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貧乏人が綴る、以前運営していたHPの日記コンテンツを引き継ぐブログ。

  平和を希求する中年男PSILAのつぶやきのナビゲーター   トップページ > 政治  

小沢幹事長続投へ

2010 - 02/04 [Thu] - 14:33

 この一ヶ月間の騒ぎはなんだったのか?

 小沢幹事長続投へ 4億円不記載、4日不起訴処分

 今回の小沢氏の献金疑惑は、どこがどう問題なのか、悪い頭をいくらひねっても理解できない。
 そりゃ、企業献金が悪いことは、誰が見てもわかる。
 戦後の大型疑惑といわれた「ロッキード事件」だって,動いたといわれる金額は5億円。
 30年以上前とは経済価値が異なっているとはいえ、今回騒がれている4億円だって、決して小さな金額ではない。
 私が違和感を感じるのは、ロッキード事件の中心人物・故田中角栄氏が国会の最高権力者だったのに対し、今回の小沢幹事長は、検察が「疑惑があった」と(勝手に)騒いでいる当時は「野党」の党首だった。地元では「大物」かも知れないが、野党党首に業界で「大手」といわれている会社が,多額の献金をするかどうか、ちょっと考えてみればわかると思うのだが。
 小沢幹事長の「4億円」を問題視するのなら、それ以前に取りざたされていた二階敏博氏の疑惑も調査するのが筋というものだろう。ところが検察は、二階氏の疑惑は形だけの捜査をやっただけで、略式起訴して捜査を追えてしまった。何とかの一つ覚えのように、連日「小沢」「小沢」と連呼するメディアが、二階氏の疑惑を追及しなかったのは不可解である。
 メディアはしばしば小沢氏のことを「豪腕」だの「口べた」だと評するが、本当にそうなのか?メディアが彼のことを嫌っているのは、小沢氏が当時の細川政権下で記者会見を「サービスだ」と言い放ったために、メディアがこれに反発したからだ。しかし、独立系メディアやネット上では、この評価に異を唱える人が目立つ。その証拠に、小沢氏はきちんと準備された質問には、丁寧に応対するそうだ。ある外国人ジャーナリストは、小沢幹事長について
 「きちんとした質問には、理路整然と答えてくれる人」
と述べている。
 小沢幹事長がメディア,特に新聞に代表される大メディアを嫌っているのは、今のメディア関係者は、ほとんど勉強していないで質問することが多いからだろう、と勝手に想起してみる。実際、先日某ニュース番組で報道された小沢幹事長の記者会見の映像はひどかった。「疑惑」とされる4億円は金庫の中にあったものだと答えた小沢氏に対し,テレビ局の報道記者は「どんな金庫ですか?」と質問したのには呆れた。これには小沢氏も苦笑いするしかなかったのだが、おそらく内心では「こんちくしょー」とでも思っていたに違いない。マスコミがバカな質問をする→呆れて回答しない→メディアはバッシングに走る→ますます質問に答えなくなる、という悪循環である。

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自民党運動方針案

2010 - 01/13 [Wed] - 13:47

 この政党、「保守」の概念がわかっていない。

 「保守」を前面に 自民党運動方針案全文判明

 「保守」とはいったい何か?
 他人からこう聞かれたら、たいがいの人はこう答えるだろう
 「それまで続いている習慣・風習を守ることだ」と。
 既成保守は、ことあるごとに
 「日本の伝統を守れ」
と叫ぶけれど、彼らが口にする「保守」とは、外国人を追い払うことであり、「祖先の英霊を称えること」を口実に靖国神社の公的参拝を実現し、南京大虐殺の事実を否定し、先の大戦を「正当な自衛戦争」であると主張することだ。それが「保守」だといわんばかりの口調で。
 「日本の伝統」というのなら、田舎の田園風景も「美しい風景」であり、本来ならそれも守られるべきなのに、既成保守論壇は「愛国」を叫んでも「環境保護」は全く叫ばなかった。「愛国」を叫ぶ人間で、同時に「環境保護」を叫ぶ人間がいたら、紹介して欲しい。
 さて、今回の自民党の運動方針案が発表された。
 自民党は今回の運動方針案で
「いまこそ自由と民主の下に正しい日本の保守の旗を立てねばならない」
として、スローガンに
 (1)品格と活力あふれる日本
 (2)未来を見据えた国づくり
 (3)党組織の再生と活性化
を掲げ、同時に
 「今日の偏向した教育の最大の原因は日教組の存在」
 「決して『アメとムチ』による恐怖支配の政党と同じになってはならない」
と、民主党との対決色を鮮明にしている。

