JCS集会参加記(2)
日本コーヒー文化学会 第16回年次集会(2009年12月6日)の次題、
対談「こだわりのコーヒー人生 ~辛口職人ランブル関口一郎氏に聞く~」。
余談。学会前日、銀ブラ途中で久しぶりに「カフェ・ド・ランブル」訪店。
雨中、中央通りを折れた途端に焙煎臭が…関口一郎氏が焙煎中だった。
ゴールドラベルの17年ものとなるイエメンモカ(エキストラ・マタリ)を
ドゥミ・タッスのダブルで喫飲したが、是非可否を論じ難い微妙な味わい。
いわゆるオールドの枯れコクやモカっぽさよりも先に、鋭い酸味を感じ、
液体の実濃度ほどにはトロッとした粘性を感じない物足りなさがある。
舌切れや喉越しは悪くないが、後に尾を引く口中に開く感じの香りも薄い。
これは、ここ10年以上、時々に飲んだランブルのメニュー共通の感覚だ。
焙煎に由来すると勝手に思っていたが、今回は目前で抽出を数回見ていて、
以前よりさらに抽出速度が早くなった気がして、それも一因か、と推測。
ガッカリでもないが絶賛にはならない気分で、銀ブラならぬ銀モカを終えた。
さて、学会での関口氏の話はサザコーヒーの鈴木誉志男氏を聞き手に置き、
対談形式という体裁だったが、結局は関口氏独擅(どくせん)ワールド。
中身は全て聞いたり読んだりした話題だったが、これには先刻承知で拝聴。
続いて分科会。毎々参加の焙煎抽出委員会が中止の為、社会人文委員会へ
闖入すると、この分科会に関口一郎氏が引き続き出席するサプライズ。
結局、オールドコーヒーを中心とした既知の話題ばかり(群馬コーヒー事件、
DLマタリetc.)、関口氏の語り再度の独擅場となった。
この学会後半部に参加した価値は、新たな知を得ることには無縁の時間でも、
「オールドな話題をエージングした語りで」という関口講談そのものにある。
学会というより、岡・関口両氏の「新旧珈琲噺家(はなしか)二人会」だった。
対談「こだわりのコーヒー人生 ~辛口職人ランブル関口一郎氏に聞く~」。
余談。学会前日、銀ブラ途中で久しぶりに「カフェ・ド・ランブル」訪店。
雨中、中央通りを折れた途端に焙煎臭が…関口一郎氏が焙煎中だった。
ゴールドラベルの17年ものとなるイエメンモカ(エキストラ・マタリ)を
ドゥミ・タッスのダブルで喫飲したが、是非可否を論じ難い微妙な味わい。
いわゆるオールドの枯れコクやモカっぽさよりも先に、鋭い酸味を感じ、
液体の実濃度ほどにはトロッとした粘性を感じない物足りなさがある。
舌切れや喉越しは悪くないが、後に尾を引く口中に開く感じの香りも薄い。
これは、ここ10年以上、時々に飲んだランブルのメニュー共通の感覚だ。
焙煎に由来すると勝手に思っていたが、今回は目前で抽出を数回見ていて、
以前よりさらに抽出速度が早くなった気がして、それも一因か、と推測。
ガッカリでもないが絶賛にはならない気分で、銀ブラならぬ銀モカを終えた。
さて、学会での関口氏の話はサザコーヒーの鈴木誉志男氏を聞き手に置き、
対談形式という体裁だったが、結局は関口氏独擅(どくせん)ワールド。
中身は全て聞いたり読んだりした話題だったが、これには先刻承知で拝聴。
続いて分科会。毎々参加の焙煎抽出委員会が中止の為、社会人文委員会へ
闖入すると、この分科会に関口一郎氏が引き続き出席するサプライズ。
結局、オールドコーヒーを中心とした既知の話題ばかり(群馬コーヒー事件、
DLマタリetc.)、関口氏の語り再度の独擅場となった。
この学会後半部に参加した価値は、新たな知を得ることには無縁の時間でも、
「オールドな話題をエージングした語りで」という関口講談そのものにある。
学会というより、岡・関口両氏の「新旧珈琲噺家(はなしか)二人会」だった。
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