1956年生まれ。建築史。九州大学 芸術工学研究院 デザインストラテジー部門 教授。
(最終更新:2010年3月19日)
[非都市の存在論 11]
...われるこのような認識をここで繰り返すのは、土居義岳の論文「テルプシコラの神殿、あるいは『女性... ...九六年五月号、一〇〇─一一五頁。 ★二〇──土居義岳「テルプシコラの神殿、あるいは『女性の空間...
『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.15-26
[鼎談]
...ェンダー論からは批判される二項対立ですが。 土居義岳氏ヒューマニズムの建築という問題 土居── ... ...です。二番目に、リップス、フルケルトといったドイツの心理学者が提唱した感情移入の論議です。ハ...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.62-81
[年表]
日本の建築の近代について、これまでにどんな歴史的視点が生まれ、拡がり、変わっていったのだろうか。建築をきちんと考えよう、つまり歴史的に考えようとしたとき、否応な...編・資料編』(住まいの図書館出版局、1995) 土居義岳監修『住まい学大系099 建築キーワード』(住ま...
『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築) | pp.164-165
[批評]
1 デルヴィユ嬢の館を読み解くための いくつかの文脈 建築空間をいまはやりのジェンダー論で読みといてゆくのはさほど困難ではなく、いままで蓄積された研究を再活用し、その重心をすこしずらせばよいだけであって、建築の分野でこの種の論考が少ないとすれば、それはひたすら研究者の動機づけの問題であろう。 とはいえ「女性の空間」なる...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.161-170
[建築の解體新書 3]
詞の通路(かよひみち)と、建築の通路……岡崎乾二郎1 たとえば時枝誠記は、詞と辞に対立させて国語(日本語)を考えることの先駆を、鎌倉時代に書かれた『手爾葉大概抄...解釈はここにぴたりとはまりそうです。すでに土居義岳氏が著『言葉と建築』で指摘しているように、...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.206-225
[論考]
なぜ建築を扱うのに言葉が必要なのかは、これまでにも繰り返し問われてきた。そして、このところ建築と言葉の仲は、うまくいっていないのではないかという問いは続けて発せ...ー『言葉と建築』(鹿島出版会、二〇〇五)と土居義岳『言葉と建築──建築批評の史的地平と諸概念...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.152-153
[キーワード]
...共同による変化を挙げることもできるだろう。 土居義岳は、妹島のプランや構成に幾度も現われる、三... ...tp://www.city-naruto.co.jp/public/ogawa/a06.html)ビオトープ ドイツ語のBio(生物)とTop(場所)をあわせた合成語... ...複雑な食物連鎖の系を成立させることであろう。 ドイツではすでに1984年にバイエルン州でビオトープの...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.68-87
[論考]
「それらには何か或るものが共有されていなくてはならない。さもないと、それらは「ゲーム」と呼ばれないから」などと言ってはならない。──そうではなく、それら全てに何...な事例とその心理構造を論じている。 ★四──土居義岳は「住宅という名の原罪──我田引水的な山本...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.111-120
[ポストモダニズムと建築 1]
建築を建築として見るようになった頃から、どうもロマネスクの建築というのが気になってしようがない。御多分に洩れず学生の頃ヨーロッパに行き近代建築など忙しく見て回っ...況はいかなるものに見えてくるだろう。 以前、土居義岳氏を招いて行なった講演会で、土居氏は一九七...
『10+1』 No.31 (コンパクトシティ・スタディ) | pp.18-19