東京でも、キロ24万ベクレルに達する土が路上に存在することが最近報告されました。これまでこれは「黒い物質」と仮称されてきましたが、その実体は風雨の作用で地表のセシウムが寄せ集められた土です。自然界ではこれほどの濃縮はなかなか起こりませんが、人工構造物に取り囲まれた都市では容易に起こります。
とくにアスファルト舗装された路上に多く見られるので、これからは「路傍の土」と呼びたいと思います。路傍の土を実際に見て測って調べる会を、日曜日、27日10時から葛飾区金町の水元公園で行います。
ついぷらで案内中。どうぞお気軽にご参加ください。
このような項目を勉強します。
・いま東京にある放射能はセシウムである。
・その大部分は、昨年3月21-23日に雨と一緒に地表に降り積もった。
・芝生や草地にはセシウムが動かないでそのときのまま保存されている
だから、いま測っても、どこにどれだけ降ったか知ることができる。さあ、みんなで測りましょう。
ただしその放射能は半減期で減っていて、いまは昨年3月の74%になっています。一方、アスファルトの上に積もったセシウムは風雨で取り去られて路傍の土として集まっています。アスファルトの中深くまで浸み込んでしまったセシウムもあります。
4月5月は風塵が空中を舞うのでセシウムも活発に移動します。乾燥した状態で強い風が吹くと木々の葉っぱや小枝にセシウムが付着します。そういったものを焼却してできた灰は、びっくりするほど高いセシウム濃度になります。
以上の内容を勉強します。そのあとランチを楽しみます。お弁当を持参してください。まあ、くよくよがっかりせずに、楽しく放射能測りましょうという会です。ネット中継調整中。
ののこ 私たちに出来ることは、声をあげることだけ。行って来ました。北九州市役所へ。だけど、出て来ませんでした。市長さん。対応した職員も、全く相手にすることなかったです。九州に出来ることは、もっと他にあるのです。汚染を防いで、人を受け入れる。安全な食を、東へ送る。何もかも、台無しにしてしまう。九州の子どもたちも被ばくさせてしまう。守れるものを守らないで、あえて、被ばくさせる。これを見過ごせる?まどママ @mama_jp
北九州市役所に集まったお母さん達の写真、世界にアピールしたらインパクトありそう。写真は言葉を超えるから。異様な光景だ。赤ちゃんを乳母車に乗せた若い母親たちが結集している。この写真は、撮影者の意図とはまったく逆の意味で世界にアピールできる。宮城県石巻市の津波がれきを焼却したときの放射能汚染の程度を調べるために、北九州市ががれきを搬入した日。東北差別が始まった日として、長く記録されるであろう。
@cocoblueskyさんのツイートを編集しました。
この写真は、今年の4月8日、ちょうどお花見の時期の水元公園です。手元の測定器は0.258μSv/h。子どもたちを含め、多くの人たちが、無防備に芝生の上でくつろぐ姿を、みなさんはどう思いますか。
行政は市民の不安を除く目的で講演会を開くため、この放射能はたいしたことない。安心して下さいの結論になりがちです。しかし0.258μSv/hに汚染された水元公園でくつろぐ人々は、その意味を本当にわかってるのでしょうか。私はここで、調べた事実をありのまま率直に話します。やさしいことはもとより、余分な配慮をするつもりもありません。そうすることで、みなさん一人ひとりが現実を直視して、きちんと、この放射能と向き合ってもらいたいからです。
昨年3月に福島原発は爆発し、屋根も壁も見るも無残、めちゃめちゃに壊れてしまいました。このように原発が壊れたら、放射能が出るのは当たり前です。我々はそれを目の当たりにしたのです。なまやさしいものでないと認識して下さい。
事故当時、国民に公表されなかったスピーディは、放射能の影響を予測するため作られたシステムです。これを利用し、11年前2001年4/1~4/30までの30日間、三宅島の噴火で出される二酸化硫黄の動きが調べられました。11年前のスピーディ・シミュレーションは、三宅島から出た二酸化硫黄が東日本全体に軽々と広がる様子を、生き生きとしたアニメーションで表現していました。現在のスピーディは、もっと進化していることでしょう。
