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iPhoneに ゴキブリ入りて 罪観ず

  • 2009/10/31(土) 00:00:00

iPhone にゴキブリが入り込みました!!

バグが見つかったんじゃなくて、虫のゴキブリです(*o*)

ゴキブリ嫌いな人は、以下、見ないほうが良いかも。

動画に撮ったのを下に貼りましたので。



























































自分も嫌い



というより苦手なんですけどね






















でも、好きだという人もいました Σ(・ω・ノ)ノ

その人は、萌え系のジョシコーセーです










































そろそろうざいですか?










「前のページに戻る」のは今のうちですよ~(*´∀`*)

























That Roach Game というソフトをダウンロードしたんです。

これで、少しでも慣れるかな?と思って(^。^:

ゲームです。

「That Roach Game」オープニング



アイコンからして、押したくありません(-。-;

そして妙にリアルなオープニング。

覚悟していたとはいえ、いきなりの気持ち悪い映像から、

果たして本当にゲームが出来るのか!?



「That Roach Game」レベル1



ややっ!

所詮は平面。感触がないから、以外に押せるかも!

でも、改めて見ると気持ち悪いです。

暗いところや、物陰を通ったりして、意外とかわされるんです。

上の動画では、一匹逃してしまっていますね。


「That Roach Game」レベル3



気持ち悪いですねえぇ~~~(^^:

出るわ出るわ。

現実にこんなことが起きたら恐怖です。



そして、最終ステージ、レベル10

けっこう潰しそびれるので、一匹に対してポンポン叩いています( `。´)ノジ...

ここまで来ると、感覚はもぐら叩き。

ゲームに真剣になって、気持ち悪いと思わなくなりました。

まるでアリを見ているよう? もしかして、慣れた?

「That Roach Game」レベル10



いや、改めて画像を見ると、汁を出して潰される様が気持ち悪いです(*o*)





それにしても、人間って残酷ですねえ。

一人の人が、生まれてから死ぬまで、どれだけの殺生をしていることか。

このようにゴキブリを殺すのもそうですし、

魚や肉を美味しい美味しいと食べているのも殺生。

菜食主義といっても、農薬によって虫が殺されていますし、

医薬品や化粧品の安全確認のため、

多くの小動物が実験台となって命が奪われています。

また、道を歩いて、気付かないうちにアリを踏んでいることもあります。

毛皮やバッグ、楽器の弦などにも動物の皮が使われています。



仏教では、人間の造る悪を10にまとめられ、

そのうちの一つに「殺生」というものがあります。

さらに、その殺生は次のように3つに分けられて教えられます。

○自殺……自分で生き物を殺す
○他殺……他人に命じて殺す
○随喜同業……他人が殺生してるのを見て楽しむ心があれば同罪


ちょうど、


ぎゃあああぁぁぁぁあ!ごぉきぉぶぅRRRりいいぃぃ!(*o*)
誰か~、なんとかしてええぇぇ!


というのが他殺。


うおぉぉお!ゴルァ、まてぇゴキブリ!ヽ(`д´)ノジ

というのが自殺。


ゴキブリが殺されるのを傍で見ていて、

よっしゃあ! レ(`0´レ) ぐっじょ~ぶ (*^ー゚)b

と喜んでいるのが随喜同業ということになります。






立場を逆にすると、何と人間は無慈悲な生き物か、と思うでしょう。

1.8cmのゴキブリが180cmの人間に潰される恐怖は、

180cmの人が、180mの巨人に踏み潰される恐ろしさに匹敵すると思われます。

それでいて、「ああ、怖かった ε=(*。*)」と人間だけが驚いているように思うのは、

何と身勝手なことでしょう。








と、書いてはみたものの、やはりゴキブリは怖いです orz



こんな生き物です。いや、怪物?

ゴキブリは排尿しない:その優れた代謝系が明らかに | WIRED VISION

より、一部抜粋。

ゴキブリは排尿しない:その優れた代謝系が明らかに

敵意に満ちた環境を生きのびるために、ゴキブリは自らに巣食う菌さえも利用する。1億4000年の昔からゴキブリの体内に住みついている細菌、Blattabacterium(ブラッタバクテリウム)のことだ。

Blattabacteriumのゲノムを解析した結果、この細菌はゴキブリの体の老廃物を、ゴキブリが生きていくのに必要な分子に変換していることが明らかになった。いわばゴキブリは身をもって、リサイクルの力を証明しているわけだ。細菌たちのおかげで、ゴキブリは排尿する必要さえないという。

「Blattabacteriumは、すべての必須アミノ酸、さまざまなビタミン類、およびその他の必要な化合物を、限られた種類の代謝基質から作り出すことができる」と、『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)に掲載される研究論文には記されている。

