2025年3月 5日 (水)

「高額介護合算療育費・高額医療合算介護サービス費」の支給申請の案内が届く

Pxl_20250305_092334793大阪府後期高齢者医療広域連合から「高額介護合算療育費・高額医療合算介護サービス費」の支給申請の案内がまとめて届きました。被後見人さんらの分。

毎月計算される高額療養費とは違って、今回の対象分は「令和5年8月~令和6年7月分」となっています。

今、遺産分割待ちの遺産承継事案でも、期間の内訳を見ると「まだ届くと思いますので、もうちょっと待機を」。「案内の発送時期は2月~3月頃」と役所に確認して、待ってもらっていた案件があります。

亡くなられた場合は、その時点で計算してもらえたらいいのに。

例えば、関係が良くない親族間での遺産承継で、後でポロっと財産の計上漏れがあると、「終わったはずなのに、また連絡を」となりかねません。

相続税の申告を受けられる税理士さんにしたら、また違う問題が生じるでしょう。

3月上旬に、前年7月までの「高額介護合算療育費・高額医療合算介護サービス費」の支給申請の案内が届く、と、備忘録として書き残しておきます。

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2025年3月 4日 (火)

病院からの連絡は「全部電話」の弊害【成年後見】

20230214_213537363 普段なら寝ている時間なのに、前夜、午前0時過ぎに自宅の電話が鳴った時は、寝付けず起きていました。

朝8時まで待ってから葬儀社さんにLINE。8時半に施設に段取り確認。9時前に医師が死亡確認。10時から葬儀の打ち合わせ。11時には葬儀社さんがご本人のお迎え。

夜に施設で亡くなられると、施設は往診医を呼ばれない、傾向も分かってきました。それでいいんじゃないか、と思っています。

イコール、施設はすぐに動かして欲しいとは言われない。後見人が夜中の対応をしなくていい(医師の確認が終わるまで、動かすことはできないため)、ということです。

一方、一番危ないと思っている方が入院されている病院からは、マメに携帯が鳴ります。丁寧なのは、分かっています。

でも、「鳴る度にびっくりするんですから、そういう連絡なら、事務所にかけて下さい」と、今日は思わずそう言いました。

「事務方でも医師からでも、連絡は全部電話」という、病院からの連絡手段がもたらす弊害です。

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2025年3月 3日 (月)

今は「前乗り」を楽しむ余裕なし

Dsc_56732 「今週の金曜日、東京行けますか?」の無茶振りは、「金曜日は、大阪でも無理です~」。

今週は、予定がキチキチになって、空きは何枠かしかありません。

金融商品の営業に来られたい〇さんがおられるので、冗談で「〇さんが来れないように」と言ってたら、本当に予定が詰まってしまった。

一方では、「騙されておきます」「騙されておいてください」と契約した変額個人年金は、良い感じで動いています。

それはそうとして、今月は1つ東京行きが入っています。

今は「前泊」を楽しむ余裕がないので、朝7時に三国ヶ丘を出れば間に合う時間なら、当日発もあり。それより早ければ、前泊を選択します、という感覚。

旅行好きの私が言うことではないですが、いざ仕事に向かうならば、家が一番落ち着いて、身体を休めることができる場所です。

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2025年3月 2日 (日)

「続かないことはやらない」と決めておく

20190123_123232799 月末を挟んで、3月に入ります。土日を挟んで、月曜日に入りますが、やらないといけないことが追い付いてなくて、「自宅に書類を持ち帰る」という、使いたくない手を用いています。

どこまでやれるかは、この後の話。

家に帰っても、仕事を忘れられることはないのですが、「家に仕事を持ち込まない」というのは、最低限のメリハリです。

税務署が抜き打ちで事務所と家に、同時に来たことがありました。あの時も「家には何もない」と言ってるのに、家の中まで調べられて、何が入っているかも分からない金庫も開けさせられて、さんざんでした。

家には何もありません。

「1回帰宅して、ご飯を食べてから事務所に戻る」は、何度か試みています。

「その日」だけを考えると、しのぐ手段にはなるものの、続きません。続かないことはやらない、と決めています。

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2025年3月 1日 (土)

顧客に近付こうとし過ぎてはいけない

Pxl_20250301_0713246662ネットで何らかのサービスを利用した後、しつこい案内メールが来る。典型的な例は、「ハンコヤドットコム」です。

注文する度にデフォルトで「メルマガを受信する」設定になるので、注文時に気を付けているのですが、お客様の印鑑を注文するのに間違えてはいけない、という意識でいるので、ついつい見落とします。

ある時、保険会社からのメールが続きました。

「このメールは重要なお知らせのため、受信を希望しない方にもお送りしています」「本メールは送信専用です」って、あまりにしつこいので、「メールを止めないと解約します」と連絡したところ、「今後は止めます」。なんや止められるんやん、です。

顧客は、必要がある時に必要があって、そのサービスを使っているだけで、ずっと企業とつながっていたいとは、思っていません。

司法書士だって同じ。例えば、ブログを見に下さる方は、自発的に来て下さっているからいいものの、同じ内容を、毎日「公式LINE」やメールで流し続けたら、ブロックされる方続出でしょう。

顧客とは、ほどほどの距離感を保つこと。近付き過ぎたら、嫌われます。

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2025年2月28日 (金)

