バウハウス・デッサウ財団日本事務所代表。
(最終更新:2014年4月11日)
[批評]
バウハウス設立八〇周年記念祭行事──バウハウス・デッサウ財団 一九一九年四月のグロピウスによる「ワイマール国立バウハウス」開校八〇周年を記念し、本年ワイマール市と同市のバウハウス大学ワイマール及びバウハウス美術館、デッサウ市のバウハウス・デッサウ財団、ベルリン市のベルリン・バウハウス資料館では、数々の記念行事が盛大に開...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.66-80
[批評]
大晦日の午後五時頃、落陽のなかで、五〇代半ばの女性が遮断機の前にある車両の脇の小さなモミの木の所に立ち、クリスマス・ボールを幾つか取り外している。その前に彼女は、連邦共和国の 西側から来た私たち、女性都市計画家、写真家、そしてそのほかの二人の客人をゲレンデの向こうまで案内してくれたのだ。年齢的な問題で、彼女は、雇用創出...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.90-102
[批評]
都市社会学者ヴァルター・プリッゲは、ヴァーチュアル・シティが約束する新たな都市性を探究している。ラディカルな変化の可能性は、今やヴァーチュアルな空間に開示され、最早、公共のための文化ではなく、公共による新たな文化が約束されている。しかしこのような未来の可能性は、いまだに古い構造の中に捕われている。果たして、デジタル・ア...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.81-89