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官邸ブログへの違和感

2009 - 11/07 [Sat] - 10:57

 今月の4日、首相官邸が専用のブログを開設した。すでにホワイトハウスはtwitterを通じて情報公開を始めており、それに倣ったのだろうと思っていた。
 ところがこの「首相官邸ブログ」を巡って、twitter内は上を下への大混乱になった。そのきっかけは、民主党参議院議員・藤末健三氏がtwitterで
 「首相官邸ブログは『ニセモノですよ』」
と発言だった。私はこのブログをプラウザの『お気に入り』に入れていたためフォローしている人に
 「せっかく『お気に入り』に登録したのに~」
と泣き言を言った。ところがその直後、別のフォロワーから
 「(このブログシステムを提供している)CA(サイバーエージェント=ブログサービス『ameba』を運営している会社からプレスリリースされているから本物だ」
という情報が飛び込んできた。私とフォロー・フォロワー関係にある人たちはむろんのこと、他のtwitterユーザーにもこの情報が広まり、twitter内の混乱はさらに拍車がかかった。この状態は、当の藤末議員がtwitterにある「鳩山由紀夫」アカウントと首相官邸ブログをごっちゃにしたことが原因であるとと声明を出すまで続いた。一議員の勘違いで大騒動になったという、まことにトホホな結末である。誰も名誉が傷つかなかったのが不幸中の幸いとはいえ、不確かな情報を「事実」と認定する認識の甘さは、かつて「偽メール事件」で党内大騒ぎになった教訓が、まったく生かされていないことが証明された。
 だがこの「首相官邸ブログ」、内容以前に問題が多すぎる。

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ネット選挙解禁へ

2009 - 11/05 [Thu] - 20:25

 やっと、日本でもネット上で選挙活動ができるのか・・・

 ネット選挙解禁へ論点整理指示 原口総務相

 ようやく日本でも、インターネットを使った選挙活動が解禁されるようだ。アメリカで起こった同時多発テロ(俗に言う「9・11」)以降、平和を求める世界中の市民が積極的に連帯し、情報交換をするためにインターネットを利用したからだ。実際、あの頃のインターネット上でかわされた情報数はすごかった。ネットを通じて見知らぬ人たちがデモ行進をし、プロジェクトを立ち上げ、メーリングリストやHPで情報を発信する。その背景には
「メディアは、自分達がほしがる情報を決して報道しない。我々を間違った方向に進ませようとしている」
という、既存メディアに対する不信感もあったのは想像に難くない。今でこそオルタナティブ(独立系)メディアの重要さが盛んに力説されるようになったが、この頃の市民有志達の活動は、オルタナティブメディアの先駆けと言えるのではないだろうか。
 もちろん、政治家達もこの動きに対し、手をこまねいていたわけではなく、HPを開設して自分の意見をネット上で明らかにする人たちも増えていった。普段からネット上で意見を述べている政治家、特に野党や与党の若手政治家達は、ネット上での政治活動解禁のために積極的に動いた。しかし、そんな彼らの前に立ちはだかったのが、ベテラン政治家と「公職選挙法」だった。
 「公職選挙法」では、候補者は
 「候補者の名前の入った選挙運動(投票依頼)目的の文書図画については、選挙管理委員会が発行するシール又はハンコのついた一定枚数の文書図画しか発行できない」
と定めている。選挙を管轄する総務省はこの法律を拡大解釈してホームページ(以下HP)・ブログ・電子メールも「文書図画にあたる」と解釈している。HPの更新については新しい部分だけでなく、過去ログも一体のものとして頒布・掲示したことにあたると解釈しているため、同省は選挙期間中「候補者は選挙期間中WEBサイトを更新できない」という立場をとっているばかりか、選挙期間中のブログの更新、Twitterのつぶやき、さらにはミクシィに代表されるSNSの足あとまで公職選挙法に抵触されるとしている。前者は「つぶやき」も文書配布に当たるとされ、後者は公職選挙法で禁止されている「選挙期間中の戸別訪問」に当たると認定されているからだ。電子メールについても、内部で使う分には問題ないが、メーリングリストを通じて不特定または多数に投票依頼を行うことは、文書図画の頒布にあたるという見解を示している。

