2007年06月12日 (火) | 編集 |
Vespertine/ビョーク'2001
ジャケ写だけで、★★★★あげちゃいたいTommyっす!!
ビョーク…名前だけは知ってました。ずっと前から。
でも、聴いたのは今回が初めてでした。娘がね…。
聴け!聴け!聴け!!
と、30回くらい言うので、仕方なくね!
そしたら、良いじゃないのさ~これって、癒し系だよね…。
シガー・ロスっぽくもある…。形容できないタイプだな。。
ライナーには「ゴスペルマ」(マはオマケ!(爆))と書かれているが
かなり、スピリチュアルな響きを持つアルバムだ。
Tommy「どこの国の人?」
下の娘「知らない」
ドッカ~~~~ン!俺の娘は最高さ!!良いのよ良いの。
そんな事知らなくたって、重要な事は、この音楽を聴く事なのよ!
夜の咲く植物。夜に活動する動物。夕方のミサ。タイトルは、そんな意味を持つらしい。
自分との対話。自分の世界へ入り込む音楽。しかし、そこにあるのは
決して閉じられた世界ではなく、光が差し込む天国のような世界。
歌い方も、かなり感情がこもっててね、ささやき、叫び、唸り。
ありとあらゆる感情の露出。バックの音が、また神秘的で素敵なの。
まるで、天使が空から降って来るかのよう…。
サンプリング、ハープ、チェレスタ、クラヴィコード、オルゴール、ストリングス、電子音。。
ラース・フォン・トリアー監督ミュージカル映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
彼女は、主人公のセルマ役を演じ、それにインスパイアされて書いた曲だ。
その映画は、上の娘が見ているが、…壮絶だね…この映画。ふけぇ~(深い)
息子を思い、真実を語る事なく、死刑にされたセルマ…。
故郷は、アイスランドか…なるほど!(笑)
ライナーに面白い事が書かれていた。
レディオヘッドとビョークの違いはなんだろう。(中略)
レディオヘッドがパンクという「破壊」に源をもちながら、実は現在に
おいてもっともリアルな音は何か、その「構築」に腐心しているのに対して、
ビョークは反対に、誰が聴いても普遍的な音でありながら、その構造は
激しく破壊的だという点だ。
オフィシャル
今日も、娘が食事と洗濯をしててくれたので、記事書けました!
ありがと~娘!!
■娘のMixi日記より(あまり素敵だったので、本人の了解をとりました)
あと、今日怖い夢を見ました(ノ_・。)自分が急に死んでしまう夢です(;_;)
夢の中で、もっとギター弾きたいよ…もっとみんなと一緒にいたいよ…
って泣き叫ぶ自分がいました。本当に怖かった(;_;)
今私達は、生きていることが当たり前のように毎日生きていますが、
実はそれが奇跡であり、本当に有り難いことなのだと感じさせらるた夢でしたヾ( ´ー`)
2007年05月30日 (水) | 編集 |
娘が持ってた、シガー・ロスを聴く。
「()」よりも、分かりやすいな…。
天使の胎児…。
彼らの音楽を聴いていると、音楽に国籍もジャンルも無いと
素直にそう思える…。
Tommyちゃん、歓喜の涙にむせぶ…音楽を好きで良かった…。
俺の、i-podは、当分これだな!
今、世の中に足りないのは、まさしく愛だ!!
先日ニュースで、今現在のいたたましい事件の数々についてやってた。
子殺し、親殺し、幼児虐待など…。
んで、その時、今1番大切な事は、この歌の中にあると思うと、テロップと歌が流れた。
『タガタメ/シフクノオト』ミスター・チルドレン
子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろうか?
でももしも被害者に 加害者になったとき
出来ることと言えば 涙を流し 瞼を腫らし
祈るほかにないのか?
子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろうか?
でももしも被害者に 加害者になったとき
かろうじて出来ることは 相変わらず 性懲りもなく
愛すること以外にない
桜井和寿は、作曲家としても、作詞家としても天才であると思う。
以前の記事
2007年05月23日 (水) | 編集 |
みんな「シガー・ロス」なんてBAND知ってる?
