2006年11月22日 (水) | 編集 |

1. 越後つついし親不知
2. 転生譚
3. 母恋しやサンゴ礁
4. 狂女節
5. 英明詩篇
6. 和讃
7. 人力飛行機の為の演説草案
8. 民間医療術
9. 大鳥の来る
色々な所で名前だけは知っていたJ・A・シーザー!!
Tommy初体験であります!!
ジャケ写もヤヴァイけど、インナーも、かなりヤヴァイぜ!(爆)
化け物屋敷か?(北欧ブラックメイクのようでもあり…女性は全裸?)
名前がイケルぜ!シーザーと悪魔の家。シーザーと悪魔の家合唱団!
俺、綺麗な衣装着て、綺麗な言葉ばかり言ってる人たちは信じられないんだ。
人間って、もっと、血生臭いし、泥臭い存在だと思うから。
ライナーにも書いてあるんだけど
日本が近代合理化していく上で捨て去っていった土と血の記憶を
無理やり呼び覚まさんとするその音を聞く事は、人によっては
隠蔽したはずの自身の真の姿を力づくで暴かれ、鏡を付き付けられる
ような生理的嫌悪感を伴うものなのかもしれない。
まさに、そんな音なのだ!
FLOWER TRAVELLIN'BANDみたいだぁ~~~~~!
太陽肛門みたいだぁ~~~~~!
ピンク・フロイドみたいだぁ~~~~~!
でも、毎日聴きたいとは思わないな!こらぁ!(爆)
寺山修司を知っていたとしても、J・A シーザーの事まで知っている人はあまりいない。
年季の入った邦楽ファンか演劇人かのどちらかだろう。
J・A シーザーは寺山修司率いる劇団『天井桟敷』の舞台音楽をはじめ映画、
ドラマなど寺山作品のほとんどの音楽を担当している。
名前はローマ皇帝みたいだがもちろん日本人だ。
おもしろいのが寺山が西洋文学の影響をかなり受けているのに対して
シーザーの音楽は徹底的なまでに土着的なことだ。
「国境巡礼歌」(1973)は日本ロックアルバムの中でも間違いなく最高峰に位置する。
初めて聴いたときの衝撃は凄まじかった。
オドロオドロしさを伴う高揚感はこの人以外には絶対に出せない。
シーザーは好きなバンドに「サード・イアー・バンド」や「コーマス」をあげている
のには納得ができる。どこで聞いたか忘れたが天井桟敷のロンドン公演(BBCでも放送)
を見たデイヴ・ギルモアが大変気に入りピンク・フロイドで来日した時、シーザーに
電話をかけたんだとか。
『狂女節』の蘭妖子のキレた叫び声に、欧米化にすり潰される民族土着精神の悲鳴
を重ねてしまうのは俺だけ?ナンチャッテ。(義勝 2005.1.12)
参照サイト
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