ゼロの使い魔(11)「追憶の二重奏」

アニメも第2期がせまるゼロの使い魔の11巻。
サイトの郷愁がメインテーマ。

前巻で才人たちに救出されたタバサ。
人質だった母も開放され、タバサはこれまでにない活躍を見せてくれます。
懐かしいキャラも続々登場~

〈No.002〉
『ゼロの使い魔 (11) 追憶の二重奏』(著:ヤマグチ ノボル)

タバサを救出したルイズの元に、アンリエッタからの手紙が届く。
ラ・ヴァリエールで待つ――。
ルイズは故郷の地名に戦慄する…

故郷で待ちうけていたのは、ルイズの母の恐怖のお仕置き!
先代の騎士団長だったママ、強すぎです(^^;
某ギアスのマリアンヌも生きてたらこんなキャラだったのかも…

姫は、ルイズが虚無の使い手だとルイズの家族に告げ、ルイズを義理の妹とする。
ルイズパパは、娘を戦争の道具として使うなら叛旗を翻すことも厭わぬと姫を試す。
軽いノリだけど、たまにシリアスな作品。

お仕置きでボロボロになった才人を癒す、カトレア姉さん。
カトレアは、才人が自分の世界へ帰還せず、ルイズの縛られてることを危惧する。
この危惧は当たっていて、才人は使い魔としての規制を掛けられていた…
 
 
学園に戻ると新学期。
新入生にモテモテな水精霊騎士隊の面々…
この作品わりとハードだし、そのうち犠牲者でそうだけど(^^;

ルイズは、キュルケから大人のオンナの心得を教わるけど…あいかわらず。

文字を勉強しようと考えた才人に、親身に文字を教えるタバサ。
タバサはずいぶん替わってきました。
言葉が少ないのは相変わらずだけど、才人へのフラグを発揮してる?

アンリエッタの元に、突然訪れたロマリア教皇。
虚無の使い手のことを知り、その力を戦いでなくエルフへの抑止力に使うべきと言い放つ。
平和のためと思い姫はこの話にのるけど…宗教家の話なんてきな臭い…

姫の命で、ルイズたちは、アルビオンに隠れ住む虚無の担い手、ティファニアを迎えに向かう。
しかし、ルイズは元気がない。
精神力の残量がなくなり虚無が出せなくなり。
さらに、カトレアからの手紙で、才人が魔法で縛られていると指摘されたために…

ティファニアの隠れ里では、懐かしのフーケもいた。
仇敵に戦闘態勢のルイズたちだったが、フーケがティファニアをかくまってきたと聞き、その場は逃がす。
フーケってアニメの印象強いので、すっかり存在を忘れてた(笑)

ルイズは覚悟を決め、ティファニアに才人の精神を使い魔の縛りから開放することを頼む。

才人のルイズへの思いは、使い魔としてだったのか否か…
結果を聞きたくないルイズは才人を置いて先に出る。
そこをガリア王の超ゴーレム・『ヨルムンガント』が襲撃!

通常の魔法も通じず、ルイズの虚無も使えず大ぴんち。
そこに才人を連れてタバサが追いついてくる。
で、才人にキスするタバサ!?
それを見たルイズの精神力が復活(笑)
なにそれ…ルイズのMPって嫉妬パワー?(^^;

無敵兵器みたいに出てきたヨルムンガントは、ルイズのデスペルであっさり撃退。
見掛け倒しですか? パーツは回収してたし改良された再戦してくるんでしょうけど。

才人は、忘れていた故郷への思いを取り戻したけど、ルイズへの気持ちは変わらない。
ルイズも、自分のほうが才人を好きなんだと再認識。
…いままでと同じじゃない?(笑)


タバサの活躍が目だってました。最後のキスには驚かされた(^^;
アニメ2期も、タバサがメインの展開が予想されるし、これからはタバサの時代かも(笑)

10巻を超え、面白さはあがってきてます。
ただずるずる延びるのはあまり好きじゃないので、きっちりまとめてほしいところ。


現段階での評価は。
5段評価のB:買って読んでもいいかも(笑) です。

※5段評価はこんな感じ(笑)

A:超お薦め。買いましょう!
B:お薦め。買って読んでもいいかな。
C:面白い。買うかどかは予算と相談(笑)
D:読めなくないけど、これで本屋で売ってるのはどうよ?
E:薦めません。読むと時間ムダ
 
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ゼロの使い魔 11巻 追憶の二重奏 感想

ゼロの使い魔 11巻 追憶の二重奏 感想
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