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「エコカー」普及は進むか?
いよいよ「エコカー」が普及への一歩を踏み出そうとしている。
エコカー 本格普及に備え「音出し」検討
はじめに断っておくが、私は自動車の運転免許を持っていない。
そのため、ハイブリッド車(以下HV)の仕組みはほとんど理解しておらず、ウィキペディアの「ハイブリッドカー」の項目を熟読したが、よく理解できていないということを、あらかじめお断りしておく。
先週の「報道ステーション」で、コメンテーターの一人である一色清氏(元「AERA」編集長)が、エコカーのレポートをしていた。
番組を見る限り、発信・加速は従来のガソリン車に比べて遜色ない。
最大のウリは、その静かさである。走行音がほとんどしない。
排気ガスも出ないので空気が汚れず、環境にも優しいのは確かである。
人類は「夢の自動車」を手に入れたのか?
そう思うのは早計だろう。
一番のネックは、走行距離の短さ。
一回の充電で走れる距離は約150km(メーカー宣伝値)だが、これはあくまでも「走っているだけ」の数字であり、エアコンやラジオをつけている場合は、この数字は宣伝値の約2/3に落ちる。
ガソリンスタンドに変わる、バッテリーを充電するための場所の確保の問題もある。
私が一番気にしているのは、バッテリーそのものが抱える問題。
ノートパソコンや携帯電話を使う人はご存じかも知れないが、バッテリーというのは、充電を繰り返す度に電池が劣化し、利用時間が減っていく。エコカーも、ガソリン代わりにバッテリーを使う以上、絶えずその問題はついて回る。