において構築されたさまざまなコードをデジタル情報回路を通して再編し、未来へと... ...、「テクノ画像」つまり装置によって実現されたコード化された記号の複合体としてのイメージとして...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.166-173
[論考]
...driaan Geuze West8, Landschapsarchitectuur/ Landscape Architectureコードと行為 もちろんここで都市計画にとって自然を... ...ィティ、コードと行為といった問題系に転位可能なはずである。オートポイエーシスのコードについて...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.156-164
[ラディカリズム以降の建築1960s-1990s 4]
...CIAMの理念にもとづき建設され、「居住者の建築コードと一致しない純粋主義者の言語によってデザイン... ...を抱く。エリート主義とポピュリズムの二種類のコードしか想定しないのは、単純過ぎるように思われ...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.226-236
[政治の空間学 2]
...頭に置いているのは、ローレンス・レッシグが『CODE』で提示した「アーキテクチャ」的コントロールの... ...わり、現在においてはアーキテクチャを定める「コード」が、自由を脅かすものとして立ち現われてい...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.200-207
[批評]
...読み取り、想像することを可能にする記号論的なコードであるということができる。M・C・ボイヤーの言... ...なければ、シンボル(象徴記号)のように文化的コードの媒介によって対象と関係づけられているので...
『10+1』 No.09 (風景/ランドスケープ) | pp.196-206
[批評]
...ャンルとしてではなく媒体として、つまり文化的コードの広大なネットワークとして考えるということ... ...のであろうと、それ自体、文化的な意味や価値がコード化された、物理的かつ複合感覚的な(土、石、...
『10+1』 No.09 (風景/ランドスケープ) | pp.149-169
[対談]
...ている。その時にわれわれは抽象的なルールなりコードを共有しているかのように見える。その時に価... ...ティとは違った──がある以上、文化を制度とかコード的なものの相関物としてだけ考えるのはつまら...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.26-49
[論考]
...性化された領域であり、われわれはそれに対してコード — 言語というレンズを通してより鮮明なフォー... ...と企てているのだ。不正確ではあるにしても、「コード — 言語」としてのそれは、今や新しい現実を指...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.203-216
[論考]
...七年にアメリカの雑誌『アーキテクチュラル・レコード(Archi-tectural Record)』に発表した、建築学上の... ...ることができるとする思想に従って、都市計画をコード化された体系に還元することによって、他の客...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.107-125
[論考]
...発見した。そこでは「シグマ・コード」が鍵となる。「シグマ・コード」とは、ある自然数の各位の数... ...9(=Σ9)であり、1908もまたΣ9である。シグマ・コードによりあらゆる自然数は、Σ1からΣ9までの「Archet...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.104-105
[論考]
...数の建築家がそれぞれ別の住棟を共通のデザインコードに基づいて設計し、全体としてのデザインを統... ...なげるのは容易だろう。 17──南大沢のデザインコードの一例18──ベルコリーヌ南大沢多摩丘陵集合住...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.67-75
[批評]
...である。ボードリヤールを信じるならば、彼の「コード」という概念に従えば、コンピュータがなくて... ...アルな現実の中に生きているということになる。コードは、決して二○世紀になって生まれた概念では...
『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.70-75
[キーワード]
...化されたコードを問い直す。荒川は、そうしたコードを身体から場処の側へと反転させ、コード=身体... ...によれば、知覚とはシステムとして働き、異なるコードを持つ複数のプランが複合され協働するものだ...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.68-87
[批評]
...はしだいに、すべてのコードが同等の効果を生むような場合は、従属的なコードにもっと大きな独立性... ...的モデルはコンピュータのなかにしか存在せず、コード化された記述の「種(seed)」——これは分裂し...
『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.104-119
[翻訳]
...い。それが表わすのは所与の社会的状況に対するコードであり、それは本来決して図式化されることは... ...はまた、既存のデータ景へ入り込むための強力なコード、すなわち磯崎が指摘した〈空虚〉そのものを...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.245-262
[ソーシャルウェアのイノヴェーション・スタディ 1]
...P2Pネットワークでは、参加者を軽蔑/尊敬というコードに基づき分化させたうえで、リスクを回避する... ...Lawrence Lessig, Code and Other Laws of Cyberspace, Basic Books, 1999. 邦訳=ローレンス・レッシグ『CODE──インターネ...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.23-24
[ネット公正論──データの逆襲 3]
...ル・コンテンツの「環世界」がアーキテクチャ(コード)、法、市場、規範によって規定されるという... ...参照。 ★一六──Lawrence Lessig, Code: Version 2.0, Basic Books, 2006[邦訳=『Code Version 2.0』(山形浩生訳、翔泳...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.25-32
[論考]
...る。 読みやすさ(ルフェーヴルはこれをコード化─脱コード化のプロセスに連関させている)というこ... ...るということを忘れてしまっている。どのようにコード化しようとも、読みやすさは、メッセージ、情...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.151-168
[都市の病理、心理学化する社会 1]
...り、複雑な伝達のためにやや特殊な発展を遂げたコード体系にすぎない。 一方ラカンは、コミュニケー... ...、コミュニケーションの確実性を保証するようなコード・システムを、われわれは一切持っていないこ...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.35-36
[リアリティについて 1]
...て秩序付けられ、コード化されている。そのコードに則って映像は進行し、そのコードに従わない要素...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.30-30
[批評]
...の切片としてとらえられており、狭く定義されたコードによって物語られ、さまざまな方法で複製され... ...、これに対し前者のペアは、再度プログラムされコード化されることによって完全なものとなりうるの...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.123-136
[日本]
...など人間が読解できる可読語(ソースコード)へ翻訳(デコード)する逆アセンブルのプロセスがある... ...の実行ファイルをソースコードに変換したときに、まったく異なる二つのコードの書式が得られるとい...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.174-180
[批評]
...色彩は黒、青、緑、赤、黄、白である。こうしたコードに基づいてシュライヤーはバウハウスの生徒と... ...た舞台空間のなかで人体の動きをその空間の形態コードにより制御され、多様な動きの合成を行なおう...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.143-165
[論考]
...はある意味では人間の集合を秩序づけるコード、あるいはコード化できる慣習です。その文化は、世界... ...も、集団がある文化を形成していると、その文化コードを保存していくのは、違った人間の活動システ...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.192-203
[論考]
...年にゴンザレス=トレスは、二個の裸電球が延長コードで天井からぶらさがり、絡まり合い光るさまを... ...九九一年の作品が、その翌年からの、一本の電気コードに裸電球の光が複数個連なる「Lights String」と呼...
