ハワイ火山観測所によると、キラウエアの溶岩の主たる前進箇所が、11月18日時点で、国立公園まであと375メートルに迫っている。過去1年間は国立公園の外で溶岩前進が見られたが、まもなく国立公園内に再び戻るとみられる。これによって、観光客による溶岩見学のスタイルも変わるだろう。
真っ赤な溶岩をシャベルですくう(2006年12月25日)
ハレマウマウ火口からの水蒸気と二酸化硫黄の大量放出はまだ続いている。狭い火口の底にマグマがまだ確認できる。
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