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次回アップ予定:Scene-445 引地川『柏山橋~城下橋』(08/09 12:00)
[Vol-04] 今回は上村橋から継続遡上して、引地橋、引地川水管橋、引地川橋までの紹介です。では、上村橋東詰めから北東240m程に在る上野森(かみのもり)稲荷神社から紹介します。創建は不詳ながら、寛政年間(1789~1801年)に幕府が東海道沿線調査した図面に記録があり、古社になります。右隣に上村(かむら)神社が鎮座しています。通称、おしゃもじさまと呼ばれ、病を抑えてくれる神様として崇められたと云われています。祭神:稲荷神(推定)、所在:藤沢市鵠沼神明4。境内入口に双体道祖神が祀られた覆屋が在ります。
西に100m程戻り引地川沿いに420m遡上すると『#16引地橋』です。上村橋から610m上流に架かり、引地川左岸の藤沢市鵠沼神明4丁目・5丁目と右岸の藤沢市羽鳥5丁目・城南4丁目とを結び、神奈川県道43号藤沢厚木線が通ります。先代の橋は1925年(T14)のRCア-チでした。
名称:引地橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:3.9km
橋の長さ:33m
有効幅員:約13m
完成:1986年(S61)
引地橋が帰宅設定ポイントになり、東900m程に在る小田急江ノ島線の藤沢本町駅から帰宅します。作橋から引地橋までの遡上歩数、22750歩でした。日が替わりまして引地橋からリスタートします。
引地橋の西詰めから藤沢厚木線を130m程進むと、左手に「おしゃれ地蔵」と書かれた双体道祖神が在ります。女性の願い事なら、何でもかなえて下さり、満願の暁には、白粉を塗ってお礼をする、と云い伝えられています。所在:藤沢市羽鳥5-13。
道を挟んで、おしゃれ地蔵の前が曹洞宗寺院の養命寺です。1570年(元亀1)に本寺の宗賢院第3世暁堂元龍による創建や、延文年間(1356~1361年)の創建とする説があります。延享年間(1744~1748年)に大拙により中興されたと云われています。山号:引地山、本尊:木造薬師如来坐像、所在:藤沢市城南4-10-35。藤沢七福神の布袋尊です。
養命寺から引地橋に戻り右岸沿いに遡上します。60m上流に水管橋が架かっています。久々の銘板在りの水管橋で『#17引地川水管橋』です。相模川の寒川浄水場から藤沢市街に送水される上水で、湘南東配水本管になります。左岸側丘陵に見える白い煙突は、1984年(S59)竣工の石名坂環境事業所(ごみ処理場)の焼却煙突です。
名称:引地川水管橋
構造種別:1径間フランジ補剛形式
河口からの距離:3.9km
橋の長さ:28.5m
水管径:φ900
竣工:1984年(S59)
引地川水管橋の220m上流に架かるのが『#18引地川橋』です。左岸の藤沢市藤沢5丁目・稲荷1丁目と右岸の藤沢市城南3丁目・4丁目とを結び、国道1号(藤沢バイパス:自動車専用)が通ります。護岸改修工事中なので左岸側は通れません。上流に改修ベースが設置されていますね。此処から重機で機材を下ろしながら護岸を造るんですね。
名称:引地川橋
構造種別:1径間箱桁
河口からの距離:4.1km
橋の長さ:45m
有効幅員:約14m
竣工:1963年(S38)
引地川橋が今回終着地点の橋なのですが、左岸側上流70mに浄土宗寺院の本願寺が在りますので、此方を紹介してから終わりにします。本願寺の創建は1656年(明暦2)阿道による開山と云う説と、西村の観音坂への再建中興が明暦2年とする説があります。1786年(天明6)に土砂崩れにより寺が崩壊しましたが、1791年(寛政3)恵光が現在地に移転再興したと云われています。山号:往生山、院号:称名院、本尊:阿弥陀如来像、所在:藤沢市稲荷1-2-3。相模国準四国八十八ケ所霊場の第69番札所です。
>>>後書き<<<
久々にブログスペースが出ましたので、タップリ溜まっている稚拙料理で穴埋めしますね。暑い日が続き、冷たいサッパリ系が美味しいですが、偶には冷房の下で食べる熱い豚汁や煮込みも良いですよ。
■鳥青梗菜パスタ、■豚汁、■冷やし茄子カレー、■奴さん蕎麦
■マルちゃん焼きそば、■塩焼きそば、■牛丼、■牛蒡コーン混ぜご飯
■骨付き肉サラダ、■豚カツのタルタル掛け、■豚カレー、■肉野菜煮込み
次回は引地川橋から継続遡上して、柏山橋、高名橋、大庭大橋、城下橋までの紹介です。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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