『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.112-118
[批評]
...ークはコード化に依存している。情報の意味を変えずにその構造もしくは構成だけを変えるコード化は... ...化されることによって動作する機械なのである。コード化のプロセスを機械の内部に備えたコンピュー...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.122-131
[論考]
...きされたテクストと言えるが、整然とした秩序やコードを隠しもっているというよりは、呪文や判じ文... ...ることによって、グラフィティ(タグ)が幾分デコードできるようになり、ある特定のライターがこの...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.108-119
[論考]
...的形式性として共有された、ある審美的・文化的コードであることになる。そこには、すでにみたよう... ...ストコロニアルな歴史は、遊戯=儀礼の審美的なコードをつねに更新し、変容させてもいるのである。 ...
『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.192-198
[都市の全域性をめぐって(下)]
...、都市空間をこれまでの伝統的な規範や文化的なコードによってよりも、価格と面積、立地条件という... ...的な同一性を与えていた伝統的な規範や文化的なコードを共有していない。 こうして現われる巨大な全...
『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.231-242
[翻訳論文]
... Identification and Analysis, Division of Program Analysis, Product Code 1333 (Washington: The Directorate, 1978); and Phillip M. Wishon and... ...nnell, Skateboarding, p.3. ★三〇——'The Skateboarding Safety Code', Skateboard!, no. 1 (August 1977), p.53. ★三一——Peralta, i...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.149-158
[論考]
...ものではない。近隣関係を剥ぎ取られた住宅は、コードを切断された電話機のようなものだ。誰からも... ...ルとその媒体となった「集住体」。確かにそれはコードを切断された電話機の群れによく似ていた。 コ...
『10+1』 No.26 (都市集住スタディ) | pp.116-127
[Urban Tribal Studies 3]
...た文化である。第五に、レイヴ文化は明確な服装コードやスタイルによって同定することはできない。... ...=シーンに参加する身体として、普通の女性的なコードから抜け出し、機械やテクノロジーと共棲関係...
『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.254-262
[論考]
...どのようなコードをもつか」、すなわちその結合のタイプを類型として成り立たせる「コード」のこと...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.153-167
[論考]
...となるような行為である。要するに、それは文化コードを利用するのではなく、問題化するのであり、... ...えないところにまで拡張している。「それは文化コードを利用するのではなく、問題化する」のである...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.78-92
[ネット公正論──データの逆襲 1]
...いるマイクロソフトのWindows OSは、そのソース・コードが隠蔽されているからこそ、それを表面的、機能... ...ー・ソフトウェアの誕生がもたらした変化とは、コードがオープン・ソース化されたことによって、そ...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.30-38
[ソーシャルウェアのイノヴェーション・スタディ 4]
...〇四)。 ●Lawrence Lessig, Code and Other Laws of Cyberspace, Basic Books, 1999. 邦訳=『CODE』(山形浩生+柏木亮二...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.49-51
[批評]
...第一に、スターリングのモダニズムのコードと古典主義のコードとの意図的に両義的な混合、他のすべ...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.180-190
[現代住宅研究 13-2]
...ている)。鉄筋ブレースに至っては、屋内の電気コードよりも細い六ミリ筋であり、電気配線の方が目... ...トなど)も際だつようになって、事と次第で配線コードのようなものも構造体よりも目立つようになり...
『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.18-21
[連載 6]
...けするなどのシンボル(インデックス)やカラーコードなどをアムステルダム方式で統一することが、... ...ル・パネルとして、テーマや機能によって分類=コードづけされている。例えば、テーマとしては環境...
『10+1』 No.43 (都市景観スタディ──いまなにが問題なのか?) | pp.198-211
[都市表象分析 6]
...あらゆる文脈上の身体あるいはあらゆる限られたコードのそとに、接木によって運び去られることがで... ...る。後者の断片には、「接木」によってあらゆるコードの外部へと漂流しかねない、残留物の性格が欠...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.2-10
[Urban Tribal Studies 12]
...、「アルタナティヴでリミナル、非コード化され部分的にはコード化された同一性と意味」(p.36)を社...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.205-214
[都市音楽ノート 2]
...実家に連れて行かれたときに、そこに置かれたレコードからはじめて彼の父親が有名なジャズ・ギタリ... ...グラント・グリーンのレアなレコードを探し回っている、多くのレコードが再発されはじめ、その一部...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.36-38
[論考]
...トラクションのモンタージュ〉などの中に体系(コード)化されたアッサンブラージュ技術に通じる残... ...されたイタリア諸都市の博物館的機能を体系化(コード)する、排他的な遊覧旅行のために用いられた...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.195-202
[インタビュー]
...品ごとのコードが事務所としてあらかじめ設定されているのでしょうか。 伊東豊雄──コードがあるわ... ...少しお聞きしたいと思います。ストライプやバーコードのパターンをよく使われますが、《長岡リリッ...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.70-79
[批評]
...、ある都市が持つ、場所性に固有の言語(象徴的コード)は、全ての住民達によって日々読み解かれ、... ...トからプロジェクトへ』(一九九六)、『テクノコードの誕生』(一九九七、いずれも村上淳一訳、東...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.81-89
[論考]
...に、ニューヨーク帰りの若者が黒人音楽専門のレコード店を開く。彼に言わせれば、高円寺はニューヨ... ...与できる余地が必要だ。物や情報が、作り手側のコードにしたがって消費されるのではなく、使う側の...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.144-153
[建築を拓くメディア]
...たって所与の分類コード(店舗で効率的に配架できるように書籍には通常四桁のコードが与えられる)...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.130-131
[生産─技術]
...制限する化学的環境に相互作用する特有の発生的コードの結果として胚が発育するあり方に比せられる... ... of Modern Architecture, Academy Editions, 1995. ★二──“FOA Code Remix 2000”, 2G No.16, Gustavo Gili, 2000, pp.121-143. ★三─...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.124-127
[論考]
...してしまうといった具合に、装飾の機能は二重にコード化されている。しかし、何にもまして、とりわ... ...コラボレーションは、メディアを援用した多様なコード化作用を通じて、この代理という物質性を拡張...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.160-166
[素材─構造]
...規から解読(デ・コード)する建築/都市──建築法規とローレンス・レッシグ『Code』をめぐって」を...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.88-91
[座談会]
...ノードの結節点の度合いで、認知した人々の認知コードを再構成するわけです。まあロスの白人と黒人... ...出されるのかということだけではなく、そうしてコード化された景観が、社会的に複合的な構成を持っ...