ゴキブリが生きていくのに細菌を必要とすることは、すでに研究者の間で知られている。Blattabacteriumを抗生物質で殺すと、ゴキブリも死んでしまうからだ。また、ゴキブリは余った窒素を体内に貯蔵することも知られている。窒素はタンパク質、アミノ酸、およびDNAを作るのに必要な、生命に欠かせない元素の1つだが、ゴキブリはこれを尿酸の形で小分けにして体内に蓄えている。[ゴキブリではアンモニアが微量排泄されるが、尿酸は排泄されずに脂肪体内に蓄積され、窒素源の欠乏した状態に置かれると、アンモニア→アミノ酸に転用、再利用する。従って、ゴキブリは窒素を全く含まない餌上でも、半年近く生存できる]

しかし、この尿酸が貯蔵された後どうなるのか、そしてBlattabacteriumはゴキブリの体内でどのような働きをしているのかということは、これまで正確にはわかっていなかった。今回、Blattabacteriumのゲノムが解析されたことで、両者のつながりが明らかになった。この細菌は、尿酸の構成要素である尿素とアンモニアの分解酵素をコードする遺伝子を有していたのだ。さらに、そのようにして生成された分子を使ってアミノ酸を作ったり、細胞壁や細胞膜を修復したりといった代謝の働きを菌に行なわせる遺伝子も見つかった。




この記事の最後、
「ゴキブリ種のうち人間と関わっているのは5~6種類にすぎないが、残念なことに、彼らの不評が、森林に平和に暮らしている他の4900種のゴキブリたちにも迷惑を及ぼしている」
も、人間のエゴを感じさせる言葉ですね。




ちなみに、

上記「殺生」については、

とどろき(→)

に詳しく平易に解説されていますので、

長くなりますが、以下に転用させていただきます。


1.殺生とはどんなこと?

 仏教では、生き物を殺す罪を「殺生罪」といいます。私達は動物を当たり前のように食べていますが、動物たちは決して人間に食べられるのが当然とはおもっていないでしょう。どんな生き物でも、死にたくないのは同じです。人間とは何と残酷なものかと強くのろっているに違いありません。生きるためとはいいながら、私たちは日々、多くの生命の犠牲の上に自分の生命を保っているということになります。お釈迦さまは「すべての生命は平等であり、上下はない」と教えられています。人間の命だけを尊いと考えるのは人間の勝手な言い分で、殺生は恐ろしい罪なのです。

2.三とおりの殺生がある

 一言で殺生といっても、殺し方によって仏法では三とおりに分けられています。「自殺」「他殺」「随喜同業」の三つです。
 最初の「自殺」とは、自分で生き物を殺すことをいいます。世間一般に使われる、自ら命を絶つことではありません。食べるために魚や鳥を殺したり、ハチや蚊に刺されて怒りのあまり殺したり、遊びのために釣りや猟で動物を殺すことを自殺というのです。「生きるためには仕方がない」「害を与えるから」と、私たちはどれだけの生き物を殺しているか分かりません。「仕方がない」と「悪でない」ということとは全く違います。

3.自分で殺さなくても

 次の「他殺」とは、他人に依頼して生き物を殺させる罪をいいます。自分は直接殺さなくても、自分が殺したのと同じ罪だと仏法では教えられます。魚屋さんは魚を、肉屋さんはウシやブタを殺しますが、魚や肉を買って食べる人がいなければ、それらの人たちは殺生しなかったでしょう。肉の好きな私たちが肉屋さんに頼んでウシやブタを殺してもらっているのですから、肉を買って食べる私たちは、他殺の罪を犯していることになります。
 三番目の「随喜同業」とは、他人が生き物を殺しているのを見て楽しむ罪。魚や肉に舌鼓を打つのも、随喜同業の姿です。

4.深い業を持っている

 ある家で夕食の片付け中、ゴキブリが出た。「あなた、殺してよ」と奥さんが頼む。「よっしゃ」と引き受けた主人は殺虫剤を手に取り、ゴキブリ目掛けて噴きかける。泡の中でもがき苦しみ死んでいくのを、子供も一緒に喜んでいる。実際に殺したのは主人ですが、頼んだ奥さんは他殺の罪を造り、見て喜んでいる子供は随喜同業の罪を造っています。
 このように、おびただしい殺生をせずしては生きられない深い業を私たちは持っていると仏教では説かれます。すべての人がどうにもならぬ極悪にだからこそ、阿弥陀仏は「我を信じよ、必ず救う」と誓われているのです。



まとめ

○生き物を殺す罪を「殺生罪」といいます。その殺生に三とおりあると仏教で教えられています。

●自殺――自分で生き物を殺す

●他殺――他人に命じて殺す。

●随喜同業――他人が殺生しているのを見て、楽しむ心があれば同罪。

○殺生せずしては生きられない深い業を私達は持っています。