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正月のスポーツ中継に違和感
今年は、正月休みがたった3日しかない。この日数には同僚パートさんも不満たらたらだが、会社側は
「うちは曜日で動いているから」
といい、不満だったら有給をつかって欲しいというスタンス。だから、今年は明日から仕事始めであり、休んだという気がしないのが不満だ。今年の正月休みはネットカフェで映画を見て、たまっている新聞を読み、テレビのスポーツ中継を見つつ、ダラダラ過ごしておしまいという、なんとも非生産的な過ごし方になってしまった。本当は、何らかのボランティア活動に関わりたかったんだけどね~。
先ほどtwitterで
「『スポーツを俺たちの力でどれだけ盛り上げられるか』の民放と、『スポーツの魅力を伝えるのにどれだけサポートできるか』のNHK、的な違いを感じる正月スポーツ中継」
というつぶやきが流れたが、その通りだと思う。民放にとって、スポーツ中継は「視聴率がとれるコンテンツ」の一つに過ぎない。いい例が今日の箱根駅伝で、実況も解説も二言目には「頑張れ」としかいわない。しかもこの解説者、自分の母校が画面に映った時は雄弁になるが、劣勢に立たされると途端に黙り込む。
昨年も、母校が首位から転落しそうになると本業そっちのけで母校の応援にまわり、母校が2位に転落すると沈黙していたそうで、その解説ぶりを非難する投書が載っていた記憶がある。
中継を見ていて気がついたのは、スポーツ選手の人相の悪さ。選手達には申し訳ないけど、はっきり言って今の選手達はそこら辺のゴロツキにしか思えない。彼らの多くは勉強そっちのけでスポーツに打ち込み、社会的な常識はほとんど知らず、自分達の判断基準が世間・世界の常識だと思い込んでいるフシがある。それは違う、と反論する人もいるかも知れないが、私のいっている学校が世間で言うところの「底辺校」ということもあり、部活動をやっている生徒は総じてガラが悪かった。
母校には「体育科」(現在は「普通科体育コース」に名称変更)というのがあったが、部活動の主力選手は大体がそちらに在籍していたが、スポーツをやらなければどうしようもないゴロツキという輩も多く、校内の一般生徒からは嫌われていた。私自身、彼らから下校途中の電車内で絡まれ、凄まれたことがあるから、体育会系の学生には悪い印象しかない。
ずっと以前の記事で体育会系の学生を非難する記事を書いたところ、彼らのやっていることは「文武両道」ではなく「文武別道」だ、彼らのやっていることはお遊びでしかないとコメントをよこした人がいたが、私もその意見に同意する。
野武士ジャパン頑張れ!
皆さんは「野武士ジャパン」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
実は今月から、イタリア・ミラノでサッカーのワールドカップが開かれている。
えっ?サッカーのワールドカップって来年じゃないの?
ワールドカップはイタリアじゃなくて、南アフリカじゃないの?
…と疑問を感じた方、以下の説明を読んで欲しい。
ここで取り上げるのは、普通の「サッカー・ワールドカップ」ではない。何と、このサッカー・ワールドカップに参加できるのは「ホームレス」だけなのだ!常日頃世間から「汚い!」「酒臭い!」と嘲られ、バカにされ、世間から何かと疎んじられがちな「ホームレス」達だが、彼らにプライドを与え、生きる喜びを与えるという意味において、このイベントは大変有意義なものであると思う。また、この大会は、スポーツという形で世界の貧困問題を知ってもらおうというメッセージも込められているそうだ。
ホームレスのサッカー・ワールドカップは今年で7回目を迎え、奇数年は北半球、偶数年は南半球の国で開催されることになっている。今年は48カ国から約400人の選手がミラノに集結している。日本の参加は、4年ぶり2回目である。この記事をtwitterで紹介したところ、ミラノまで行くお金がホームレスにあるのでしょうか?という疑問をぶつけてきた人がいるが、こちらの記事によると、彼らの滞在資金は、就労支援の側面からの助成金や多くの賛同者からの寄付によってまかなわれているそうだ。