『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.64-84
[建築を拓くメディア]
...ックはその独立した特異点を「建築作品」というコードのもとに再統合する。それぞれが持っていた固... ...て都市を再描写する。けれどそのなかには、このコードに基づいた都市の秩序を発見しようとする空間...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.136-139
[批評]
...る。 過去五○年間に、われわれは入力と出力のコードを文字通りつぎはぎしながらプログラムする段階... ...していた。それは少なくとも、ピタゴラスがモノコードの和音を規定する整数比を理解したとき以来の...
『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.76-89
[論考]
...は、人は都市を散策し移動する通常の身体・知覚コードを奪われて、奇妙に可変的で流動する速度とス... ...徨するハイパー・クラウドは、通常の空間解読のコードを奪われたまま、微動だにしない超高速エレヴ...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.148-156
[批評]
...これらの島、あるいは沿岸部を、ほかのいかなるコードによって結ぶことができるだろうか? 想像す... ...一年。おなじころ(一八四九年)、ソローがコンコードからニューイングランドの海岸へやってきて滞...
『10+1』 No.08 (トラヴェローグ、トライブ、トランスレーション──渚にて ) | pp.200-209
[批評]
...同様、ジャンルのヒエラルキーを美学的体験へとコード変換するよう作用している。 シーモアはレンブ... ...このジャンルを、より高いステイタスの絵画へとコード変換している。Scott A Sullivan, The Dutch Game Piece (Toto...
『10+1』 No.09 (風景/ランドスケープ) | pp.170-181
[批評]
...いかなる固有の特性もなく、アプリケーション・コードによって外から与えられた特性しかないと仮定... ...ピュータとコミュニケートする。直接バイナリ・コードで話すことなど、私たちにはできないのだから...
『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.120-133
[批評]
...な特性がすべて反映されている。コンピュータ・コードという遺伝的情報が再生産され、遺伝子の交差... ...なかで発達する。そのふるまいは比較され、遺伝コードの適者選択が行なわれたのち、複製サイクルが...
『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.100-103
[『日本の民家』再訪 3]
相模湖は神奈川県と東京の西端との境に位置する山間の湖である。その相模湖の南にある元内郷村・増原は今和次郎が『日本の民家』初版にその村落の全体配置図を掲載した村で...る。この「自然」景観と「都市」機能とのダブルコードとでもいうべき状態が、現在の内郷村周辺ひい...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.13-30
[ラディカリズム以降の建築 1960s-1990s 7]
...化したロジスティクス(兵站術)の原理は、バーコードのシステムと融合しつつ、民間の物流にも活用... ...九)。 ★三──大川信行+五十嵐太郎「世界をコード化する施設『倉庫』」(『10+1』No.7、INAX出版、...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.221-231
[Urban Tribal Studies 7]
どんな都市や街路にも特定のリズムがある。同じように巨大都市であり、せわしなさにおいても似ている東京とロンドンだが、それでも街のもっているリズムは異なっている。 ...する。音楽やいわゆる世の中の出来事の連なりのコードよりももっと多様で、都市そのものからみれば...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.232-241
[Architecture的/Archive的 3 ]
用語の整理から始めよう。 MMO現実感(Massive Multi-Layered Online)という言葉は、常にネットワークに接続し、大規模多数の不可視の他...りPHP言語と携帯電話SIMカードプログラムのソースコードの開示には至っていない。例えば検索キーの送...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.19-20
[ラディカリズム以降の建築1960s-1990s 6]
野蛮ギャルドの住宅 それは大地に「映える」のではなく、大地から「生える」建築だった。数年前、建築史家の藤森照信氏が設計した《神長官守矢史料館》を見に行ったとき、...てバイオ・リージョナリズム 地域主義が単一のコード化に向かうとき、それは抑圧的なものとなるか、...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.205-216
[Urban Tribal Studies 11]
...く貪り聴き、いろいろな知識・情報に詳しく、レコードの蒐集家でもある★四。 アドルノは彼らが音楽... ...望と権力」★一一を批判する(それは先進国のレコード・コレクターや音楽マニアの欲望やその経済と...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.214-224
[Urban Tribal Studies 5]
具体的な事例の記述と分析からはじめたい。はじめて海外でトランスのレイヴ・パーティに参加したある女性(日本人、研究者)は次のように語った。 「みんなが同じ音楽で、...ェーヴルは空間概念を二つに分けている。空間をコード化し、表象としてイデオロギー化された範疇に...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.208-218
[循環する都市 3]
もしかすると、日本なんて、どこにもないかもしれないな(…中略…)おれが歩くと、荒野も一緒に歩きだす。日本はどんどん逃げていってしまうのだ(…中略…)きっとおれは...地化された側とは違った形式にしろ、ある独特のコードにそって記憶化されようとしていた事実である...
