情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

ついに北朝鮮崩壊への足音が日本にも…脱北者を温かく迎えよう!

2007-06-02 13:30:47 | ãã®ã»ã‹æƒ…報流通(ほかにこんな問題が)
 携帯電話に、青森県深浦町の港に外国人の男女4人が漂着したとのニュースが届いた…。北朝鮮のボートピープルではないか、と直感し、インターネットで調べたところ、【警察当局や政府関係者によると、発見されたのは男女4人で、20代~60代の男3人と女1人と見られる。「北朝鮮から来た」と話しているという。発見された際、1人が「新潟はどこか」と日本語でたずねたという。政府は「脱北者でほぼ間違いない。所持品など状況からみて、工作員の可能性はない」としている】(朝日)という。

 若い人は知らないだろうが、中国の経済が民主化したり、一定程度の自由が与えられたりする前に、中国からはボートに乗って、日本に来る人たち、ボートピープルがいた。ボートピープルはある意味、体制に大きな変化がある前触れだといえる。ボートに乗って出国する気持ちになる人々がいるということは、それだけ体制に対する不満が貯まっているということであり、それらを止めるためには、一定程度の自由を与えるしかない…。

 北朝鮮を敵視した日本の外交は誤りであり、北朝鮮の崩壊、南北統一はそう遠くないと繰り返してきたが、その動きが一気に加速しそうな予感がする。

 北朝鮮という仮想敵国が消滅する事態を予測したためか、安倍らは、「価値観外交を推進する議員の会」なるものを設け(ここ参照)、仮想敵国を中国とするべく方針転換を図ろうとしている。

 しかし、それは米国が許さない。このまま、安倍が中国敵視政策を維持しようとするならば、恐らく、米国が安倍政権を葬るだろう。

 アーミテージレポートは次のように言う。

【The United States and Japan should also seek to build relationships with countries such as Vietnam, which has a growing interest in being a part of Asia’s trading life, and New Zealand, which shares our values. All these efforts should be coupled with measures to expand areas of cooperation with China, while being candid with Beijing about areas of disagreement. Working within Asia in this manner, we believe, will be key to positively influencing the growth and direction of all of Asia, including China, thereby “getting Asia right.”】


【アメリカ合衆国と日本は、アジアでの貿易の一員になろうとすることに多大な関心を持つヴェトナムのような国や同じ価値観を有するニュージーランドのような国との関係を強化しなければなりません。そして、これらの努力は、中国との協力範囲を拡大する努力とともに行わなければなりません。例え、現在は中国政府がその範囲では一致できないとあからさまにしているとしても…。アジアにおいて、このような戦略をとることが、中国を含むアジアを発展させ、正しい方向へ向けさせ、ひいては、「アジアのあり方を正しくすること」につながるのだと考えている。】


 有権者諸君(コピーライト:外山恒一)、今度の参院選では、安倍のいう世界ではなく、本当の世界に目を向けよう!









★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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産経新聞、お願いだから、テロリスト養成はやめてくれ…なぜ、そこまで美化できるのか…

2007-06-02 09:46:15 | æœ‰äº‹æ³•åˆ¶é–¢é€£
 最近の産経新聞はもはやテロリスト養成新聞、テロリストの組織新聞と化しているというしかない。こういう表現をとらざるを得ないこと自体が悲しいが、読めば読むほどそう感じる。日本軍が行った特攻隊攻撃、これほど、愚かな作戦はない。この攻撃をすることで、何らかの道が開ける可能性があり、そのために、特攻攻撃を続けたのならまだしも、道が開ける可能性はないのに、ただ、意味もなく、多くの若者の命を散らした愚かな攻撃。この事実ははっきりしているのに、産経はそれを美化するシリーズを掲載している。

 「誰がために散る~もう一つの「特攻」」と題したシリーズ、その1回目では、特攻攻撃参加者の気持ちとして、こう書かれている。

 「本土が戦場になれば大量殺戮、国土崩壊は目に見えている。戦争がいいとか悪いとかではなく、何とか敵の侵攻を食い止められないか。みんながそう考えた。平和を護るということは死ぬ覚悟がなければできない」
 「祖国敗るれば、親も同胞も安らかに生きてゆくことはできぬのだ。我等の屍によって祖国が勝てるなら満足ではないか」

