1964年生まれ。ランドスケープデザイナー。株式会社ランドスケープデザイン勤務、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)、関東学院非常勤講師。
http://fieldsmith.net/
(最終更新:2009年3月31日)
[座談会]
...都市を眺め直す「グラウンディング」の視点 石川初──去年の一一月に編集部からお話を頂いた当初、... ...かれたグラウンディング(1月8日)の軌跡 作成=石川初まなざしの多様性 佐々木──以前、渋谷川の流...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.42-53
[フィールドワーク]
...花。さらに植物でない「植物的なもの」まで。 石川初 ●フィールドワーク:Team Fake (尾崎美帆子、鏡... ...「汎・植物」採集のフィールドワークは続く。 石川初 註 ★一──植物の生態系の記述として、植物種...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.109-121
[資料]
...3D/風景CGと地図とGPSのページ http://www.kashmir3d.com 石川初のウェブサイト http://fieldsmith.net 国土交通省・国... ...p 環境省、植生調査情報提供ページ http://www.vegetation.jp 作成=石川初+佐々木一晋+田中浩也+元永二朗...
[論考]
広い意味で捉えるならば、ある変換の仕方に基づいた何らかの「記述」はすべて「ノーテーション」と呼びうる。ここでは、都市の「地面(グラウンド)」と、その上にある私た...ケールを超えた複眼的な記述を試みている。[石川初] 私の自宅は東京の西郊、武蔵野台地の多摩川寄...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.136-139
[地上にて 1]
防災のデザイン 今年(二〇〇七)五月、六本木のAXISギャラリーにおいて、「Exit to Safety─デザインにできること」と題した展覧会が開催された。都市...ードし続けることもできる。 ★八──瀝青会・石川初「『日本の民家』再訪4──郊外町の痕跡 甲州街...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.206-214
[インタヴュー]
石川初──「Living World」★一の活動や作品には、僕らが「グラウンディング」と呼んでいるような視点に共通するものを感じますし、啓発されています。今回は...石川初──「Living World」★一の活動や作品には、僕らが「グラウンディング」と呼んでいるような視点...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.98-99
[『日本の民家』再訪 4]
「郊外町の生成の模型図」 『日本の民家』の前半の、いわば理論編のなかに、「郊外町の生成」と題された、都市化のプロセスが民家に及ぼす影響を論じた章がある。ここに、...久保町) 再訪参加者(五十音順):飯尾次郎/石川初/石垣敦子/大高隆/久保響子/中谷礼仁/坂東...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.13-26
[論考]
生活を記譜する GeoWalkerとは、歩行運動を移動とリズムに抽象化した日常生活の記譜システムである。言ってみれば、生活が生み出す、絵日記であり、ドキュメンタ...「滑り台」という遊具の「原形」に見えた。[石川初] 2──GeoWalkerでの再生結果 今回の石川氏長男の...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.139-141
[『日本の民家』再訪 6]
...島出版会、一九七七)参照。 ★五──瀝青会・石川初「『日本の民家』再訪4 郊外町の痕跡 甲州街道... ...同県黒潮町上川口) 再訪参加者:(五十音順)石川初/石垣敦子/大高隆/清水重敦/中谷礼仁/坂東...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.11-29
[街路への視座]
...丸善、一九六九)八〇四—八〇五頁。 ★四——石川初「住宅地に見るアメリカ・抄」(http://www.din.or. jp/... ...レイスのレイアウト。 資料をご提供いただいた石川初氏は、図中に見える楕円形のコモン・グリーンと...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.82-83
[『日本の民家』再訪 7]
...会内部では有名なランドスケープ・デザイナーの石川初が発した言葉である。何日か前、私たちが岡田... ...大島町) 再訪参加者(五十音順):飯尾次郎/石川初/石垣敦子/大高隆/菊地暁/武田夏樹/戸田亮...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.12-27
[『日本の民家』再訪 3]
...いろいろな名前が挙がったが、景観デザイナーの石川初氏の提案が採用された。 「瀝青会(れきせいか... ...─三〇日 再訪参加者(五十音順):飯尾次郎/石川初/石垣敦子/大髙隆/久保響子/高田知永/土井...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.13-30
[論考]
都市に向かうとき、私たちは二重の風景を見ている。ひとつは、私たちが実際にそこで体験する空間であり、もうひとつは都市を俯瞰する「仮想の風景」である。 私たちのなか...m。最大標高差58m。平均移動速度2.3km/h。 参加者:石川初、佐々木一晋、田中浩也、元永二郎、横田紀子 ...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.54-57
[キーワード]
巨大な物体 「景観」が「問題」となるとき、しばしばその議論の的となるものに、都市基盤工学的構築物──インフラの「様子」がある。近年、日本の都市の景観問題の象徴のように持ち出される、日本橋川の上空を通る首都高をはじめとする「道路」や「橋梁」はその典型である。あるいは、「親水性」や「川辺の景観」を「損ねている」防波堤や都市...