『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.138-146
[Architecture的/Archive的 1]
「アーキテクチユール」は果して一科の美術なる乎、将た又た一科の工芸なる乎、之を判定すること極めて難し★一。 アーキテクチャーとは地形および気候といった自然環境...化している状況がある。するとモジュール化したコードがネット上で並列的に共有され、同じ構造を共...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.19-21
[論考]
1 空間とは物質により規定されるものではなく、感覚と情報が連結される可変的な場である。それゆえ空間と視覚と精神は常にダイナミックな流動状態のなかで相互に浸透し、...の視覚言語だったからだ。フォトグラムは空間をコード化するための新しい形式だった。それは現実の...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.205-216
[都市表象分析 4]
1 蜂起機械と暴力の神 一九九九年に刊行された福田和也による奇妙な書物『日本クーデター計画』には、「自由の擁護者たちに捧げる」という献辞につづけて、クルツィオ・...言説の形式をとっていることを指摘し、慣習的なコードの共有を行為遂行的言説の条件としたオーステ...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.2-13
[論考]
生活を記譜する GeoWalkerとは、歩行運動を移動とリズムに抽象化した日常生活の記譜システムである。言ってみれば、生活が生み出す、絵日記であり、ドキュメンタ...なり方向を変えて急な滑り台を下り、GeoWalkerのUSBコードが外れたため、私たちは長男を「捕まえ」て、...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.139-141
[インタヴュー]
四つの計算不可能性 柄沢祐輔──今回の特集を企画するにあたり、アルゴリズムという言葉を「決定ルールの時系列をともなった連なり」として広義に捉え返し、建築や都市を...ャ」という問題設定がローレンス・レッシグの「コード」の議論を敷衍して出されています。社会的な...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.126-135
[論考]
建築的複合体は改変可能になる。その外容は住民の意思に沿って時には部分的に、時には全体的に変貌するだろう。 その住民たちの基本的な活動は連続的な漂流となる。刻一刻...「私」が聴いている楽曲の情報は、すでに高度にコード化されたものであり、文化的なコンテクストを...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.129-135
[論考]
ふと見ると、折り重なるように建った小さな構造物が、現代中国の都市風景、つまり中国政府が「現代の田園都市」と命名した高層ビルが散逸する街並みを、無作法に遮っていた...りとした村落配置をそのままにして全住宅を都市コードが許容する高さ一杯に増築し、そこに低賃金労...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.198-216
[論考]
アジアとヨーロッパの出会う場所イスタンブール イスタンブールは、ボスポラス海峡の南端に位置する人口一〇〇〇万人の都市だ。はじめてこのまちを歩いたとき、人々の顔立...ある。リュブリアナのタディエ・ポガカールの《コード・レッド、ブラジル、ダスプ》は、ブラジルの...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.126-127
[音楽批評の解体文法 1]
... 小泉『歌謡曲の構造』、八八─八九頁 実際のレコードを聴いてみると分かるのだが、小泉のこのソル... ...三番目の音が「ド」と記譜されている。これがレコードから書き起こされた記述譜の誤りなのか、ある...
『10+1』 No.26 (都市集住スタディ) | pp.27-29
[非都市の存在論 3]
1 Modernologio──〈現在〉の考古学 首都東京を壊滅させた一九二三年の関東大震災は、欧米における第一次世界大戦に対応する歴史の断絶をもたらした。そし...秩序を読み解こうとする。〈都市を読む〉とか〈コードを読む〉というのが空間派の必殺技で、方法的...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.16-27
[書物 1]
小説家は都市をどのように知覚しているだろうか。とりあえずいま、現代日本で書かれつつある小説を念頭に置くとき、小説家の知覚が都市を把握する方向を意識しているとはと...て所有者を表象したりすることはない。そうしたコード化がズレて壊され、関係に狂いが生じたとき、...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.35-36
[連載 7]
16 一致することと相違すること 前回では「アテネ憲章」がCIAMの内部での総決算などではなく、ル・コルビュジエ個人のヴィジョンとしての側面が強かったことを見、...そして知(学)の体系に至るまでの諸々の表象をコードづけ関係性の編み目のなかに閉じ込めていた体...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.177-190
[建築の言説、都市の言説 5]
いくぶん道化者で、いくぶん神のようで、いくぶん狂人で……それが透明性なのだ。 (『ニーチェについて』G・バタイユ) コーリン・ロウは多くの顔を持っている。歴史...「プレイフルなフォルム」や「飽きのこない多重コード」を強調する限りにおいて相補的である。 この...
『10+1』 No.09 (風景/ランドスケープ) | pp.26-28
[非都市の存在論 4]
1 サイバースペースと建築──流体的アナモルフォーズの罠 ヴァーチュアル・リアリティ、サイバースペース、サイバーアーキテクチャーと、どのように呼ばれるのであれ、...装置を身につけたり、自分の体のいたるところにコードでインターネットと接続されたセンサーやステ...
『10+1』 No.08 (トラヴェローグ、トライブ、トランスレーション──渚にて ) | pp.16-27
[都市の断層線/切断線 3]
1 性愛の問題 性愛という視角からすると、東京の郊外やペリフェリーに散種された無数の小さな家庭のことがまず問題になるだろう。そこでは性愛という審級が小さな家庭の...も行なわれている。また、(3)その場所は象徴的なコードにしたがって配分され囲い込まれたりもしてい...
