キム・ギドク、ラトビアに死す - 2020.12.31 Thu
今月11日に、韓国の映画監督キム・ギドクが亡くなった。
新型コロナ・ウィルス感染症で。
移住を考えていたラトビア共和国に11月に行っていたそうだ。
連絡が途絶えたので調べたら、コロナ感染症で入院した後だったとか。
そして、それから間もなく亡くなってしまった。
キム・ギドクについては宇多丸さんが詳しく語っている。
(死についてではなく、『嘆きのピエタ』映画評)
↓
ニュースを聞いた時は、思わず
ええっ!?
と叫んでしまった。
ショックだったけど…呆然とするってほどではなかった。
数日後に泣けた。
ブログで吐き出そうと思ったけど…どうしても書き出すことができず
今日までかかってしまった。
でも、やはり、細かく書こうという気が起きない。
感情だけくすぶっていて言葉にならない。
今年は同じ韓国の映画監督(同じく大好き)ポン・ジュノが
アカデミー賞受賞という喜ばしい出来事で始まった様なものだったのに
最後の最後がキム・ギドクの訃報だなんて、あんまりだと思う。
それも、コロナだなんて…
私達の生活を、こんなにも変えてしまったコロナが
キム・ギドクをも殺してしまった。
異端の存在だから、韓国本国では大して話題にもされていないとか。
確かに過激でツッコミどころの多い作風だったし
韓国の基準には叶わない低学歴だし
セクハラ騒動もあったけど…私は好きだったよ。
初めて観たのは『悪い男』で
感動というより「なんだこれは…」って感じで(笑)
宇多丸さんの言う様にラストシーンに漂う詩情に酔わされ
何だか恋に堕ちたかの様な感覚が残った。
数年、隠遁生活を送っていた時の記録である『アリラン』では
愛しいとさえ思った。
でも、もう、キム・ギドクはいない。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

嘆きのピエタ
悪い男
アリラン
新型コロナ・ウィルス感染症で。
移住を考えていたラトビア共和国に11月に行っていたそうだ。
連絡が途絶えたので調べたら、コロナ感染症で入院した後だったとか。
そして、それから間もなく亡くなってしまった。
キム・ギドクについては宇多丸さんが詳しく語っている。
(死についてではなく、『嘆きのピエタ』映画評)
↓
ニュースを聞いた時は、思わず
ええっ!?
と叫んでしまった。
ショックだったけど…呆然とするってほどではなかった。
数日後に泣けた。
ブログで吐き出そうと思ったけど…どうしても書き出すことができず
今日までかかってしまった。
でも、やはり、細かく書こうという気が起きない。
感情だけくすぶっていて言葉にならない。
今年は同じ韓国の映画監督(同じく大好き)ポン・ジュノが
アカデミー賞受賞という喜ばしい出来事で始まった様なものだったのに
最後の最後がキム・ギドクの訃報だなんて、あんまりだと思う。
それも、コロナだなんて…
私達の生活を、こんなにも変えてしまったコロナが
キム・ギドクをも殺してしまった。
異端の存在だから、韓国本国では大して話題にもされていないとか。
確かに過激でツッコミどころの多い作風だったし
韓国の基準には叶わない低学歴だし
セクハラ騒動もあったけど…私は好きだったよ。
初めて観たのは『悪い男』で
感動というより「なんだこれは…」って感じで(笑)
宇多丸さんの言う様にラストシーンに漂う詩情に酔わされ
何だか恋に堕ちたかの様な感覚が残った。
数年、隠遁生活を送っていた時の記録である『アリラン』では
愛しいとさえ思った。
でも、もう、キム・ギドクはいない。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

嘆きのピエタ

悪い男

アリラン