俺、初めて聴いた。ちょっと言葉無くしてる。。。
アイスランドのBANDらしいんだけど、何から何まで個性的。
まず、ジャケ写。中のブックレットは、パラフィンの厚紙みたいのに、
モノクロームで何かわからい絵?森?文字は何も無く、メンバー名
歌詞、タイトル、…何も無い。。曲名は付いてない!!(爆)
ただ、解説の下の方に、↓こんな絵が小さく入ってるだけ。
それだけで、驚いていた俺は、音を聴いて、もっと驚くわけだな!(爆)
なんて表現したら良いんだろう?ジャンル的には、ポスト・ロックと言われてるらしい。
レディオヘッドと比べられるようだが、俺は、レディオヘッドを聴いた事がな~い!(汗)
なんか歌ってるんですけど…歌詞というには、あまりに単純で…。
だって歌詞は、全曲同じみたいなんだよね…。
最初、女性Voか男性Voかわからなかったの。中世的な声ってのかな。
聴き方によっては、天使にも聴こえるとても不思議な声の持ち主で、
「温かい魅力」があると思えば「切なくなる程哀しい魅力」もあるんだ。
淡々と流れてくんだよね。凄く大きな流れというのは、楽曲の変化ではなく、
音の強弱で表す感じ。起伏はあるけど、決して「凶暴」にはならない。
あくまで、優しい。そして、静かに静かに時は流れていく…。
そもそも『()』なんて、タイトルだって意味深だよね…。
…って事は、この音から何を感じるのも、リスナーに委ねるって事。
一旦音に包まれると、足枷になりがちな日常やつまらない欲が剥がれていく
思いがし何もいらなくなる…そしてその地点から生まれる純粋な思いのみが
『()』を埋めるに相応しいイメージなのである。
アルバム・スリーブに描かれている子供のように無垢なる心をもって
作品に入り込めば『()』は、自ずとイメージを語りだすのだ。
聴く人それぞれの言葉で。(ライナーより)
俺は、この音の中で、最初に見たビジョンは「湖」だった。キラキラ湖面が
光ってたね。んで、瞬間移動するんだよ。色々な所に!!(爆)
最後は、地球外まで行っちゃったぁい!3、2、1、0!ドッカ~ン!
人によっては、この音を映像に例えるなら宮島達男《MEGA DEATH》をだろうと。
「人為的な大量死」のイメージか…人それぞれ感じ方って違うなぁ~!!
なんでも、ギターを弓で弾いてるらしいよ。
「ヨンシーのボウイング奏法が奏でるメロディックでありながら陰鬱な
ディストーション・ギターがバンドのシグネイチャー・サウンド」だってさ。
1~4曲目と、5~8曲目の間に、少しインターバルがあってね
アナログで言う所の、A面B面を意識した作りになってるんだよ。
前半は、ポジティヴな雰囲気。後半は、ダークな雰囲気。
全てが美しいね、このアルバム。
ピアノの音も和音と単音を簡単に弾いてる程度(…に聴こえる)
ギターの音色が、これまた美しい!美しすぎて怖い!(爆)
色々な効果音の使用も加えて、かなり綿密に組み立てられたサウンドだね。
1聴すると、かなりシンプルに聴こえるけど、これは、計算されてると思う。
Porcupin Treeの新譜も、今聴き込みしてるけど、彼らもシンプルにみえて
実は、物凄く綿密に計算された音作りという点ではかなり共通性を感じたし
五感を研ぎ澄まさなければ到達できない感情というのは、ぜったい「TOOL」だと思った。
Tommy「あんた、シガー・ロスなんて知ってる?」
上の娘「持ってる!!テレビで観て衝撃受けて、1st買った!」
何ぃぃ~~~~~~!
そこへ現れた下の娘「何!これ!癒される音だね~俺こゆの好き!貸して!」
オフィシャル
Wikipedia
2007年05月22日 (火) | 編集 |
彼については、以前こちらで紹介しました!
彼のアルバムは、見つけた時に買うようにして、今4枚!(爆)
プロコル・ハルム時代のものも、そのうち聴いてみたいと思っている。
彼のプレーしてる時の顔、ラティマーに似てると思いません?
そんなところにも、親近感を持ってしまうんですよね~ファンって!(笑)
このアルバムは、俺の記憶が正しければ、ラジオで流れた、タイトルトラック
『20th Century Blues』で、いきなりノックアウト!恒例の、そのまま走る!(爆)
俺は、ブルース・アルバムってのを、そんなに持っていない。
でも、たまに聴きたくなるんだよね。ブルース。
そんな時は、気がつくと、このアルバムに手が伸びてるんだよね。
何回聴いても、俺には、殺傷力充分なアルバムだ!俺にとって超名盤!!