[映像のトポス 4]
1〈機械の言説〉──英雄的個人主義 機械は、諸言説の外部にあってそれを産出する〈現実的な〉力の源泉ないし集合であると同時に、それ自体が言説の主要な構成契機として...、内容の形式あるいは観客の鑑賞行為を枠付けるコードとして活用している。物語は、一九二六年八月...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.20-29
[『日本の民家』再訪 6]
山の村の事はやめて、海岸の漁師たちのはなしにうつろう。「漁村の人たちの家」 「田舎の人たちの家」は今和次郎『日本の民家』の冒頭の総論である。ここで今和次郎は...できる。つまり四国─和歌山旅行の目的は二重のコードによって構成されていた。ひとつは石黒から託...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.11-29
[連載 9]
17─4 アパルトヘイト都市? 近代都市計画の最も基本的な構成要素を、面と線、つまりゾーニングの画定とそれらをつなぐ近代的インフラの整備とすれば、それが最も体...うに特定の歴史的な時期に特定の状況下に特定のコードに従って読まれるのだから。ファノンにとって...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.182-199
[サウンド+アート+サイエンス 2]
1 オートポイエシス 生命は、内側と外側を仕切る「膜」あるいは「インターフェイス」を自律的につくり続けるシステムである。境界なき生命をわれわれは生命とは認識でき...前回参照)が示したものは、普通の意味での音楽コードの進行ではなくて、その母体となる時間的進行...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.44-46
[都市表象分析 12]
一、「アメリカのイコン」 二〇〇一年九月の同時多発テロによって崩壊したニューヨーク世界貿易センター(WTC)跡地では、二〇二年五月三〇日に犠牲者の遺体捜索と瓦...築物そのものがこの「切り取り」の操作により、コード化を前提とすることなく作品というメッセージ...
『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.2-12
[都市表象分析 32]
1 写真論と路上観察 前回述べたように、「非都市の存在論」として始められた連載は、ベンヤミンの言う「弁証法的形象」としての両義的寓意を都市に発掘する作業へと重心...クリチュール)として体験させる。しかし、そのコードなきエクリチュールは、本質的に読むことので...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.2-10
[地上にて 3]
地形図──都市への考古学的接近 以前、本誌のNo.42で紹介したことがあるのだが、国土地理院が発行する「数値地図五メートルメッシュ標高データ」というものがある。...リートは、おそらく郷土景観に配慮したデザインコードなどによって再整備されたらしく、舗装から道...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.240-251
[論考]
歴史・メディア編では、一九七〇年代のロバート・ヴェンチューリらの「ラスベガス」、八〇年代のケネス・フランプトンの「批判的地域主義」とリアンヌ・ルフェーヴルの「ダ...速度、量、規模を現前させている背後の不可視のコード──経済原理、法制度など──へと接近し、そ...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.98-99
[宇宙建築年表]
...stman/space/rakettilaiva.html 19──www.odt.org/mcart/index.cgi?code=3&cat=1 20──Barbara Imhof, Susmita Mohanty, Constance Adams, ...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.141-148
[下田]
はじめに 静岡県下田市において、昨年度から、調査・研究を通してまちづくりを考える機会を得た。かつて賑わいのあったまちが若年層の流出・高齢化に伴ってさびれてきてい...するわけではありません。個々の出来事は、別のコード(法・慣習・経済効果など)のチェックを受け...
『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.90-101
[イントロダクション]
加工される都市 1 意図について 今年は台風の当たり年であった。おかげでテレビやウェブの画像を通して幾度となく台風の進路をリアルタイムでモニタリングするという...本はバラックの構造力学的、構法的、意匠論的デコードから、いつの間にかズームアウトするようにス...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.71-76
[現代建築思潮]
議論の新しいスタイル? 10+1──「現代建築思潮研究会」はこれから三年目に入りますが、月例で研究会を行なってきたこの二年間を振り返ってどんなことを考えますか。...いう話や、吉村さんによる「法規から解読(デ・コード)する建築/都市」の話はこれまでお二人がす...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.24-28
[Urban Tribal Studies 9]
...製のベースシンセサイザー、ローランドTB-303やレコードのスクラッチ音のなかにテクノやハウス以降の... ...の理解は、それ自体の、ふだんは書かれていないコード、規則、シンボル、習慣をもつことになるし、...
『10+1』 No.21 (トーキョー・リサイクル計画──作る都市から使う都市へ) | pp.187-198
[グローバリズム 4]
1 東京 二〇〇三 vs 東京計画一九六〇 vs ドバイ二〇〇? 東京のど真ん中に誕生したばかりの新しい都市、「六本木ヒルズ」のそのまた中心を占めるタワ...西欧的なそれ、つまり西欧が普遍的と考えているコードのもとでの表象能力でしかないのだが。 近代建...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.208-220
[グローバリズム 3]
1 ロンドン 一九九一 浅田彰は西欧での現代日本文化の見方に関しては二つのオリエンタリズムの危険があるという。一つは安藤忠雄の建築に日本を見出すという古いタイプ...欧にとって見たい表象ではない。あるいは彼らのコードにひっかからないために自己表出とすら認める...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.225-236
[現代建築思潮]
セシル・バルモンドの『informal』を読む 今井──前回、オランダ建築の話をするなかで離散型に関する話題が出てきました。そして連続ではなく不連続、コンクリー...合体や組織体が、自らを構成している最小単位のコードやルールを状況に応じて書き換え続け、そのこ...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.45-52
[グローバリズム 2]
1 福岡 一九九〇(ポストモダン) vs 日本 戦後(モダン) PART1 前回「ペキン 二〇〇三」の冒頭で引用したコールハースのテクストは、「日本に関して...な背景に即して見ているのではなく先験的な文化コードに従ったものであるがゆえに、柄谷のいう美学...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.230-238
[Urban Tribal Studies 2]
Ⅰ アムステルダムの熱帯美術館で九七年の終わりから九八年の九月まで開かれている展覧会「シベリアからサイベリアへ」は、様々な地域、民族にわたるシャーマンの文化を網...こから呪術師やシャーマンの世界を意味や象徴のコードによって読み解く「人類学的呪術師」にさえ、...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.261-270
[都市の断層線/切断線 4]
1 都市の座標系 今日の都市・東京に起こっている現実の多くは農村と都市というような対比の図式では理解しがたいものだろう。たしかに都市には古い地層が幾筋も堆積して...きた。その国家は敗戦以来、歴史的な意味づけのコードや世界性の意識を希薄化したままに、きわめて...
