
青春SS更新情報(青春断片・第33弾)
オムニバス青春SSシリーズ「青過ぎる思春期の断片(青春断片)」
第33弾『最高の生き様のための人生を』をアップロードしました。
(このシリーズは、小説投稿サイト「小説家になろう」さんと、SSブログ両方に同じ内容のものを投稿しています。「小説家になろう」さん版はルビ多めで、SSブログ版の方には下部に蛇足な解説が付いています。)
前回から、だいぶ間があいてしまい、スミマセン…。
シリーズ全体のメリハリや、過去作と「カブらないように」という制約上、ストーリー選定がどんどん難易度を増しているのですが…
今回は、一度書き始めた小説を、一旦「全没」にして設定を作り直す…という作業をやっています。
「カブり」に関しては、「カブらないようにと意識し過ぎるより、要素が同じでも別アプローチで“違い”を作れば良い」と開き直りました。
そのため、今回の作品にはセルフオマージュ的に、過去作のエッセンスがいろいろと散りばめられています。
前々作がヘヴィーな内容だったため、今回の作品はポジティブなものにしようと思ったのですが…
書いてみたら、想定していたよりもだいぶポジティブな内容になりました。
「VUCAの時代」の先の見えないシビアな現実を描写しているにも関わらず、前向きにもほどがありますので、ポジティブが苦手な方はご注意ください。
(ネガティブ要素があっても、基本「ネガ→ポジ変換」で結局はポジティブになりますので。←これは、いつものことかも知れませんが…。)
今回の作品は「先の見えない、不確かなこの時代をどう生きるか」を、堅苦しくならないようにヒーローや偉人への憧れを絡め、身近な物語に落とし込んだものです。
特に最近はAI技術の急激な発達で「将来なくなる仕事があるのではないか」など、先行きが不透明になっていますので…。
VUCAとはVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)のことなのですが…
そんな、不確かで、複雑で、曖昧で、変動してばかりの時代で絶望せずに生きるカギは、「自己肯定感」なのではないかと思っています。
たとえ「自己満足」だとしても、「自分で自分を好きになる」ことが大切なのではないかと…。
今回の物語は、その「自分を好きになる方法」を突きつめてみたものです。
あくまで答えの1つですし、この方法にも欠点が無いとは思っていません。
そして「5~10分で読める」という「縛り」のため、書けなかった要素もあります…(今回の作品は「小説家になろう」さんの読書目安でギリギリ10分…)。
そのあたりの「今回書けなかった部分」は、今後の課題として、次回作以降に活かせれば良いな…と思っています。
ちなみに次回作、第34弾は偶数回のため女性視点です。
アイディアはボンヤリ浮かんでいるのですが、難易度が高いため、そのままの設定で行けるかどうかは、まだ分かりません…。