福島原発があのように爆発すれば、放射能は東京まで簡単にくる恐ろしい状況になるだろうと、11年前のスピーディを見て知っていた私はとても怖かった。そして実際、放射能は関東までやってきたのです。
【“金町4月29日講演のcocoツイート(編集)”の続きを読む】
「青空の下、ボランティアで田植え作業をする参加者たち=福島県川内村で2012年5月13日午前9時45分、山本晋撮影」
毎日新聞 小さなわが子を泥まみれにして、稔っても食べられない稲をわざわざ植えさせる母親の意図は何だ。
菊池誠をリーダーとするニセ科学批判クラスタと放射能安全を強調するクラスタは、かなりの部分が重なる。ニセ科学批判クラスタがこれまで攻撃対象としてきたのは、血液型性格診断、水からの伝言、マイナスイオン、ホメオパシーなどである。既存科学の体系と対立する主張を批判する科学的な社会運動だと一見みえた。
しかしほんとうにそうだったのだろうか。科学の体系と反することを許さないも、科学の輝かしい業績を踏みつけにすることを許さないも、彼らの運動にとってつけた理由だったようにいまは思われる。彼らの真の理由そして目的は、現社会体制の維持継続を不安にさせる要因を早期につぶすことだったのだろう。
そう考えると、菊池誠をリーダーとするニセ科学批判クラスタが今回科学をかなぐり捨てて、やみくもに放射能安全を強調する側に立ったことがよく理解できる。原発こそが、ほんらい彼らがもっとも力を入れて批判すべきニセ科学だったはずだ。運転で生じる毒を始末するすべをもっていない技術なのだから。
ニセ科学批判の人たちは権威あるい当局と親和性が高い。その本質はもともと「御用」にあったとみられる。
・ニセ科学批判の総本山だった
kikulog。 いま何が書いてあるか知らない。
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ニセ科学批判とは何か 2011年1月5日まとめ
松戸市常盤平柳町界隈 ご近所放射線量マップ(ver.1).
クリアパルス A2700 Mr.Gammaによる測定結果.
青:0.15未満.緑*0.15-0.2.黄:0.2以上.いずれもμSv/h.
@tatsuyasasaki1
佐々木さんのこの地図すごい。こういうのが長いことほしかった。
2011年3月21-22日の雨量分布を見てるのかな。
【“ご近所放射線量マップ”の続きを読む】
A2サイズ、両面カラー印刷
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配布希望受付は終了しました。・2刷を
有料配布しています。
ダンボールひと箱400部入りを日本全国お望みの場所に発送します(8月7日予定)。「有効」に配布してくれそうなかたには無料でお届けします。いつだれにどのように配布するか具体的にこのコメント欄に書いてください。審査します。審査はきびしい。
「有効」とは、あなたにとってでなくて、わたしにとって。たとえば、ほしがってるひとに届く、見てもらいたいひとに届く、この地図の受け渡しを通してひととひとがつながる、など。「あなたが届けたい人に届く」を私は有効だとは認めない。
とりあえずほしいとか、とりあえず配布するとか、自分たちの活動のためにほしいひとには、有料で送ります。100部1万円(送料込み)。 有料配布の受付は終了しました。大学のカネで印刷するため有料配布できません。すでにお申し込みの方には無料で100部配布します。
配布希望をコメント欄に書いてください。審査します。
審査結果は
Togetterまとめのタイトル下に記載。
【“放射能汚染地図(七訂版)は印刷して配布します。”の続きを読む】
小山真人さんの静岡県内測定と、私の関東福島測定をグーグルアースで重ねてみた。風船の色遣いが二人で違うが数値で直接比較できる。
この原発事故への政府対応にまずかったところは多々あるが、2011年3月20日に
首相官邸ページに載せられた雨に心配ないとするこの通知がもっともひどい対応だった。この通知を信じた首都圏3000万人のうちのかなりが、翌21日から23日までの雨に当たって被ばくした。ここに掲げて長く記録する。