[現代建築思潮]
...前僕の担当した回ではローレンス・レッシグの『CODE』を読みましたが、それがインターネットと規制の... ...しょう。ただし、計画当初は「A」から順にバーコード状の地割を採用していて非常に明快だったんです...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.48-56
[ミュージアム・テクノロジー随想 4]
四回連載の本コラムも最終回である。毎回、遊歩者のようにとりとめのないことを書き付けてきたが、結論へと線形に展開するテクストを書くことは最初から想定していない。 ...ち帰ってやるのは文字原稿とプログラムのソースコードを書くことだけだった。そういうモーダルなあ...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.39-41
[音 3]
...2──オマール・ソーサ 写真提供=Pヴァイン・レコード「音楽の自律」の裏側で ソーサのようなタイプ... ...ージシャンたちの身体や受け止める側との密接なコードを保持している──音楽はいまだに世界中にあ...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.36-38
[都市ノ民族誌 2]
昭和四四(一九六九)年の春、坂倉準三が設計した《旧国鉄・新宿駅西口広場》の地下に突如として巨大な「ゲリラ建築」が姿を現わした。それはパリ五月革命の年の終わりに、...天井は、アンプラグドのギターが弾きだす単調なコード音の塊とトランジスタで増幅された生の声を、...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.32-35
[批評]
六〇年代以降、ミースはポストモダン建築の保守的なセクトと急進的なセクトのどちらからも批判の標的とされてきた。「より少ないのは退屈である(レス・イズ・ボア)」とい...ち「すでに古典主義によって割り当てられているコード化された意味」にである。次を参照。Demetri Porphy...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.102-109
[論考]
0:チップのなかの空間 ((-1 . ) (0 . INSERT) (8 . AME_FRZ) (5 . 36) (2 . AME_NIL) (10 1.0 ...・スクリーンの上の映像。プログラムのソース・コード(右上)と流れ図(右下)、そしてメモリ空間...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.126-135
[論考]
これから語ろうとすることについて、私は何ひとつ知ってはいない──それが存在していないということを除いては。新たなる美学の素描だの要求だの予告だのといった事柄は、...化、聖なるものや超越的なものの旧式諸形態の脱コード化と世俗化、交換価値による使用価値の緩慢な...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.74-84
[論考]
0 さしあたっては当然のことを言うなら、建築は目に見える秩序を扱う。特定の地点に特定の存在モードとしてつくられる建築は「見える」からだ。しかし、設計とはそれにつ...持つ意味はともかくとして、そのような職業的なコードの違反はチュミにとっての関心事ではない。彼...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.16-28
[千年王国論(四)]
毎週月曜日に新しいことを考え出す必要はない。 ミース・ファン・デル・ローエ ハリウッドの映画セットと同様、この都市のアイデンティティは、毎週明け、新しく作り直さ...という認識を示している。 基本的に古典建築のコードに依拠していたルネサンスの建築はバロック期な...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.168-175
[論考]
0 ラバノーテーションとダンスする身体 新しい舞踏のあり方は、舞踏家マース・カニングハムと作曲家のジョン・ケージのコラボレーションにおける偶然性と不確定性...を見れば、カニングハム・メソッドをより明瞭にコード化するのに成功したといってよいだろう。 2 ...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.146-161
[論考]
...な現象ではある。それでも書かれた音楽は、解読コードの幾分かを口頭伝承に依拠している。それゆえ... ...たのは音楽メディアの展開であろう。ラジオ、レコードを初めとする音楽メディアは、基本的に音楽か...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.162-171
[批評]
イタロ・カルヴィーノの遺作となった『アメリカの授業』は、現代イタリア文学を代表した作家のひとりカルヴィーノが一九八四年ハーヴァード大学に招かれて行なった一連の講...た機内預け荷物取扱いシステム(STB)では、コードバー読み取り機と自動仕分け装置によって荷物...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.203-211
[対談]
旅 — 観光と人類学のパラダイム・チェンジ 多木…今日は今福さんと吉見さんとの対談であって、私はオブザーバーなんですが、最初に今日話していただきたいことを、問題...る自動的な回路──観光というものが動いていくコードあるいはパラダイムのようなもの──がどこか...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.170-186
[批評]
一九五五年のディズニーランドのオープンにともなって出現した、環境に関する支配的なコンセプトは、南カリフォルニアの生態的、文化的、心理的な風景に後々まで影響を与え...トなどを取り入れつつ、より難解で近づきがたいコードに依拠している。意識的に設計され、独自の様...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.138-146
[インタビュー]
建築家、デザイナー、フィレンツェの前衛集団「アーキズーム」の創設者、アンドレア・ブランジは一九七四年以来、「ノンストップ・シティ」のコンセプトを展開し、現代の都...革命、それは市民的な価値、思考様式の象徴的なコードを産出したのですが、この私たちが住む不完全...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.60-63
[批評]
...・ドリーム、名声と富のおとぎ話が実現する。レコードやカセットのジャケットから、テレビ番組から... ...の時代の音楽的フレーズのように)「民族的キーコード」に従って選ばれているのではなく、もっぱら...
『10+1』 No.08 (トラヴェローグ、トライブ、トランスレーション──渚にて ) | pp.185-199
[批評]
...進んでいたが、俺は観察をつづけた。たとえばレコード、たくさんのスピード、トラッシュ・メタルの... ...、二、三枚のスカのレコードと数枚のオイ・パンクのタイトルが見えた。レコードのわきの棚の上には...