夏の高校野球代表決まる
全国有数の野球学校勢揃い…
夏の甲子園49代表出そろう 高校野球地方大会
昨日、夏の高校野球甲子園大会の前代表が出そろった。
春のセンバツ大会では私立・公立校が16校ずつで、優勝校が公立校だったことから「公立校復権」を印象づけた。これが夏の大会につながればいいな…と思っていたのだが、甘かった。
今大会に出てくる学校は、どこを見ても野球名門校ばかり。公立校は10校だけで、東日本は八千代東(千葉)、県立岐阜商(岐阜)、南砺総合福野の3校だけ。春夏初めて出場する学校も、公立校はたった2校しかない。野球名門校が幅を利かせるようになってからというもの、私は高校野球に関心が持てなくなったが、今年は勝敗の結果以外には興味を示さないだろう。
私学が好条件で選手を誘い施設を充実させるのも、足音が近づいている「少子化問題」を抱えているからだが、やり方がアコギなんじゃないか?それも、地元の子だけで戦うのならまだしも、私学の多くが、よその件から選手を引っ張る「外人部隊」形式でチームを構成している。これじゃ地元の人たちだって、応援したくてもできないだろう。指導者も「外人部隊」の弊害に気がつき、地元の子だけで戦うというポリシーを集めて選手集めをやり、そのやり方に共感を示す選手も増えつつあるらしいが、あくまでもこれは少数派。「甲子園」というえさに釣られてはるばる地元を離れた学校に入り、練習に明け暮れる選手が入る一方で、けがなどで夢が挫折し、退部を余儀なくされる生徒も数多くいるはずだ。学校は、そういう生徒に対する精神的ケアをしているのかなあと思う。
’09東都野球春期
昨日は、神宮球場で東都大学野球を観戦してきた。
その観戦記を報告する。
東都大学野球リーグ 春期第4週
青山学院-中央
國學院-東洋
青山学院 000 001 010 2
中 央 000 000 000 0
(1勝1敗)
バッテリー:
(青)○山室(桐光学園 6回0/3)・石井(青森山田 3回)-小池(常総学院)
(中)●入江(浜田7回 1/3)・中村(尚)(武蔵工大附 1回2/3)-鮫島(鹿児島工)
前日の乱打戦から様相が一転して投手戦になったが、攻撃面では双方ともミス続出で、見ている側には消化不良という印象が残った試合だった。
青山学院は毎回のように塁上を賑わせながら、なかなか決定打が出ずに苦戦した。
6回、ようやく中央先発入江を捕らえ、小池のタイムリーで先制すると、8回に中央2番手・中村から押し出しで追加点を奪い、そのまま逃げ切った。
中央は、7四死球と制球に苦しむ青山学院投手陣を攻略できず、力投した先発・入江を援護できなかった。走塁ミスも目立ち、7回無死満塁の絶好機を逃したのも痛かった。
國學院 000 000 010 1
東 洋 230 000 00x 5
(東洋2勝=勝ち点3)
バッテリー:
(國)●村松(光星学院 1回2/3)・奥村(旭川大高 6回1/3)-柚木(如水館)
(東)○藤岡(桐生第一 7回2/3)・鹿沼(桐生第一 1回1/3)-佐藤(貴)(春日部共栄)
東洋が序盤の集中打で、國學院先発村松を攻略して快勝した。
東洋は1回、林崎(東洋大姫路)のタイムリーで2点を先制すると、2回にも、小島(桐生第一)のヒットと相手エラーで1点を追加、さらに林崎の2点タイムリーで村松をKO。
守っては藤岡・鹿沼の桐生第一コンビの継投で、國學院の反撃を8回の併殺崩れによる1点に封じ、勝ち点3を挙げて首位に立った。
國學院は、先発村松の乱調が誤算。打線も4安打に封じられ、8回に1点を返すのが精一杯だった。
東都大学野球第6週
今日は有給を取得して、大学野球見物のために神宮球場に行ってきた。
東都大学野球第6週(左側3塁・先攻)
亜細亜-中 央
日 本-青山学院
亜細亜 000 000 000 0
中 央 000 100 05X 6
(中央1勝)
中央が、先発投手澤村の快投と終盤の集中打で快勝した。
中央は4回、鮫島と井上の連続2塁打で先制。
その後は押し気味に試合を進めながら、亜細亜先発投手・岩見を打ちあぐねていたが、8回に疲れの見えた岩見に集中打を浴びせて勝ち越し点を奪うと、その後も亜細亜投手陣を攻め立て4点を奪い、大勢を決めた。