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美しすぎる市議の暴言

2009 - 11/03 [Tue] - 10:53

 ワーキングプアに対する地元名士の子弟子女認識はそんなもんだ。

 藤川ゆり「生活保護の前に働け」

 藤川ゆり、別名「美しすぎる市議」。
 彼女の名前が日本に知れ渡ったのは、海外のサイトが紹介した「美人政治家」の中に、彼女が入っていたからである。このことは瞬く間に日本に紹介され、彼女は有名人になった。
 しかし、彼女の「本業」であるはずの「市議 藤川ゆり」としての評判は,あまり芳しいものではない。地道に「市議」としての本業に邁進していればいいものを、何を勘違いしたのかDVDを発売して「タレント気取りか」と批判されたり、そのことが原因で後援会長とけんか別れしたり、果ては地元の県会議員との「朝帰り」をフライデー-にすっぱ抜かれて「不倫か?」と騒がれたりと、話題になったのはスキャンダルばかりである。
 その藤川市議が、ネット上でとんでもない発言をした。
 内容はリンク元の記事を見ればわかるのだが、彼女はセレブ御用達月刊誌「プレジデント」で、若者が生活保護に安易に頼る風潮に対し
 「生活保護は病気や高齢の方のためにあるもので、働く気があるのにちょっとやる気がないというような人には就業支援を進めますね」
と発言したのである。もっとも、地方市議会議員としての「本分」は忘れなかったようで、地方で職業の選択肢が少ないことにも触れ、社会を支えるために若い人が働ける職場が必要との考えを示した。
 だが、ネット上での彼女に対する反発は想像以上に激しかった。「市議」としての活動はあまり伝わらず、報道されるのはタレント活動やスキャンダルばかり。おまけに彼女自身、その出自は地元で県会議員を父に持つ「セレブ」ということも災いし、twitter上ではその発言に異議を唱えるレスが相次いだ。

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鳩山首相所信表明演説

2009 - 10/27 [Tue] - 23:00

 さあ、これから論戦スタートだ!

 クローズアップ2009:鳩山首相、所信表明 原稿作りも「政治主導」

 政権発足から1月が経過し、ようやく国会が開会した。本当はもう少し早く開会される予定だったのだが、最大野党・自民党の新総裁が未定だったことを含め、諸々の事情が重なって昨日にずれ込んだ。国会を開いて、早く自民党政権との違いを認識したいという国民は多く、何をモタモタしているんだという印象は否めない。
 鳩山首相は今所信表明演説を「戦後行政の大掃除」を位置づけ、「国政の変革に取り組む」事を明らかにした。演説時間は52分に及び、これは過去10年間で最長時間となった。
 政権交代に伴い、所信表明演説の作成方法にも変化が見られた。自民党政権時代は、首相官邸と各省の間で、政策分野ごとに「短冊」と呼ばれるペーパーが何度も往来しながら作成されたが、鳩山政権では、野党党首時代にスピーチライターとして起用した松井・官房副長官が首相の考えを取り入れて原稿を作成し、これに鳩山首相、菅副首相、平野官房長官が手に入れて作成したものである。内容が理念優先に走ったため、具体的な政策についてはほとんど触れていないという意見が、大メディアの間からも出ている。
 だが、それがなんだというのだろう。自民党政権時代は、選挙の時だけ「国民の皆様のお役に立ちます」などと調子のいいことをいって、いざ国会が開くと、国民が望んでいない政策を次から次へと強行してきた。国民には「上から目線」で応対し、票を差し出してくれる業界団体に媚びへつらい、アメリカに平身低頭、それでいて中国・韓国などと無用の軋轢を起こし、それ以外の外国は眼中にない。それが自民党のいう「政治」であり「外交」だった。
 だから、鳩山政権では「政治」も「外交」も、その概念をがらっと変えるはずだ…と思いたいが、その前途は早くも険しくなっている。沖縄・普天間基地の問題ではアメリカの恫喝、岡田外相が「普天間は県内移設」というため、政権内は早くもダッチロールの様相を呈してきた。鳩山首相自身は現在も「県外移設」の持論を崩していないが、自分自身の意見を貫き通すのが苦手と思われる首相だけに、和平・反戦派や地元住民の間からは、早くも不安の声が上がっている。