『10+1』 No.08 (トラヴェローグ、トライブ、トランスレーション──渚にて ) | pp.178-184
[韓国]
1964年生まれ。1987年ソウル大学校工科大学建築学科卒業。同大学校大学院修士課程修了。日本の新建築タキロン国際懸賞、UIAのバルセロナ国際懸賞、ヴェネチア国...空間の中で漂っている、目に見えない、社会的なコードと反応することができる。彼の悩みは、物理的...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.132-133
[台湾]
金光裕 Gene K. King:1956年生まれ。84年ヴァージニア工科大学修士課程修了後、アメリカの建築事務所、デザイン事務所などに所属。87年に短編小説『...うやく一九八〇年代になってのことだった。建築コードの許す最大限の床面積を提供するよう求められ...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.130-131
[フィンランド]
1966年フィンランドヘルシンキ生まれ。93年ヘルシンキ工科大学卒業。90─92年モナークに参加。91年サナクセンアホ建築事務所設立。現在は妻のピルヨと共同で設...で知られながらも、最近作では機能性と彼自身のコードとを器用に両立させるなどして注目されている...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.100-101
[都市/テクスト]
都市記号論を超えて 一九六〇年代にK・リンチやR・バルトが都市記号論を準備し、七〇年代にコンテクスチャリズム論が語られ、八〇年代は学際的な都市テクスト論が興隆し...効した。そこで例えば、幕張のように、デザインコードと会議のシステムを立ちあげて、都市をつくる...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.112-115
[制度─都市]
オーギュスト・ペレはその著書『建築理論への寄与』のなかで、建物を美へと結びつける道標として「特質、スタイル、調和」を挙げている。それは構築的なるものの美に関する...景観条例のような規制まであり、それらが共通のコードを建築に纏わせていくことによって建築は実に...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.136-139
[鼎談]
建築と書物の親和性 永江朗──「建築家はどのように書物と関わるのか」というのがこの鼎談のテーマです。最初に素朴な感想をもうしますと、芸術家のなかで建築家ほど書物...ど、みる人によると思うんです。事前に仕入れたコードのなかでしか情報を引き出せないという風に、...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.54-70
[論考]
「それらには何か或るものが共有されていなくてはならない。さもないと、それらは「ゲーム」と呼ばれないから」などと言ってはならない。──そうではなく、それら全てに何...で、「近代住宅」も一九世紀の「社会的総空間のコード化」によって細分化されたひとつのビルディン...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.111-120
[対談]
1 八束──今回の特集では、作家や作品というよりも広義の意味での言説を中心に明治以降の近代建築史を概観するという趣旨で、ここでは「建築史」という言説タイプを取り...というか修理ですものね。結局そうした「目」もコード化されている。ただし、だからといって明治以...
『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築) | pp.62-76
[批評]
大晦日の午後五時頃、落陽のなかで、五〇代半ばの女性が遮断機の前にある車両の脇の小さなモミの木の所に立ち、クリスマス・ボールを幾つか取り外している。その前に彼女は...通知が読み取れる。政治的日課における幾重にもコード化された懐疑主義の条件の下、音楽会の開催者...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.90-102
[批評]
現代建築の歴史は必然的に多様なものであり、雑多ですらあるだろう──建築そのものから離れた、人間的な環境を形成するための構造の歴史。そしてそれらの構造を統制し方向...れを理解することに関連して、経験というものがコード化されたメッセージの視覚的な登記という事象...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.129-154
[論考]
1 ペリフェリー われわれの眼前には多くの新しいリアリティがある。未だかつてないような動きが展開されると、既存の規範(デイシプリン)(概念、手法、価値基準ほか)...うも南欧ヒルタウンに馴染まず、全体デザイン・コード上貼られたと思われる茶色のタイルも形とはそ...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.34-51
[翻訳]
建築のパラドクス──ピラミッドと迷路 1 建築に携わる人ならたいてい、ある種の幻滅と失望を感じたことがあるはずだ。二〇世紀初期に生まれたユートピアの理想が実現...らが人知れず独自の統辞法や意味をもった空間的コードなのではないかと考えはじめたのだ。言語はこ...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.301-316
[批評]
1 「上からの衛生」批判と「身体の規律化」論 一九九〇年代に入って、日本の近代都市空間の形成を、公衆衛生に注目して新しい観点から論ずる論考が見られるようになっ...る。 たしかに、松原は貧民窟を「過剰」というコードを用いて描写しており、そこにカーニバル的な豊...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.156-167
[批評]
東京をもっとも集約的かつ刺激的に経験するのは、電車に乗ったときである。それは巨大な外科手術の跡をたどるように、都市を切り裂いて走る。ある朝車中で、私はある考えに...子=間隔(pitch)や長音=引き延ばし(sustain)やコードやサウンドであり、これらはまた水平的な運動...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.109-120
[論考]
...実践に取りこもうとした、自分たちの試みを指すコード・フレーズと解釈した★二。「醜くて平凡」と... ...ヴァイキング・プレス、アーキテクチュラル・レコード、マクグロー・ヒル、ユニヴァーシティ・アソ...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.156-175
[論考]
一九五七年、シチュアショニスト・インターナショナル創設の前夜、ギー・ドゥボールは二つの異色なパリの地図を制作した。彼の友人でもあったデンマーク人画家のアスガー・...カルなシュルレアリスムと同様に、漂流は文化的コードを混乱させ、リアリティを競合させるひとつの...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.85-92
[プロジェクト・論考]
「軒切り」という言葉を耳にして、どういうイメージを抱かれるだろうか。筆者自身の場合は、近代大阪の都市計画事業を調べているときに初めて知った言葉なのであった。それ...細に至るまでも、かたちの規定を左右するようなコードが街区Aのプロセスには潜在しており、それが成...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.113-118
