関西、夏の電力需給不安後退 大飯原発は9月まで運転継続へ
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関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県)が定期検査に入る9月まで稼働を続ける見通しとなった。原子力規制委員会が15日に実施した現地視察では安全上、重大な問題は見つからなかった。規制委は月内にも運転継続を認める公算が大きく、当面の需給不安は後退する。今後の焦点は、定検後の冬場の再稼働に移りそうだ。
「決定的にこれが足りないとか、欠けているという印象は持たなかった」。視察を終えた規制委の更田豊志...
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