 こう思いこまされていたことが本当に悲しい。新聞、ラジオなどのメディアは自分たちがそう思わせる報道をしたことを恥じなければならない立場であるはずだ。

 実際には、早期に降伏すれば、各地での空襲もなく、沖縄戦もなく、原爆投下もなかった。多くの人が命を救われ、傷つくことはなかった。

 例えば、特攻攻撃を全員が拒否したら、早期降伏が実現したかも知れない。

 そう思うとき、メディアが思想教育に荷担した事実が重くのしかかってくるのが当たり前の感性のはずだ。

 それなのに、産経の記者は、「多くの日本人を救い、日本の伝統を守るために自らの命をささげる-。当時の特攻隊員の証言や日記からは自己犠牲の思いが強く伝わってくる。それは、現在の若者以上に命を尊いものと考えていたことの証である」と書く。まったく理解不能だ。申し訳ないが●が狂っているとしか思えない。戦時中のメディアとまったく異ならない戦意高揚目的記事だ。敗戦時の反省はどこに消し飛んだのか!
 

 朝日新聞は、沖縄戦で、兵隊に自決するよう指示された事実を伝えている。青年の1人は死にたくないと言って泣き出し、また、もらった手投げ弾が不発だった家族は、男たちが自らの家族に手をかけたという。地獄というほかない。

 産経新聞は、特攻を自己犠牲だというが、自己犠牲とは、だれかのためになることをすることだ。特攻は、だれのためにもならなかった。自己犠牲とはいえない。結果的には、自己を道連れにしてより多くの同胞が死ぬことを導いただけだった。そういうことをさせられた特攻隊員に心から同情する。彼らも地獄をみた。本当につらかったと思う。できることなら、あなた方に代わって当時の国の責任を追及したいと思う。

 当面、私たちに何ができるのか。メディアを変えるしかない!産経新聞を図書館などで読んでください。そして、特攻隊を美化することで、ふたたび、戦争をする国にしようとしていることに対し、強く抗議をしましょう。
















★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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-新開発!!集団自衛権行使ミサイル-橋本勝の政治漫画再生計画第73回

2007-06-02 06:38:04 | æ©‹æœ¬å‹ã®æ”¿æ²»æ¼«ç”»å†ç”Ÿè¨ˆç”»
【橋本勝さんのコメント】
 集団的自衛権の権利があるのに行使できない、そんなバカなことがあるかと、安倍政権は、集団的自衛権行使の、可能性をさぐることに懸命。憲法を改正するまで待てない、なんとか解釈で出来ないかと、首相寄りの有識者ばかり集めた懇談会を設置し、集団的自衛権の行使を検討、世論を誘導しようとしている。
 集団的自衛権は、なによりも同盟関係にあるアメリカとの、絆を強めることが狙い。そこで日米のハイテク技術の粋をあつめた、ミサイルの開発が進行中。ミサイル防衛の論理を、より強力に推し進めたもので、敵のミサイルが発射される前に、破壊できる先制攻撃が可能である。しかも2方向に飛んでいくことが出来、1発が標的を外しても、もう1発を、命中させることができるというすぐれもの、もちろん核も搭載可能である。
 日米の集団的自衛権の行使を、実現させるこのミサイル、日米が運命共同体であることを象徴する新兵器である。


【ヤメ蚊】
 一見して、刺又を思い出しました。防衛のための武器も使い方を誤ると大変なことになるという意味では似ているかも…。まぁ、ミサイルを防衛のための武器というかはまた問題がありそうですが…。
















★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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-橋本勝さんの紙芝居とお話し-橋本勝の政治漫画再生計画番外編

2007-06-02 06:20:51 | æ©‹æœ¬å‹ã®æ”¿æ²»æ¼«ç”»å†ç”Ÿè¨ˆç”»
 本ブログでお世話になっている政治漫画家橋本勝さんの紙芝居「21世紀の世界に9条はおすすめです」と1人シンポジウム「改憲対護憲、徹底討論」が6月4日午後6時半、JR王子駅近くの北とびあ第1研修室で開催される。東京北ブロック9条連第5回総会でのイベントとして開催されるものだが、会員以外の参加も大歓迎だという。問い合わせ先は、東京北ブロック9条連(03-3837-4388)まで。

 いわゆるオフ会?!













★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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