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中川元財務相死去

2009 - 10/06 [Tue] - 10:43

 酒とのつきあいが上手だったら、もっと違った評価を下されていたのだろうが・・・

 【中川昭一氏死去】循環器系に異常 体内にアルコール成分も 解剖で判明

 この一報が飛び込んできた時
 「まさか自殺したんじゃ?」
と思った人は多かったに違いない。
 なぜなら、彼の父も同じような死に方をしていたから…

 彼の父・中川一郎氏は、その豪快な性格から「北海のヒグマ」といわれ、自民党ニューリーダーの一人に数えられ、将来の自民党候補と目されていた。
 ところが、総裁候補として出馬した’82年の総裁選で、予想だにしなかった大敗を喫すると、急速に勢いをなくし、’83年2月、彼はホテルの一室で死んでいるのを発見された。遺族は当初「急性心筋梗塞」と発表していたが、私は家族に
 「あんな豪快そうな人は案外気が小さいから、ひょっとしたら『自殺』だったりして」
といった記憶があるが、本当に死因が「自殺」だと知ったときのショックは大きかった。側近だった石原慎太郎(現都知事)によれば、中川氏はお人好しで、その性格を巡って彼ととっくみあいのけんかをやったこともあったという。また意外にも神経が細かく、ゴルフ場の片隅に咲いている花を採ってきては、自分で育てることもあったそうだ。
 父が持っていた「気位高くて繊細な」性格は不幸にも、息子にも遺伝した。
 「朝4時に起きて、政策を一生懸命勉強していた」(秘書)
という努力家は、長じて「自民党有数の政策通」として認知された反面、酒癖の悪さも再三にわたり報道された。遊説で訪れた先の牧場で、絞りたての牛乳にたばこを突っ込んだという傲岸不遜な振る舞いに、有権者は苦々しい思いを抱きながらも「地元のためになるなら」と我慢してきた。それが、国内外に恥をさらした、あの忌まわしき「もうろう会見」で、全てが暗転した。

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東京五輪招致失敗

2009 - 10/03 [Sat] - 10:31

 かくして、一首長の野望は潰えた…

 東京五輪招致失敗で慎太郎都知事窮地…消えた3億円経済効果

そもそも、彼はもともと「五輪誘致」には積極的ではなかった。なぜ「五輪、五輪」とわめき立てたかというと、彼の目玉政策だった「新銀行東京(←この名前だって、およそ文学者とは思えにネーミングセンスのなさだが)」問題で立ちゆかなくなり、目先をそらすために「五輪誘致」を掲げた、というのが真相である。
 それにしても、恐るべき「KY(この言葉自体も、死語になりつつあるようだが)」ぶりである。2年前のオリンピックが北京、1回おいてまたアジアで開催する、しかも競争相手が、これまで一度もオリンピック開催実績がなかった南米から出ている。それを考えれば、よほどのことがない限りアジア開催の可能性はゼロだったと判断できたはずである。だがこの歪んだ老権力者は、己の野望で「五輪誘致」に突っ走り、結果として国民の血税をムダにした。
 それに、この男ほど「五輪精神」からかけ離れた男はいない。フランス語を
 「数を数えられない言語」
とバカにし、障害者のことを
 「生きている価値があるんですかね」
と嘲った。どちらも、彼が以前から持っている「レイシズム(人種差別主義)」がひきおこしたものである。そう言えば
 「社会で最も役に立たないのは『ババア』である
といって、フェミニストから顰蹙を買ったこともあったっけ。「フランス語」と「ババア」発言では裁判になったが、権力者の意向にやたらと弱い、この国の「裁判官」という名の「司法官僚」は、この老醜権力者に対して「無罪」を言い渡した。そうそう、思い出した。ガラパゴスかどっかに視察旅行という名の「お大尽遊び旅行」にいった際、「公私混同だから、旅行費用を返還せよ」と市民団体から起こされた訴訟でも、この国の「司法官僚」は、石原無罪の判決を言い渡していたっけ。

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資格団体天下り…

2009 - 09/30 [Wed] - 10:27

 こいつら、何様のつもり?