今日久しぶりに聴いてて、ブルブルと奮い立ったよ。
メンバーの写真を見る限りでは、トロワー以外は、黒人さんみたいで、
トリオ編成だよ。ベース・Vo・Key「リヴィングストン・ブラウン」ドラム「マユユ」
長い事リズム・セッションに悩まされ続けた彼が、やっと出会えたメンバー達。
「やはりロックの本質を理解しながらブルースがプレイできる人達は
ほんの一握りしかいない」と彼は語る。
彼にとって、究極のリズム・セッションを手に入れたわけだね。
それが凄いのなんのって!!も~ギター好きには、たまらないアルバムなわけよ。
この黒人Voさんは、エモーショナルで雰囲気を作るのがうまい人でね、
でも、トロワーのギターが負けてないのよ!(笑)
ギターが歌ってるんだもん…Voがなくてもイケルって感じなんだ!コラ!
原点回帰のアルバムと言われてるね。
このライナーに面白い事が書いてあるんだよ。
白人ギタリストでブルースの本当の魅力を伝えられるのは、たぶん
ピンク・フロイドのディヴ・ギルモアと、ロビン・トロワーぐらいであろう。
ギルモアって名前が出てきて、ビックリしてるんだけど、そ~なの?(@Д@;…
裏ジャケの彼の嬉しそうな顔が全てを物語っているかのようだ…。
「本来、俺がやりたかったのは、これだっっっっ!」ってね!
今、聴きながら書いてるんだけど、ウハ!マジ!スゲェわ…。
2007年04月05日 (木) | 編集 |
evergreenさんの所で「魂の兄弟たち」が紹介されていて、サンタナと、
マクラフリンが一緒にアルバムを作っていたという事を知るわけです…(^o^;)
マクラフリンは、世界3大ギタリストと、シャクティーしか持ってなかったりする…。
SANTANAを観たのは、1981.8.2、高中正義とのジョイントを1回だけです。
お目当ては、高中だったものだから、あまり記憶に無かったりする…。
レーザー光線で幻想的なステージだったな…確か!(爆)
凄いペイントギターを持っていた!(YAMAHA SG 仏陀インレイ特注モデル)
SANTANAのアルバムは、家にあったが、旦那所有!(笑)
自分で始めて買ったのは、「ABRAXAS」であった!!
んで、「魂の兄弟たち」を聴きたくて、TSUTAYAに走る!(爆)
予定通り、置いてませんでした…んで、俺の目をひいたのが本作であります。
アートワークが仏教かかってるものに目がないし、この構図は、横尾忠則だっ…。
こちらでは「妖しさが足りない」ハッキリ言えば、その通り!(爆)
「レインボー・カラーみたいな音楽を作るんだ」
「シャーマンは癒しであり、皆が持っている眠れる力を呼び覚ます音楽祝祭なんだ」
色々なVoは、かなりの実力派!!16曲76分にも及ぶタラフク感ある1枚。
しかし、音が洗練され過ぎた印象が、どしても頭をよぎる。。
7曲目「VICTORY WON」は、良質のインスト、バラード曲。
俺は、こゆのが好きだな!!全曲インストでも良かったんぢゃ?
16曲目のギター最高なのに…オペラ歌手はいらんだろ?
俺が聴きたいのは、サンタナのギターなんだよな。
その後に聴いた「ABRAXAS」が、妙に新鮮だったのは、気のせい?
黒い女性の股間に白い鳩…恐るべしセンス…。。
3曲目「Oye Come Va」の出だしが、
「子猫がニャー」に聴こえるTommyでした!(爆)
2007年01月17日 (水) | 編集 |
THE BEST OF ME/BRYAN ADAMS'99
俺が1番好きなボーカルを紹介するのを忘れてた!(笑)
俺は、あまり惚れっぽくない人間なので、「素敵」程度の人は、いっぱいいても、
「結婚したい」となると、彼とラティマーくらいかな!(爆)
彼の全てが好き
ハスキーな声、外見、内面、曲…。
1994年2月の武道館で、生の彼を1度だけ観た!!
その時、ステージ後ろで、ダンスする人を募集したのを知ってる?
俺、応募した!見事落選!年齢かな?(爆)
後ろから彼を抱きしめたい…これだけの理由でした!(爆)
彼の作り出す曲は、全てキャッチーで、人々の心の中に浸透すべき曲
ばかりだ。メチャメチャハッピーになれるのだ!!
