しあわせって何だろうを考える週末の2日間
「しあわせの経済」国際フォーラムが11月9日・10日に、横浜戸塚の明治学院大学戸塚キャンパスで開催される。
http://economics-of-happiness-japan.org/
すでに10月25日付ブログ・メルマガで紹介させていただいた。
https://bit.ly/34E7Sgn
クラウドファンディングへの協力を呼びかけさせていただいたが、これ以降、寄付が急増して目標額が達成されたとのことだ。
ご協力くださったみなさまに深く感謝申し上げたい。
「しあわせの経済」国際フォーラム2019は
11月9日(土)1030~1800
11月10日(日)1000~1730
明治学院大学横浜キャンパス
(JR・横浜市営地下鉄戸塚駅からバス10分)
で開催される。
2日間通し券は一般2000円、学生1000円。
1日目は海外からの参加者、堤未果さんなどによる講演が行われる他、楽曲演奏、映画上映なども併設される。
2日目には3つの時間帯にそれぞれ4つずつ、計12の分科会が開催される。
「オールジャパン平和と共生」も実行委員会に加わり、2日目の分科会をセッティングさせていただいている。
2日目1330~1500の時間帯、B-3のセッションを担当する。
https://bit.ly/32roK8w
B-3 グローバルからローカルへ〜日本における大転換への道筋
From Global to Local:
Exploring a Path towards the Great Transformation in Japan
多国籍企業は利益拡大のため国境を越えて私たちの生活を変えてきました。大量生産・大量輸送・大量消費によって生み出されたものは私たちの幸せではなく、人々の孤立と不安です。この流れへの疑問を共有する動きが広がっています。
自然のなかに人が暮らし、人と人とがつながり、支え合うローカルなコミュニティに私たちが失いつつあるしあわせの原点があるのではないでしょうか。しあわせを取り戻す道筋をみなさまと考察したいと思います。
トーク:
山田正彦(弁護士、元農林水産大臣)
堤 未果(国際ジャーナリスト)
ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ
(Local Futures、イギリス/オーストラリア)
モデレーター:
植草一秀(「オールジャパン平和と共生」運営委員)
企画:オールジャパン平和と共生
ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ氏がローカリゼーションへの筋道を示した映画『幸せの経済学』の制作者である。
ホッジ氏は、以後、「ローカル・フューチャーズ」を設立し、「しあわせの経済」会議を世界各地で開催し、国際ローカリゼーション運動の最先頭に立っている。
ホッジ氏はスウェーデン出身。
1975年、インド・ラダック地方への外国人の入域が許可された後の最初の訪問者の一人。
言語研究者として長期滞在、ラダック語の英語訳辞典を制作。
以来、ラダック文化とそこに暮らす人々に魅了され、毎年ラダックで暮らすようになった。
急速に進む開発とそれに伴う文化と自然環境の破壊を憂い、現地の人々と共に、ラダックの持続可能な発展を目指すプロジェクトLEDeG (The Ladakh Ecological Development Group)を創設。
この活動が評価され、もう一つのノーベル賞として知られる、ライト・ライブリフッド賞を1986年に受賞。
40カ国以上で訳された著書『ラダック 懐かしい未来』は世界中で大きな影響を与えた。
国境を越えて活動を拡大する巨大資本の目的は利潤の極大化である。
さまざまな制度、システム、法体系、国際条約は、巨大資本の利潤極大化のために構築されてきた。
人々のしあわせのための仕組みではなく、大資本の利益拡大化のための仕組みなのだ。
民主主義の制度は、そこに暮らす人々が主役、主人公であり、その人々のしあわせを実現するための仕組みであるはずなのだが、実際には巨大な資本が政治を支配し、情報空間を支配し、制度と規制、法律を支配して、巨大資本の利益を極大化するための現実を生み出している。
その結果として、本来の主人公である市民、主権者が不幸せになるという悲劇が広がっている。
ドキュメンタリー映画
『幸せの経済学』
https://amzn.to/35VRPMt
は、しあわせに満ちあふれていたラダックがいかにして「ふしあわせな社会」に変質していったのかを鮮明に描き出している。
ラダックの人々の透き通った瞳の輝きが本来のしあわせの存在を示している。
この現実を変えるのは容易なことではない。
しかし、多くの人々がさまざまな角度から、新しい試みを示している。
週末の2日間を「しあわせの経済国際フォーラム」ですごし、新しい発見をすることもとても有意義なことだと思う。
メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」
のご購読もよろしくお願いいたします。
上記メルマガを初めてご購読される場合、
2ヶ月以上継続して購読されますと、最初の一ヶ月分が無料になりますので、ぜひこの機会にメルマガのご購読もご検討賜りますようお願い申し上げます。
https://foomii.com/files/information/readfree.html
続きは本日の
メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」
第2475号「政治運動目的は私たちのしあわせを取り戻すこと」
でご購読下さい。
『アベノリスク』(講談社)
の動画配信はこちら
著書と合わせてせて是非ご高覧下さい。
2011年10月1日よりメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』(月額:540円(税込)/配信サイト:フーミー)の配信を開始しました。
創刊月2011年10-2012年6月は、このようなテーマで書いています。ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。詳しくはこちらをご参照ください。
メールマガジンの購読お申し込みは、こちらからお願いします。(購読決済にはクレジットカードもしくは銀行振込をご利用いただけます。)なお、購読お申し込みや課金に関するお問い合わせは、[email protected]までお願い申し上げます。
価格:994円 通常配送無料
出版社:詩想社
amazonで詳細を確認する
価格:907円 通常配送無料
出版社:発行:祥伝社
amazonで詳細を確認する
価格:1,620円 通常配送無料
あなたの資産が倍になる 金融動乱に打ち勝つ「常勝投資術」~(TRI REPORT CY2018)
価格:1,620円 通常配送無料
価格:994円 通常配送無料
出版社:発行詩想社 発売星雲社
amazonで詳細を確認する
価格:1,620円 通常配送無料
出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する
価格:1,512円 通常配送無料
出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する
日本経済復活の条件 -金融大動乱時代を勝ち抜く極意- (TRI REPORT CY2016)
価格:1,728円 通常配送無料
出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する
価格:1,728円 通常配送無料
出版社:星雲社
amazonで詳細を確認する
価格:1,512円 通常配送無料
出版社:ビジネス社
価格:1,728円 通常配送無料
出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する
価格:1,620円 通常配送無料
出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する
価格:1,680円 通常配送無料
出版社:ビジネス社
amazonで詳細を確認する
価格:1,680円 通常配送無料
出版社:日本文芸社
amazonで詳細を確認する
オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下
価格:2,100円 通常配送無料
出版社:早川書房
amazonで詳細を確認する
価格:1,575円 通常配送無料
出版社:講談社
amazonで詳細を確認する
鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 「対米従属」という宿痾(しゅくあ)
価格:1,470円 通常配送無料
出版社:飛鳥新社
amazonで詳細を確認する