3つの顧客層に支えられる司法書士事務所

Pxl_20241020_020451832-1うちの事務所は、3つの顧客層に支えられて、成り立っています。

・継続的にご依頼いただくお客様
・ご紹介のお客様
・ホームページを見て来ていただくお客様

その時々によって流れがあって、バランスが多少変わりながらも、全体的には変わらない仕事量を維持できています。

不思議なことに、例えば、継続的な顧客層からの依頼でキャパが満たされると、ホームページ経由がピタッと止まるのです。その逆も、しかり。

それが、今月は、3層共にご依頼が立て込んで、今までにない状態でした。

去年の10月に少し値上げしました。今までの報酬基準でご対応するのが、しんどくなって、セーブしたくなったためです。すると、直接的には関係がないはずですが、一瞬ピタッと動きが止まりました。

「直接的には関係がない」というのは、ほとんどのお客様は、それほど細かく費用を見比べておられるわけではない、と思っているためです。

一旦、旧報酬基準でのご依頼がリセットされて、そしてまた動き出したのが、1月2月ということになります。

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2025年2月27日 (木)

「無断キャンセル」があっても追いかけない理由

P1010003-1_20250227204501 昨日の新規のご相談は、無断キャンセル。

今日は、体調不良による、日程変更のご依頼あり。

無断キャンセルの場合、連絡先が分かっていても、追いかけません。正直に思うことは、時間が空いてよかった、です。

今月末は、今までになく時間が足りなく、月末期限の裁判所の報告書は、(月・祝)に投函。月末期限のリーガルサポートへの報告書を、昨日2つ送信したところ。月末が金曜日なので「土日でやろう」が使えません。

「わざわざ訪問したのに留守」とか、「休みを返上して出て来たのに来ない」とか、それは腹が立ちます。他人の時間を大事にしない人とは、お付き合いしたくありません。

世の中には、「自分のほうが忙しい」と思っていて、だから「相手の都合を変えてもいい」と思っている人もいます。

もっとも、私から日程変更をお願いしたり、遅れたりすることもあるでしょう。そういう場合に「またあいつか」と思われないように。日頃から、お約束は当然のように守っておくことです。

(写真は、開業2年目。事務所のホワイトボードで、予定を管理していた時のもの。角度によっては、来客から見える場所に貼っていた感覚は、今だとありえない話)

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2025年2月26日 (水)

「車は、移動できる仕事スペース」

Pxl_20250226_014911392 せっかくの空間を無駄にしまいと、出掛けている合間時間に、ちょっとでも仕事ができるように。

テザリングでもいいのですが、スマホを触ると、結局は仕事ができなくなるので、第二の手段としてスティック式のWi-Fiを買ってみました。

いつも車で移動されてる理由として、「電車に乗ると携帯に出られないけど、車だと取れるので」と言われる方の理屈は分かります。税理士さんも、絶対に電車のほうが速い距離なのに、いつも車。

「車は、移動できる仕事スペース」言えれば、贅沢品ではなくなるのかな、と。

ただ、事務所のパソコンに、外部からつないで作業するのは、その場しのぎの手段。

家からでも繋げますが、事務所の3つの画面分の作業スペースを、小さな画面で不効率なことするなら、事務所に行ってしまうほうがいい。パソコンがあるだけじゃ、大したことはできない、という感覚です。

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2025年2月25日 (火)

迷った時は「自分の親だったらどうするか」

Pxl_20241015_115748549mp「呼吸が止まりそう」という施設からの連絡に、親族さんも駆けつけられるというので、私も施設に急行。

着いたら「持ち直しました。ごめんなさい」。

不謹慎ですが「予行演習です」。もう一度、お葬式に向けての打ち合わせをする時間を作れましたが、こればっかりは、想定通りにいきません。

施設の方も、「テレビのように、みんなが見守っている中で、息を引き取られるわけではないですよ」と。

今、関係者を悩ませているのが、内科的な病名が付くわけではない状態なのに、食事を食べられなくなった方が、複数おられること。

だからと無理に食べてもらうと、誤嚥の原因にもなるし、点滴だけを続けると、体内の水分が増えすぎて、心臓に負担がかかったり、痰が増えて吸引が必要な状態になるのだそう。

感情移入してはいけないし、だからといって、ドライに割り切ることはできません。動き回って、カロリーを消費している自分たちと同じように考えてもいけないので、迷った時は「自分の親だったら、どうするのかな」と考えています。

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2025年2月24日 (月)

『50代がうまくいく人の戦略書(藤井孝一著)』

Pxl_20250224_110303367 『50代がうまくいく人の戦略書(藤井孝一著)』は、新聞広告が目に入って、買ってみた本。

「STRATEGY9 仕事は、頼まれごとがあるうちが華」では、

『人生後半戦は、好きなことで勝負するよりも、「周囲の人からの求めに応じる」というスタンスにシフトすることをおすすめします』『成功している人たちは、人から頼まれたことを誠実に、全力で応えています。これが口コミでどんどん広がっていき…というケースが大半です』と書かれていました。

「好きなことを仕事に!」と言う人もいますが、そんな言葉に違和感を持っていた私には、「好きなことより、求められることを!」という考え方のほうが、すっきりします。

それと、本来の寿命と共に「健康寿命」という言葉はよく聞きますが、「貢献寿命」という言葉は、はじめて目にしました。

元々は『女性の品格』の著者である坂東眞理子さんが書かれていた考え方、ということですが、「要するに、健康寿命だけ延ばしても、社会とつながって社会に貢献できなければ、長生きの甲斐がないということです。(本書の表現のまま)」とあります。

確かに、ある年齢に達して、自分の引退を考える時が来たとして、その時に身体が元気なのであれば、物足りない日常になるのは確実。

日々、いろんなことに追われていると、しばらく休みたいとか、ちょっと仕事を減らしたいと思うのですが、おそらくは、そう思っているうちが花です。

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