亜細亜は澤村の前に2安打に封じ込められ、好投していた岩見を援護できず、3塁を一度も踏めない完敗だった。
日 本 001 000 004 5
青山学院 000 300 200 5
(1分)
日本が、終盤の青学投手陣の乱調につけいり、土壇場で4点を奪って引き分けに持ち込んだ。
木佐木の本塁打で先制しながら、青山学院に先行を許していた日本だったが、9回に疲れの見え始めた青山学院エース・井上を攻め立て、押し出し四球で1点を返し、青山学院投手陣の制球難につけこみ、押し出し四球と赤嶺の安打で同点に追いつき、そのまま引き分けた。
青山学院は、頼みのエース・井上が土壇場でスタミナ切れ、継投策での逃げ切りにも失敗。
攻めても7回まで毎回の13安打を放ちながら、5点しか奪えない効率の悪さを露呈した。
攻守とも波に乗れない今シーズンの青山学院を象徴する試合になってしまった。
北の湖理事長辞任
醜い連中による醜いドタバタ劇は、各方面に醜態をさらして終わった。
大麻問題 露鵬、白露山を解雇 理事長辞任 後任に武蔵川親方
現役時代「憎らしいほど強い」と、その強さをほしいままにした北の湖理事長が、やっと辞任した。同時に、露鵬、白露山の両力士を解雇処分とし、露鵬の師匠である大嶽親方は平年寄に降格となった。
現役時代「憎らしいほど強い」と、その強さをほしいままにした北の湖前理事長だが、知性・能力の面では疑問符がつけられていた。入門前、前三保ゲ関親方から「少し背が小さいようだから、たくさん寝ると背が大きくなる」という言葉を真に受け、学校から帰ると勉強しないで寝てばかりいたそうだ。だから、中学時代の成績は、体育を除いて「オール1」という劣等生。優勝24回を誇る天下無双の大横綱も、土俵を離れれば「ただのバカ」だったのである。
精密検査でも『陽性』 露鵬、白露山
こいつら、絶対「日本」「大相撲」をなめてかかっている
精密検査でも『陽性』 露鵬、白露山 大麻問題専門機関から通知
先月、若ノ鵬が大麻所持で逮捕され、あわてた日本相撲協会が抜き打ちでドーピング検査を行った。その結果として、この2力士に大麻の陽性反応が出て、再検査の結果、基準値以上の数値が出たことから、両力士の大麻吸引疑惑が濃厚になった。
愚図で愚鈍な相撲協会
大相撲の前頭筆頭・若ノ鵬が大麻保持および吸引の罪で逮捕されたことを受け、日本相撲協会は、若ノ鵬の解雇を決定した。
大麻使用「最近から」 若ノ鵬容疑者、後悔の念も
この記事にもある通り、当人は反省の姿勢を見せているようだが、遅すぎる。「後悔先に立たず」とはこのことである。
罪を認めた以上、大麻入手先はもちろんのこと、大麻を他人に譲ったのかどうかを含めて、一切合財白状してほしい。それが贖罪にもつながる。
夏の甲子園8強決まる
夏の甲子園の8強が決まった。
地域別:東北 1校 関東 2校 東海 1校
近畿 3校 九州 1校
公私別:公立 1校 私立 7校(うち大学付属2校)
やっぱりというべきか、今年も「野球学校」有利の傾向は変わらなかった。公立校は九州・沖縄県代表の浦添商だけ、九州はもともと公立校が健闘している地域だから、驚くに値しない。
関西の3校は「進学校」としての顔を持つとはいえ、この3校は進学とスポーツコースを別立てで募集しているので、彼ら野球部員はどうしても「進学校の宣伝媒体」と見られがちだ。
桐生第一の出場認める
関係のない部員の気持ちもわかるが、被害者のことを思うと釈然としない……
桐生第一の甲子園出場認める 高野連
桐生第一の出場を認めたことについて、高野連は近年連帯責任を緩和する傾向にあり、今回もその措置に沿った判断だと関係者はみている。
とはいえ、今回の不祥事での判断について違和感を覚えるファンは多く、事件発覚以来高野連には抗議の電話が殺到し、電話回線がパンクしてつながらない状態になっているという。
ネット上でも活発な意見が交わされているが、ファンの反応は「辞退すべし」「関係ない部員がかわいそうだから出場すべきだ」という意見に二分される。前者は純粋なファンに多く、後者は元野球部員に目立つ。