fc2ブログ

早川由紀夫の火山ブログ

Yukio Hayakawa's Volcano Blog

一関汚染は3月20日

srep00087-f1.jpg Hosoda et al. (2011)

このルートマップから、3月16日にはまだ一関は汚染されていなかったことがわかる。そのあと、4月11日までの間に汚染された。したがって、3月12日汚染されたと考えていたいままでの私に地図は誤りだった。風データから得られる第二候補である3月20日に汚染されたようだ。

3月20日1830頃の5分間と1900頃の5分間だけ一関で差したCOACHの傘が存在する。11月22日に線量計を当てたら、0.25マイクロだったという。玄関は0.13マイクロだという。このCOACHの傘は、一関が3月20日にセシウム汚染されたことを示すいま知られている唯一の物証である。

・ツイッターまとめ「一関の汚染が3月12日ではなく20日だったと修正する過程すべて

【“一関汚染は3月20日”の続きを読む】

板橋2月4日講演のcocoツイート(編集)

火山学者が見た2011年3月福島第一原発事故

@cocoblueskyさんのツイートを編集しました。録画・文字おこしなどは、このエントリにあります。

スライド1

放射能のリスク

3月に福島第一原発から出た放射性物質は、風にのって流れてきて、雨でたたきおとされ、地面に落ち、いまはホコリや砂についています。そこから放射腺が出ていて、みんなの体を射抜いてます。いままさにここにある。この部屋にある。みんなのそばにあって、危害をおよぼしているのです。

3月はヨウ素が心配だったが、半減期8日で4月の初めには実質的になくなってしまった。いまはセシウムが心配です。セシウム以外にも心配な核種があります。それらが安全だとはゆわないが、きょうは私がはっきりわかってるセシウムについてだけ説明する。

3月に、自分たちの回りにまきちらされてしまった放射能に対し、だれのせいかを考えたい気持ちはわかる。しかし、いままずすべきことは、いかにしてこれをしのぐか、それとも降参して逃げるのか、早急に各自が考えて、これと向き合うことだ。

【“板橋2月4日講演のcocoツイート(編集)”の続きを読む】

板橋2月4日講演の文字おこし

2月4日 板橋、120人、pdfustream600人、録画(音声・画像よし)
いま文字おこしを依頼しています。できあがったらコメント欄に書いてください。著作権はボクに譲渡してね。

▼担当者
講演1 @suromantakesan
講演2 @masakonakano
講演3 @hunnyburawn
講演4 @suruganotbn
講演5 @shoot2000
質疑1 @mu0283(27日夜)
質疑2 @mu0283(27日夜)
質疑3 @ken1sawada
質疑4 @riita_riita
質疑5 @tenkiwa

文字おこしには、雑談も含めてほしい。言い直してるのは直したのだけでよい。発言に忠実でなく、適度に文字を補って、読んですんなりわかるように書いてほしい。私があとで手を入れて、さらによみやすくします。

Q 「えーっと」や笑い声「ふふっ」など、雰囲気が伝わるように書いたほうがいいでしょうか。それとも省いたほうがいいでしょうか
A 私が言ったことがぜんぶ伝わるように書いてください。雰囲気を表現することが重要だと思ったらそうしてください。雰囲気を全部伝える必要はありません。

Q 文字おこし締切はありますか?
A そうですね、2週間が目安。

福島県の山


より大きな地図で 福島県の山 を表示

purple 紫 4uSv/h-
red 赤 2-4
orange 橙 1-2
yellow 黄 0.5-1
green 緑 0.25-0.5
blne 青 0.125-0.25
water 水 -0.125

・データソース:福島登高会がホリバのRA-1000を用いて地上1mで計測。
・その山の最高測定値と山頂測定値(ときに山麓測定値)を私が選んでプロットした。

【“福島県の山”の続きを読む】

放射能散歩9:流山-柏

流山-柏 garmin




場所(2月18日、9月27日)
芝生(0.716、0.512) 5ヵ月で0.2マイクロ上昇
ペイブメント(0.427、0.448) 変化なし
木のベンチ(0.208、0.601) 5ヵ月で0.4マイクロ下降
2011年9月27日 流山おおたかの森

【“放射能散歩9:流山-柏”の続きを読む】

郡山3月11日

この企画はキャンセルになりました。2月21日1808


ふくしまイブニングサロン 明るく楽しい放射能リスク学習会@郡山
・2012年3月11日
郡山市労働福祉会館 大ホール
ツイートまとめ
ついぷら(参加者募集中)

回答者:早川由紀夫(群馬大学)
質問者:佐藤順一(郡山市在住)
司会:内藤清吾(内藤工業所) 司会は自分の意見を言わずに、公正かつ時間通りの議事進行に専念する。会の企画進行は私(早川)がすべて仕切ります。ときおり司会に指図しますので、従ってください。
ネット中継:IWJほか

私(早川)が福島のみなさんの質問に答えます。2時間を予定しています。私がみなさんから説明を受けたり説得されたりする時間はとりません。私から福島のみなさんに何かを提案することはありません。私が行くことによって福島で何かが変わることを期待しないでください。もし変わるなら、それはあなたたちが変えようと思ったときです。

▼復活案
1300-1330 受付
1330-1335 挨拶(福島県技術顧問 柳田公雄)5分
1335-1340 会の進め方(内藤)5分
1340-1400 福島の放射能リスク(早川)20分 スライド
1400-1420 質問と意見(順一)20分
1420-1530 会場を含めた討論 70分 その内訳:順一質問への私の回答(10分)、私が来場者を指名して発言を促す(20分)、福島県のひとからの質問(20分)、福島県外のひとからの質問(20分)

上記復活案を順一さんとイブニングサロンが2月21日18時までに承諾しなかった場合、この計画は中止。

【“郡山3月11日”の続きを読む】