『10+1』 No.43 (都市景観スタディ──いまなにが問題なのか?) | pp.140-141
[キーワード]
正しい景観 「景観」は本来、単にある状態を指すところの、ニュートラルな言葉であって、必ずしもあらかじめ善し悪しの価値が含まれているわけではない。しかし、昨今、この言葉が実際に用いられるときには、例えば「健康」や「快適」といったような言葉に似たような、ある種の想定された「正しさ」、社会的な善の響きを帯びることが多い。景観...
『10+1』 No.43 (都市景観スタディ──いまなにが問題なのか?) | pp.138-139
[地上にて 2]
「悪い景観」 いささか旧聞に属するし、ご存じの方も多いとは思うのだが、「美しい景観を創る会」というウェブサイトが話題を呼んだことがあった★一。サイトを開設・運営していた「美しい景観を創る会」は、伊藤滋・早稲田大学特命教授の呼びかけで作られた、建築や都市計画、土木などの専門家集団であり、一九九八年に策定された「二一世紀の...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.167-179
[地上にて 3]
地形図──都市への考古学的接近 以前、本誌のNo.42で紹介したことがあるのだが、国土地理院が発行する「数値地図五メートルメッシュ標高データ」というものがある。航空機からのレーザー測量データをもとに、地上構築物や樹木などを除去した地表面の標高データで、現在、「埼玉県南部」「東京都区部」「名古屋」「京都・大阪」および「福...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.240-251
[街路への視座]
失われた街路の名 よく言われることだが、街路の名前がそのまま住所になっている欧米の都市地図は、基本的に「ストリート・マップ」である。多くの市販の地図には、すべての街路・道路の名前が記載され、欄外にはしばしば街路の名前の一覧があり、地図は「街路の関係を参照するインデックス」として使えるようになっている。一方、日本の都市地...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.86-88
[図鑑]
スキャンデータあり 未アップ ...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.85-100
[論考]
365dpi The project is an organized sampling of the world. There is a confluence within 49 miles (79 km) of you if you’re on the surface of Earth. (The Degree C...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.82-83
[論考]
アンリ・ルフェーヴルとの出会い、 空間の実践と主体の召還 南後──本日は、塚本さんが最近実践されている「ビヘイビオロロジー(ふるまい学)」について、そこに通底す...せることにあると感じています。このあたりは、石川初さんや田中浩也さんらの「グラウンディング」...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.84-89
[論考]
ある土地に生えている植物群を総称して「植生」という。植生を構成している植物群落は、その土地の環境に応じて、それぞれ特有の出現比率や組み合わせのパターンを作ることが知られている。似たような立地条件のもとではほぼ同じようなパターンが発現するし、何らかの条件が大きく変化すればそれにつれて植生も変化を見せる。植生は環境条件を強...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.78-81
[論考]
1──マラソンから見る「地形」について 「東京国際マラソン」は、日本のマラソンコースの中でも「最も難しいコース」と言われている。それもそのはずである。マクロに見...た「東京国際マラソン」のコース図 図版作成=石川初3─3D心拍地図で見る「マラソン」について 「走る...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.73-75
[論考]
1──東京都区部の地形段彩図。標高5m以上を黄色系で描画 出典=国土地理院「数値地図5mメッシュ(標高)東京都区部」国土地理院が発行している「数値地図5mメッシュ標高データ」というものがある。航空機を使った緻密な測量データをもとに、地上構築物や樹木などを除去した「地表面データ」として作成されたものだ。数値は〇・一メート...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.86-90
[街路への視座]
街路と道路 東京の湾岸線はどこも、江戸時代から続く埋め立ての歴史が年輪のように、街の形に刻み込まれている。この年輪を横断するように歩くと、それぞれの時代の街や路の規模の変遷(の残滓)を追って見ることができる。 品川区の東品川から八潮にかけてのあたりは、もともと丘陵地と海岸が近く接する細長い地形のうえに、東京から横浜方面...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.79-81