ご当地ナンバー、「世田谷」「杉並」など10地域追加
国土交通省は2日、自動車の「ご当地ナンバー」に東京都の「世田谷」など7都県10地域を追加すると発表した。奈良県の「飛鳥」は要件のひとつである10万台分の登録台数を満たしていないとして決定を見送った。新ナンバーは2014年度中に導入される予定。
導入が決まったのは岩手県の「盛岡」「平泉」、福島県の「郡山」、群馬県の「前橋」、埼玉県の「川口」「越谷」、東京都の「杉並」「世田谷」、愛知県の「春日井」、鹿児島県の「奄美」。
世田谷ナンバーを巡っては、導入に反対する地元住民が国に承認の差し止めを求める訴訟を起こしているが、「地域住民のニーズが(アンケート調査で)示されている」(太田昭宏国交相)として導入を決めた。
飛鳥ナンバーの導入を希望したのは奈良県橿原市など4市町。国交省は10月末までに申請があれば再度導入を検討する。
ご当地ナンバーの導入は今回が2回目で、1回目は「富士山」など19地域で導入された。