 資格団体天下り138人 中央省庁 本紙調査 常勤役員の7割占有

 麻生内閣で、内閣府特命担当大臣(規制改革担当)を務めた甘利明の国会答弁をテレビで見て、一瞬凍り付いた。
 「公務員というのは、退職金がないんですよ」
 この答弁に、議場内は騒然となったが、彼は平然と答弁を続けた。
 「いや、本当なんですよ」。
 この時のテーマは、確か天下り公務員ためのの再就職センターの設置の是非を巡ってのことだったと記憶している。民間人は退職しても、自分で再就職先を探さなければならないのに、なんで公務員だけ役所が再就職先を斡旋してもらえるのか、疑問と反発を感じた人も多かっただろう。
 今週発売の週刊誌をめくってみると、「政権交代」の意義を理解していない官僚の、何と多いことか?民間・役所を問わず、勤め人ならば人事異動や上司に対する不満があるのは当たり前だ。だが、メディアのインタビューでの彼らのそれは、単なる不平不満の域を超えている。
 「大臣が何を言おうと、実際に働くのはオレたちだ。だから、素人大臣はおとなしく引っ込んでいろ。黙ってオレたちの振り付け通りに動けば、あんたのメンツは潰さないから」
という、高慢ちきな本音をあけすけに語る官僚達。
 背景には、自民党が時の権力者と仲がいいとか、権力者のために汗をかいたとか、それなりに当選回数を重ねたとかというばかげた理由で、当人の能力・適正を顧みない人事を繰り返してきたからだ。最初から能力を疑問視されているから、大臣の任期はたかが知れている。よほどの実力者でない限り、大臣なんかおだでて適当にあしらっておけばいい。少なくても、これまではそれでよかった。
 だが、民主党政権はそうはいかない。今度の内閣の大臣の大半は「自分が大臣だったらこれこれのことをやる」と宣言し、その時に備えて自分で勉強してきた人たちばかりである。能力という点では、自民党の歴代大臣よりはずっと上だ。官僚達が不満なのは、自分達の振り付け通りに動かない人物が、大臣として役所にやってくるからである。

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自民党新総裁決定

2009 - 09/29 [Tue] - 10:56

 「みんなでやろうぜ」は当たり前。問題は、なにを「みんなでやるか?」

 クローズアップ2009:自民総裁に谷垣氏 道険しい「全員野球」

 屈辱的な衆議院選挙での大敗から約1ヶ月。
 やっと自民党総裁が決まった。

 谷垣 禎一 300票(120/180)
 河野 太郎 144票( 35/108)
 西村 康稔  54票( 43/ 11)
 ※他に無効票1票
 (得票数は議員票/地方票)
 

 有権者になって以来、これまで一度も自民党に投票したことがない人間があれこれいうのも何だが、この党が野党になって以来、テレビで注目されることが激減している。河野太郎候補の選対責任者を務めた人間が、インタビューで
 「(鳩山総理夫人の)幸さんのファッションにも負けている」
と、自嘲気味にインタビューで答えていた。
 それはともかくとして、今回の総裁選ほど「どっちらけ」という言葉がふさわしい選挙はなかった。
 出馬するのではないかと予想されていた石原伸晃、舛添要一、石破茂、小池百合子といった経験豊富な議員が、相次いで「総裁選不出馬」を表明。さらに彼らは、勝ち馬に乗りたいとばかりに、早々と「谷垣支持」を明確にした。安倍、福田、そして麻生と能力に関係なく、その時点で人気と勢いがある人間をトップに戴いては醜態をさらすことを、自民党は繰り返してきたが、選挙結果を見る限り、その教訓は今回も生かされなかったことになる。
 谷垣の出馬にしても、水面下では森喜朗、町村信孝、古賀誠といった党内の海千山千が画策した結果だと思われている。谷垣と古賀は今でこそ同じ派閥だが、’00年の「加藤の乱」をきっかけに袂を分かつ関係になっていた。この二人が元の鞘に戻ったのは2年ほど前だが、こうなることを見越して仕掛けたのだとしたら、古賀はかなりの策士である。

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PSILA

Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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