イマドキ「ホームページ」な理由
このブログとは別にやっているファンタジー小説サイト「言ノ葉ノ森」はご覧になっていただければすぐお分かりの通り「ホームページ」です。
しかもテンプレートなどを使っているわけでもなく、ホームページ制作ソフトを使い自分でHTML文書を組み立てています。
…で、なぜブログでも他のメディアでも、さらにはテンプレを使って文章を載せれば良いだけの方法でもなく、こんな面倒臭いことをやっているのかと言いますと…それは何より「その方が自由度が高いから」だったりします。
たとえるならば、壁紙などの内装や備え付けの家具がある程度そろっていて引っ越せば良いだけの「マンション」に住むか、土地だけを借りてそこに一から自分で「家を建てる」か、というような違いかと思います。
自分で一から造るということは、もちろん大変な手間と苦労を伴いますが、間取り(=構造・レイアウト)もデザインも自由自在。
斬新な機能や仕掛けが満載の「からくり忍者屋敷」のようなサイトを組み上げることさえ可能なのです。
オシャレで便利なマンションに住みたいか、あえてDIYしたいかは人それぞれだと思います。
しかし自分はマンションより「からくり忍者屋敷」に住みたい。さらに言えば、自分の手でそれを一から造りたいのです。
とは言えWEB制作は完全な独学、画像の制作・加工技術もへっぽこなので、仕上がりは結構歪で「からくり屋敷」にしてもブリキのガラクタを組み合わせたような(イメージで言えば「ハ○ルの動く城」的な)シロモノになってしまっているかも知れません。
けれど、綺麗にまとまったサイトなら世の中いくらでもあるわけで、歪でどこか手作り感漂うサイトでも、それはそれで「味」なんじゃないのかな、逆にインパクトがあるんじゃないかな、などとポジティブに考えてしまうのです。
何より、開設当初に「何だコレ、ラクガキか?」と思われていたようなサイトが急激に進化を遂げて洗練されていく方が面白いような気が(すごく個人的な見解ですが)しますし。
そもそも、高度なホームページを組み立てられるスキルを持った人しかサイトを作ってはいけないなんていう法は無いですし、そんな世の中じゃつまらな過ぎると思うので「スキルがそれほど無くてもやっているうちに身につけていけばいいんだよー」という分かりやすい例があれば「ホームページやってみたいけど、自信が無い」という人にとっても良いんじゃないのかな、なんて思うのです。