あらすじを考えるのにも一苦労な小説って…。
このブログの右側でも紹介しているオリジナル小説「夢の降る島」(の第1話「夢見の島の眠れる女神」)。
何ファンタジーと定義したら良いのか分からない、というのは前回書きましたが、実はこの小説、ざっくりとしたあらすじを説明するのにも妙に苦労します。
何せ、設定にオリジナル要素を盛り込み過ぎたせいで「魔法っぽいものは存在するけれど魔法(という名前のもの)ではない」「魔法少女(あるいは西洋的な巫女)っぽい存在はいるけれど、魔法少女(あるいは巫女)そのものではない全く別の概念」などなど、既存の言葉では説明できないものが多過ぎるのです。
とは言え、既存の概念が使われている部分ももちろんあるにはあります。
あるにはある、のですが…………カンブリア紀の海洋生物が宙を泳いだり、ラピュータ(←間に長音(伸ばす棒)が入りますヨ!国民的アニメ映画のアレじゃなくてガリバー旅行記に出てくる方ですヨ!)がアクロバット飛行したり、空から夢が降ってくる小説なのだと説明したところで……きっとわけが分かりませんよね
でも一応ちゃんとマジメな小説(少年少女(?)が成長していく系の正統派ファンタジー小説)なんです。
上の説明を読むと、とてもそうは思えないかも知れませんが、本人はいたってマジメに書いているんです。
ただ、そんな感じの小説なので、あらすじだけで内容を推測してもらうのがものすごく困難な上に、あらすじだけ読むとまともな小説と思ってもらえない危険性があるというのがかなり難点なんです…
テーマ : 自作小説(ファンタジー)
ジャンル : 小説・文学