音楽で人を幸せにするって、このことなんだと思った。
「18 TIL I DIE」彼は永遠のロック少年宣言をした。
彼は、今でも少年のままだ。
外見は変わろうとも、少年の心を持ち続けたままだ。
そんな彼が好き。
見かけの問題じゃない 心のなかの感じ方が大切なんだ
やり方はどうでもいい 理由なんて知らなくたっていい
死ぬまで18歳 死ぬまで18歳でいるんだ
未来のことなんか気にするな
過去のことは忘れろ
楽しく過ごそう パーティーしようぜ
それをずっと続けるんだ
そんな、オイラも、死ぬまで18歳を貫き通すさ!
かとれいさんと2人で!(爆)
オフィシャル
ファンサイト
2006年10月13日 (金) | 編集 |
『気になる1枚』で紹介した、Ayuoさんの言葉が気になっていた…。
家は僕にとっていづらい場所になっていき、この頃ヴェルヴェット・
アンダーグラウンドのレコードをよく聴いていた。
実は、初めて聞く名前だったのだ。
で、どれをレンタルしようか悩む時間は短かった!!
このジャケで決まりである!!(爆)
バナナ1本、しかも、CDを取り出すと、剥いたバナナだ!(爆)
これは、単なるオチャラケと思っていたが、当時、音源よりも
このジャケが美術畑の話題になったと、ライナーにあるから、更にビックリ!!!
音を聴く限りでは、「ふ~ん」って感じだったのよ!最初はね。
お昼寝しながら聴いてたからさ!(笑)(まだ2.3回しか聴いてないけど、
この最後の曲があまりに強烈だったもんで!もっと聴き込みしないと
他の曲の凄さってわからないよーな気がする…。
比較的、温かい音に感じたよ)
最後の『ヨーロピアン・サン』で、いきなりぶっ飛び起きる!(爆)
なんなんだ?このテンションの高さは?
思わず、拍手してしまったよ!(=~o~=)
行け~行け~行け~突っ走れ~~~~~!
こんな難曲さえも、多くのリピーターを排出したってから
その影響力は、凄まじいもんがあったんだろうね~。
下の詳しいサイトには、こんな事が書かれていた。
その影響力はロックという音楽ジャンルに限るならビートルズに匹敵するかもしれません。
パンクも、グランジも、あらゆるノイズ系サウンドの原点は、ヴェルヴェットであり、
グラム・ロックの頽廃美やテクノなどのミニマルなサウンドもヴェルヴェットから発展した
ものなのです。ビートルズが「20世紀ロックの光」なら、
ヴェルヴェットは「20世紀ロックの影」であり、ロックという音楽文化の全体像を見る上で、
この二つは欠かすことのできない存在であると言えるでしょう。
今でこそ、彼らの音楽は、世界中で認識されるようになったが
当時は、まったく売れなかったらしいよ。
興味のある人は、アマゾンで視聴もできるし、安いので!(^O^)/
詳しいサイト
http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/velvet-underground.htm
http://www.st.rim.or.jp/~seven/sixties/vu/
2006年06月22日 (木) | 編集 |
カテゴリーがわかんねぇからROCK!!(爆)
随分前の事だ。俺は、MDもPCも持ってない頃。
会社の同僚に借りた彼のアルバム。
テープに録音して、ヘロヘロになる程聴き込んだよ。
彼の作り出すメロディーは、絶品なのだ。
トータル・セールス1億以上!!
これが、どんな数字かわかるかい?いかに、色々な人々の心を
動かし、愛されていたかがわかるようだよね?
俺は、友達から借りて聴いた中でも、ダントツに、好きな曲がある。
その曲はね
グッドナイト・サイゴン~英雄達の鎮魂歌
ヘリコプターの飛ぶ音から始まる、この曲に俺は、何回涙しただろう?
世の中には、数々の名曲があるけど、俺は、この曲は…すんません…
泣けて来ました…。もうね、理屈じゃないのよ!音楽ってさ…。
聴くべき音源が山程あるのに、この曲が聴きたくて聴きたくて
(山程あるテープ…見つける事ができないんだ…)
今日仕事の帰りに思い切ってCDショップへ!!
そしたら、この最新ベストが目に飛び込む!!
俺は、わしづかみにして、レジに!!
帰って来て、フィルムを剥がす手が震える…。
タイトルからして、ベトナム戦争を取り上げた曲だとわかる。
和訳された歌詞に目を通す。
僕らはみんな一緒に倒れるのだ
僕らはみんな一緒にやられるのだ
僕らはみんな一緒に死んでいくのだ
(中略)
誰が間違っていたのか?
誰が正しかったのか?
闘いの真っ只中では そんなこと関係なかったのだ
Remember Charlie Remember Bakerの所で、激流の涙!涙!涙!!
最後は、またヘリコプターの音で終わっていく。