[論考]
...ミュージック 不定形なジャンル 現在、外資系レコード店の多くで、「クラブ」という商品棚がある。そ... ...に好まれるのが、長時間録音が可能な12インチレコードというメディアである★一二。この趣向はDJたち...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.92-99
[論考]
天王寺公園 嘘のやうだ 十年の歳月が流れたとは 路端の風にあふられる新聞屑 ところきらわず吐きちらされた痰唾、吸殻、弁当殻 藤棚のある運動場 雨水の滲みこん...八〇年代の動向を規定している。公園をまなざすコードは、大雑把にまとめるならば、〈社会的なもの...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.113-120
[特別寄稿]
0 二〇〇五・夏──大久保・百人町界隈 梅雨明け後のある暑い日。久々に新宿区の大久保・百人町界隈を歩く。一年前に居を静岡に移した後も、週に一度、東京の大学での講...いまは共にそこにいる」というような、控えめなコードを使ってみたい。 そのうえで、「外国人居住者...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.270-283
[論考]
I-a 世界に一人の予知能力者がいると想定してみよう。彼は未来の出来事すべてを見通すことができ、その点で神のような存在であるが、しかし、ある一点において神から決...けてドーグマンは虹彩パターンを五一二バイトのコードに書き換えるアルゴリズムを開発、その特許を...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.108-117
[論考]
1|悲しい母親たち 空き家を利用した地域の老人集会所から、豪華ホテルのような介護付高齢者住宅まで、高齢者向け施設は着実に増加しつつある。団塊の世代が高齢期を迎え...摘する人々もあるだろう。環境とは一般化されたコードであって、デザインの豊富さによって高められ...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.100-105
[Yellow Page1]
精神の再生、ショーという形式の再生 塚本由晴──去年(一九九九)の六月に行なわれた「二一世紀建築会議」にゲストとして招かれた際に、東京でのリサイクルの可能性につ...発展させることは「いま」じゃない。いろいろなコードをつくりたいということがあります。 18──ス...
『10+1』 No.21 (トーキョー・リサイクル計画──作る都市から使う都市へ) | pp.89-99
[批評]
保護される場(シェルター)は、ある性と別の性とのあいだに存続可能な節度ある関係が確立される場であればすべて、家父長制の隠喩として知られるあの媒体による(…中略…...くことになったものだった。特別の配列のなかにコード化された適切な境界だの区分だのヒエラルキー...
『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.180-194
[批評]
...始まり、アナログのメモリー・メディアであるレコードやフィルム、そしてその伝達メディアであるラ... ...わち特許戦争がもっとも激しいいわゆるマイクロコードのレベルにおいてだ。それはまたアルトゥサー...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.78-87
[ヴィジュアル]
マイ・トライブ 大地は変わらずとも 空は移ろいゆく 空は変わらずとも 大地は移ろいゆく 湖を渡り歩き 森を渡り歩く どこに私のトライブはあるのか? と私は...する一般的な軽蔑の中で、そこに含まれる複雑なコードはいつも看過されがちである。見に行く人と見...
『10+1』 No.08 (トラヴェローグ、トライブ、トランスレーション──渚にて ) | pp.147-160
[フィールドワーク]
二〇年ほど前に、新宿を対象とした「都市の経験」というフィールドワークに参加したことがある。町の中をうろつきながらさまざまな建築や、場所の経験を通じて立ち上がって...じれのマッピングの作業が増幅されていった時、コード化された都市と建築のプログラムの外側に拡張...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.64-81
[風景の修辞学 1]
1 風景が都市を生む すべての都市は見る人からおのれのかたちを受け取る。ひとつの都市のかたちは無数にある、といってもよかろう。そのかたちは表象として想像力にしみ...れているかぎり、写真は生まれるときにはすでにコード化され、最初から修辞的に構成された言説にほ...
[批評]
Telepolis Journal(以下TPJ)──理論と文化の進歩にとって、インターネットにはなんらかの特別な意義を認めることができるでしょうか? キットラー...、インターネットの最もすばらしい点は、ソースコードをダウンロードし、コンピュータが産出したデ...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.88-93
[批評]
どうして幻影都市(ファントム・シティ)を 再建しなければならないのか? お招きを受け、テロリズムとサイバースペースがヨーロッパの都市に与えているインパクトについ...ビジネス継続〉が、身元を示す徽章やアクセス・コード、セキュリティ・ガードの後を受けて、軍事か...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.115-122
[鼎談]
建築と身体、ジェンダー 五十嵐── 今回の特集は、もともとは身体、ジェンダーなどの問題からスタートしました。僕は一九九〇年頃から美術史におけるジェンダーの問題に...顔とのアナロジーを徹底してしまうことで建築のコードの総体を掘り崩してしまうということになる。...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.62-81
[批評]
古い世界秩序の死と新しい世界秩序の誕生との間の過渡期にわれわれは生きているという主張は、今やある種のクリシェとなっている。さまざまに異なる理論的シェーマが、この...く、ポストモダン・ジオポリティクスにおける多コード的テクノ構造と巨大テクノロジー社会のフロー...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.200-212
[批評]
...ス・キューブ、NWAらの西海岸のラッパーたちのレコードを参照せよ。 ★六──George Katsiaficas, The Imaginatio... ...Doton Swade, The dream Machine, BBC, London 1991, p.32-36二進数コード、記憶プログラム、電子論理ゲートを先駆けて...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.153-166
[論考]
二〇〇〇年以降、東京の都心部では高速で大規模な開発が進み、湾岸地区ではタワーマンションが、バイパス道路沿いにはメガショッピングモールが、それぞれ大量に建設されて...ら考える』)。 ★四──ローレンス・レッシグ『CODE──インターネットの合法・違法・プライバシー』...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.94-95